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【韓国・釜山旅行記】美味しかったものの記録 #1

旅といえば食。
旅行と言えばご飯。
トリップと言えばグルメ。

こんにちは、こんばんは。
美味しいもの大好き。くらげもちです。

3月末に、韓国・釜山に4泊5日の旅をカマしてきました。
友人や同僚から「韓国どうだった?」と聞かれる度に、
「楽しかった」ではなく「美味しかった!」と答えている私が、その中でも特に美味しかったものをオススメする記事です。

いや、ぶっちゃけ全部美味しかったので、ほとんど食べたものの記録って感じになると思います。
でも、どれもオススメできるものだし、一年に一回くらいなら食べるために飛行機代出せるくらいの逸品たちです。

ぜひ、みなさんも飛行機代出しましょう。
大丈夫、韓国は近いので九州に行くくらいの気軽さで大丈夫です。
飛行機代も、タイミングを選べば九州より安いまであります。

ということで、それくらいオススメしたいグルメたちを、じゃんじゃんご紹介していきたいと思います。

それではいってみよう!

サムギョプサル

やっぱまずはこれだよね。
韓国と言えば焼肉、焼肉と言えば韓国。
さらに言えば、サムギョプサル!

韓国での一食目だったのだが、このサムギョプサルにありつくまでが、まぁ大変だった。
到着した日が土曜だったこともあり、夜の街はどこもかしこも人手が多く、目星をつけていた店はどこも満席。

仕方なく次の店を調べて行ってみるも、店員のお姉さんに「oh……ミニマム、スリー(3人からしか無理ですの意。多分)」と断られる。

仕方なく店を出てとぼとぼ歩くと、店の前の看板犬が賑わう店をぽつんと一匹見つめていた。
あまりにも自分の姿と重なりすぎてて、撫で回したくなった。

そこからGoogleマップ片手にそこそこ練り歩いて、ようやく飯にありつけた頃には20時半になっていた。
キョロキョロ観光しながらとはいえ、1時間店を探し続けていたと言う。寂しい話だ。

無事に入れた店はこちら。

手渡されたメニュー(ちゃんと日本語だった)を読んでいると、小さく注意事項が書いてある。

最初の注文は3人前からです。
ウソォーン?

こそこそネットで調べてみると、韓国の焼肉屋では割と常識らしかった。
なんと。一人旅に厳しい国だ。

まあ、ボヤいていても仕方ない。
幸いと言うべきか、不幸なことにと言うべきか、歩き回ったせいでお腹はペコペコだった。
せっかくの韓国なのだ、普段は硬い財布の紐も緩めていこう。

ということで頼んでみました、サムギョプサル3人前。
あとライス1人前。

震えながら待っていると、なにやら色々運ばれてくる。

キムチ、サンチュ、エゴマの葉、もやしのナムル的ななにか、グツグツの卵とじスープ的ななにか、塩やら生にんにくやら、ザーサイぽいなにかやら。

韓国の食文化として、「お腹いっぱいになって帰ってもらう」という考え方が強いらしく、飲食店ではこうした副菜が次々と運ばれてくるのが普通だと旅行中に学んだ。
しかも、こうした副菜は全て無料で、おかわり自由なのが基本らしい。

しかし、愚かにも前知識をほとんど入れずに旅立っていた私は、やはり震えていた。
えっ……頼んでないけど……お通し的なやつかな……こんなに運ばれてくるところを見ると結構値段するよな……。

またこそこそネットを調べて、これが普通だと確認する。
やっぱり旅行者として、最低限の下調べはマナーである。また一つ学んだ。

神々しい豚肉

なにはともあれ、今は眼の前の豚肉である!
満を持して登場したかなり分厚い豚のステーキは、細かい切れ込みがびっしり入っていて食べやすそうだ。

焼き網は、炭火で既にアツアツだ。
考えてみれば、一人焼肉というのも人生で初めての試みだった。
韓国でデビューすることになるとは。

恐らく4人用とかの焼き網の端っこに、せっせと分厚い豚肉を広げ、焼いている間に副菜を消費する。
炭火は相当にフルパワー状態だったようで、どんどん焼けていく。
一応豚肉だからしっかり火を通す。自身の脂でカリカリに焼けていく表面。タマラン。

肉に添えられていたハサミで、見様見真似といった感じで一口大にカットし、サンチュに巻く。
調味料がいっぱい合ってよくわからないけど、とりあえずまずは塩だけで、いただきます。

う、う、美味~~~~~~い!
たまらず米も一口。怯えながらもご飯を頼んどいてよかった。

次はこの網の上で熱されているタレで行ってみよう。
う~~~ん、なんか甘酸っぱくて、これも中々。
キムチを挟んでみるというのも良い。
あと、エゴマの葉っぱも香りが強くてなかなか豚肉と合う!

申し訳程度に肉に添えられていたキノコも、豚の脂をどんどん吸ってこれまた美味い。
私が酒雑魚じゃなかったらビールの2、3杯は軽く空いているところだ。

分厚い豚のステーキを3枚、最初はちょっと怯んだけど、なんだかんだちょうどいい量だった。
多分複数人で来て、色んな種類を楽しむのが正解だとは思う。

まあいいんだ。細かいことは気にするな。

またこそこそとスマホで調べて、韓国のことを何も知らない私に色々おしえてくれたお兄さんに「チャルモゴッスムニダ(ごちそうさまでした)」と告げて、店を後にした。

ちなみにお会計は28,000ウォン(3000円くらい)。
副菜のことも考えたら日本よりちょい安いくらいだろうか。アルコール類も日本より安かったし、大人数できたらもっとコスパよく食べれると思う。

ごちそうさまでした。

ちなみに、満席で諦めた店もご参考までに貼っておきます。


ミルミョン(冷麺)

しっかり食レポしすぎて、一食目だけで2,000文字を超えてしまった。
サクサク行こう。

2日目のお昼。
お腹にたまりすぎない、韓国感がある、日本人の好みに合いそうという高いハードルを超えてくれそうな店を探して練り歩いていた。

事前に目星をつけていたクッパ屋は、やはりというか満席だった。
まあ、韓国で2番目の都市らしい釜山駅からすぐのホテルだったので、無理もない。
大阪駅から徒歩3分の人気店に、ぽっと出の外国人観光客が並びもせずに入れる道理はないのだ。

すごすごと練り歩いていると、なんだかおしゃれな店を発見。
Googleマップで見てみると、新しい店らしく口コミ数は少なかったが、日本人の方の良さげな反応もアリ。

あんまり何の店かわからんけど、麺の写真があったし美味しそうなので入ってみるか。

通された席に座ってキョロキョロしていると、店員のお姉さんに何やら話しかけられる。
何もわからなかったので、とりあえず「フロムジャパン」とだけ言っておく。
こちとら日本人なんやぞ、韓国語わからんのやぞ、とよそ者のくせに強気な態度である。

相変わらず日本語メニューがあるらしく、すぐ持ってきてくれた。
とりあえず、この店のメニューで一番王道そうな、一番上に書いてある冷麺を頼んでみた。

絵になる

結論から言おう。

これがめちゃくちゃ美味しかった。
正直、今回の韓国旅行で一番美味しかったまである。

コシの強い麺は喉越しツルツル。
スープもやや甘い味付けで、しかも凍らせたスープ氷が浮いていてキンッキンだ。
こんなの、真夏に食べたら気持ち良すぎて頭おかしくなっちゃうんじゃなかろうか。

浮いているナッツもまた程よいアクセントで、この一杯のクオリティを高めてくれている。
ヤカンで運ばれてきたスープが逆にアツアツで、しかもなんだかスパイスの効いた深い味わい。
濃いめの味付けなのに、麺のスープと交互にごくごく飲んじゃう。

赤い味噌みたいなタレは見た目に反して全く辛くないので、辛いものが好きな方はビビンミルミョンが良いかと思う。

めっちゃ美味かった。

以前に盛岡で食べた盛岡冷麺より、正直ワタシ的には好きだった。

お値段は8000ウォン。900円くらい。

自信を持っておすすめできる店です。


当初の予定だと、食べたもの全部一つの記事にまとめる予定だったのですが、熱く語りすぎて長くなってしまったので、次回に持ち越したいと思います。

作り方を見るだけでよだれが止まらない、韓国伝統の食べ歩きお菓子。
なんかめっちゃおしゃれなカフェで食べた美味いケーキ。
きまぐれクックで見てからずっと食べたかったカンジャンケジャン。


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