今朝は快晴だった。

いつも通り寝坊し、バタバタと大急ぎで支度して外に出ると、足元にはこんもりと雪が積もっていた。

そういえば、昨日は大雪だったな。
風も強くて、職場の窓の外には雪が右から左へ降っていた。
降り殴り、みたいな表現が似合う感じだった。

それが一夜明けて、こんなにも気持ちいい晴れになるとは。

アパート前の駐車場を除雪していたおじさんに、小声で「ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ」と挨拶してみる。
ほんの少し、驚いたような声の「おはよう」にペコリと会釈をして、新雪の上を走り出す。

時計を見る。乗りたい便まで、残り3分。
私のアパートは、駅徒歩5分の物件。

歩道を除雪してくれているおばちゃんの隣も駆け抜ける。
本当はゆっくり歩いて、この天気を楽しみたいのに。

何個アラームをかけても朝起きれない自分が恨めしがったけど、それでもいつもより気持ち良い気分だったのは確かだ。

天気って面白い。
どんよりグレーの雲の日はやっぱりなんだか冴えない気分になるけど、こうも透き通った快晴の日は、自然と気持ちが上に向いてくる。

まさに、「晴れやか」な気分って感じ。

こんな天気なら、もう少しだけ頑張って、あと5分だけでも早く起きられれば良かった。

ちきしょう。

（写真撮り忘れたので、いつかの松島。北海道ですらないじゃん。嘘つきだ。）