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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑥【完結】

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑥【完結】


 ①フェイク野郎(筆者)HiGH&LOWを語る。

 『HiGH&LOW THE WORST』についての感想より先に、なぜこの文章を書こうと思ったのか?を書こうと思う。
 筆者はオタクとして何かを外に発言することはほとんどない。ツイッターもしない。わかりみは浅く尊くもない。それでも何かをしなければと思うだけの映画だった。

 映画は、筆者が勝手に考えていた「大人の都合」「かませ犬」「ご卒業」など

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑤

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑤

 ①HiGH&LOWの世界の外、そこは荒地の果て。

 そしてついに『HiGH&LOW THE WORST』が、前日譚『HiGH&LOW THE WORST EPISODE 0』を引きつれ、あらわれた。
 筆者は当初、見たものがまったく信じられない思いだった。

 映画は、ドラマは、HiGH&LOWは誰よりも轟洋介の話をしていた。
 轟洋介の話ばっかり、といっても過言ではない。
 そのうえ轟は勝っ

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る④

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る④


 ①二人で走る時間が永遠に続けばいい。
 ここまで読まれた読者諸兄姉は、さすがに筆者の気味の悪さに驚かれたことと思う。
 オタクはしばしば主観的な長文「怪文書」を書くが、それをそのように自虐するだけの客観性がある。しかし、これほどボリュームのある客観性なき『怪文書』は、事実として稀なことではないか? しかも、その目的は「感謝」だと言って譲らないが、感謝は何万文字読んでもはじまらないという。
 筆

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る③

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る③

 

 ①オタク、オタクがむき出しになる。

 卑怯な手段をとることさえ厭わずに自分のための喧嘩をする男、それでいて村山良樹に負けた轟洋介が好きだ。

 筆者はオタクとして、HiGH&LOWとの関わり方を大きく変えはじめていた。ついに最後の変貌を遂げようとしていたのである。それはこれまでの、自分は傷つかずに好き勝手言う批評家ヅラの立場とはまるで違う。もはや批評どころではない。迸る身勝手な感情に身を

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る②

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る②

 もうお気づきかと思うのだが、この稿の目的はHiGH&LOWや轟洋介の魅力を情熱的にプレゼンすることではない。感動の共有でも考察でもない。筆者の私的な記録にすぎない文章だ。「な、なぜこんなものを…(しかも長いな…!?)」と不安に思われる向きもあるだろうが、しかし目的はタイトル通り感謝であり、書かれることは感謝に至る道筋である。安心してほしい。

①世界はいつも難しいが、HiGH&LOWの世界はひと

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轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る①

轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る①


 ①人は皆いつかHiGH&LOWを知る。

 2016年に公開された「HiGH&LOW THE MOVIE」でHiGH&LOWを知った。

 きっかけはただたただ演者が「ハイアンドロー」というだけのCMだ。内容の紹介は一切なかった。一見さんお断りすぎるEXILEの世界が、強烈な印象を残した。
 それなのに2016年の夏には海外旅行中で家をあけていた友人の家に集まり、同士と朝までHiGH&LOW

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