戦術は極論何でも良い

〜戦術に絶対はない〜

私の母校の部室に

「戦術に絶対はない。しかし、その戦術を信じなければ敗北する」

と書いた絵が飾ってありました。

私が高校生の時のものなので、

今あるかどうかは

わかりませんし、

少し言葉もうるおぼえです。


書店に行けば、

たくさんの戦術の本があり、

また、

戦術について話をする人が

数えきれない程います。


これは、

どこの世界でも共通です。

なぜ、この戦術を使うんだ。

なぜ、この選手を使うんだ。

と無駄な話し合いをします。

夢の中で戦い会うのはやめましょう。

日本の場合、

飛び出た選手

Xファクターを持った選手が少ないので、

誰々だったらは、

あまり考えても意味がありません。

X-ファクター:困難をぶち破り、勢いを持ってこれる特別なスキルや能力を持った人



もちろん、

戦術を知ることは

とても重要です。

知らなければ、

今の選手・チームにフィットした、

戦術を考えることはできません。


と言うことで、

ニュージーランドと

日本の戦術の

考え方の違いについて

少し触れたいと思います。

〜戦術の組み方の違い〜

大きな枠で違いを見ると

ニュージーランドでは、

選手に戦術を合わすのに

対して

日本はでは、

戦術に選手を合わせます。


なので、

ニュージーランドの試合を見た時に、

1人1人がイキイキしているように

見えませんか?


一方で、

日本の試合を見た時に

任務を完璧に遂行しているが、

窮屈にプレーしているなと

思うことがあります。


そして、

実際にプレーをしていても、

試合が楽しくて仕方がありません。

日本にいる時も

楽しかったのは

間違いありませんが、

今思うと窮屈だなと思います。


〜戦術ではなく、ビジョンとゴール〜

コーチ・ヘッドコーチを見る際に、

どのような戦術をするか聞くべきだと

言う人もいますが、

こちらコーチ側からすると、

選手の性格や得意、不得意を知る前に

戦術なんて組めない

と言うのが現実です。


しかし、

我々コーチは

こんな戦い方をしたい

こういったラグビーをしたい

と言うビジョンが存在します。


そのビジョンに近づけるために、

選手を見て、

「選手たちが最大限、力を発揮できる」

戦術を考えます。

なので、

どんなラグビーがしたいかが重要であって、

そのための手段(戦術)は

極論何でも良いと思っています。


勝つためには、

シーズン中に

戦術が変わることもあると思います。

むしろ、

変わっていくべきです。

戦術が変わると選手が混乱して・・・

だからこそ、

ビジョンが重要なのです。


〜繋がっていると信じることが重要〜

ビジョンが明確であると

今とゴールが繋がります。

戦術とは、

今とゴールを繋げるものです。

なので、

ビジョンが明確でなかったら、

もちろん、

そのビジョンには辿りつきません。

しかし、

そのビジョンに辿り着くまでの、

戦術を信頼することは

難しいと思います。

なぜなら、

インターネットが普及して、

情報が溢れかえっているからです。

なので、

今行なっていることが、

もしかしたら、

間違っているかもしれないと、

常に心が揺らぎます。


もちろん

誰も正解を用意してくれません。

誰かの真似をして、

成功する訳でも

ありません。

しかし、

この戦術を

信じることができれなければ、

日々を効率的に

過ごすことはできないだけではなく、

人生を無駄に過ごしてしまいます。

もう一度言いますが、

戦術に正解なんてありません。

失敗したら、

またやり直すだけ。

そして、

また新たな戦術を考える

そして、また

挑戦する

だから、

戦術はなんでも良いです。

しかし、

なんでも良い戦術を

一回一回、

100%信じれるかどうかが、

勝敗と人生の鍵になると考えています。

という視点から見れば、

新しい戦術を選手に合わせて試し、

失敗し、

試行錯誤が

多い海外のコーチの方が優秀ですよね。

確実に新しいことへの失敗の数が違う。








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Daisuke Matsuura

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