うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

手で触る

今日は左片麻痺の方との発見です。
この方は、発症から時間も経過し、肺炎で急性期に帰ってきた方です。
最初は呼吸に介入していましたが、先日、手が痛いとの訴えが・・・。
そこで、手を見てみると指は曲がらず、動かすと痛みが生じるような状況でした。
指を少しでも動かすと痛みが出ているので、あれこれ悩み、まずはペットボトルを持ってもらうことに。
ペットボトルだとそんなに指も曲がらず、手をフィットさせることが可能に！
そこから、モニョモニョと動かすこと数分。
指が曲がっても痛くない！
そこで、ペットボトルからタオルにチェンジして大きさを調整しながら徐々に曲げていくことに。
すると、完全屈曲までは至りませんが、指先が手掌につくくらいまでは可能に！
ヨシ！

考えてみた

指はなにかに触れることで様々な動きが生じます。
ペットボトルという硬質な物体に手全体で接触することで、屈曲だけでなく、回旋の要素も加わり、細かな動きが出現してきたはずです。
そして、様々な動きが生じることで手指にも緩みが生じ、感覚的にも手がかりがあることで、手指の緩みにつながってのでしょう！

あらためて勉強です📚