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理想のグループホームを妄想する

三連休が終わり一気に現実に引き戻される。

現在ファスティング中のためいつもより多めの水を持って通勤しているので、リュックが重くて腰にくる。交通機関ではなるべく座りたい。

今週は一日少ないことや、先週末サプライズでやってきた困難案件もあるのでお仕事モード全開で行きたい。僕の仕事は基本サプライズが多いのでその対応込みでスケジュール調整しているんだけど、今回のサプライズは大物。やる気スイッチオン。いや爆オンくらいで臨むと決めた朝。


さて本題。

今日は理想のグループホームを妄想してみる。

書こうと思ったのはコチラを聴いたから。

この放送はプレミアムリスナー限定。ちなみにアップくんパパのプレミアムリスナー価格は月額450円と超お得。雑誌どころか単行本一冊より安い。情報量はそんじょそこらの雑誌より多い。
障害とお金の情報に特化した放送なので興味ある人はまずは通常配信からでも聞いてみてくださいな。

で、ここでアップくんパパが語っていた理想のグループホームの話を聞いて、ここでは僕なりの理想のグループホームについて書いていく。


ダウンタウン構想

数年前からぼんやりと考えていた僕の理想のグループホーム構想。実現可能性も考えてなくてただ理想を大きな紙に書き連ねていただけ。もちろんそれから様々な経験や出会いを通じて変化していっているものもあるが、現状の構想について言葉で整理していきたい。

①インクルーシブ社会の本質

実は僕は今、国が定義しているインクルーシブ社会のあり方に若干違和感を感じている。ただ定義して推し進めていっていることには賛成。
まずはここについて解説していく。

インクルーシブ社会とは端的に言うと

「マジョリティ(多数派)もマイノリティ(少数派)もみんな一緒にすごす社会」

のこと。

マイノリティは心身や性的指向など多数派とは異なる人たちのこと。

もちろんみんな一緒って素晴らしいし、違いを認めようっていう風潮を作っていくには大切な活動だから、国が推し進めていっていることには賛成している。

しかし、国が思い描くゴールには正直「どうかな?」と僕は思っている。

なぜなら「みんな一緒に過ごす」人が良いと定義づけると「みんなと一緒に過ごしたくない」人がマイノリティになるから。
自分の本心とは違う気持ちを押し殺して国が掲げる方針に丸っと従うのであれば、それはこれまでの社会の在り方と大差ないように感じる。当然、最初から「受け入れない」というのは個人のエゴだから、最大限歩み寄り、理解しようとし、そのうえで思いが別れるのであれば、それはそれで尊重すべきものだと思っている。

インクルーシブ社会の本質は、マイノリティもマジョリティもない社会にすることなのではないだろうか。

と、するならば共に暮らす自由も共に暮らさない自由も必要。大切なのは共に暮らさなくても認めていること。

例えるなら、音楽性の不一致で解散したバンドが、それ以降活動のフィールドが違い一生顔を合わせることがなかったとしても、そのメンバーの存在は認めているような。わかりづらいけどニュアンス伝わります?僕としてはそんな風に思っているわけです。

②ひとつのコミュニティ

インクルーシブ社会の本質を自分なりに捉えたうえで展開するグループホームのひとつの形。それがグループホームを含めひとつのコミュニティを形成すること。

このコミュニティはダウン症のある方ないし、ダウン症のある方の家族で構成される街。

ダウンタウン(仮)

全国のダウン症のある人は約8万人と言われている。

とてつもない妄想だが、色んな問題を排除して、ダウン症のある人だけで自治体を各都道府県に作るとすると、ひとつの県平均で約1,700人規模の自治体に。
さらにその家族(両親)だけでも加えると80,000人×3で約24万人。
これを県平均にすると5,100人規模の自治体が作れる。
ここからさらに支援者が住民として増えるとなると規模はもっと大きくなる。

ちなみに5,000人規模の自治体はというと、
北海道のニセコ町
熊本県の玉名郡
などが挙げられる。

決して小さな規模ではない。

もちろん、ここに皆んなが集まらなければいけないというわけではない。同じ境遇の方同士で集まりたいと考える人が集まり、コミュニティを形成する。可能であれば居住自治体もしくは隣接する自治体に大企業など就労の可能性があることが望ましい。ダウン症があっても可能な雇用の確保。親にとっても望ましいのではないだろうか。

③同居も別居もOK

これも理想だ。旅立つ我が子に希望や感動もあるだろうが、近くにいてほしい、そばにいて欲しいという気持ちもあることだろう。僕はそうだ。
なのでその街には当事者が住むグループホームがあって、親族が住む家がある。戸建てもあればマンションタイプもあって、生活状況や考え方に応じて選べるスタイル。

④同じような時間軸を生きるから

街の店の至るところにダウン症の人が店員として働いていればなお嬉しい。スーパー、コンビニ、飲食店、花屋、パン屋、宿などはどうだろう?

ダウン症の人の多くは知的障害を持っているから、スピード遅めってことがありがち。でも同じ時間軸で生きている人たちとなら、スピードが遅くても待つことができたりするんじゃないだろうかって思ったりする。

ここに同じような特性を持つ人が集まる意味があるのかもしれないと考えながら思った。


と、まぁ理想を語るだけ語ったわけだけど
語るだけならタダだし、こうやって書いたことで誰かの目に止まって進み出すということもなくはないかも笑

僕の基本スタンスは普及啓発。

これからも
情報に関してはなるべく公平に根拠を持って
夢や理想に関しては自分の偏り全開で
現実に関しては赤裸々な思いを
書いていければと思う。

おわり。

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