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【おさえておきたい!】ROE(Return on Equity)とは何か?なぜ重要なのか?

こんにちは、全力パンダです。
今回は私が中長期投資で参考にしている指標「ROE」についてお話ししたいと思います。
資産運用を長らく経験されてきた方にとっては、
”そんなこと知ってるわ”
な内容かと思いますがご容赦ください。
それでは、チェケラ!


1.ROEを一言でいうと?

ROEは、Return(収益) on  Equity(資本)の略であり、企業の収益性や効率性を示す指標です。
”ん?なんとなくわかったような気もするけど具体的にはどゆこと?”

前提として、会社は会長や社長のものと思い込んでしまいそうになりますが、実は違うんですね。
じゃあ、誰のものか・・・Yes!株主のもの!
会社は株主の出資を受けて設立されます。
株主が出資した株主資本をもとにどれだけ収益をあげられているか表す指標がROEになります。

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2.ROEの計算方法

ROEは以下の式で計算されます。

【ROE=当期純利益/株主資本​×100】

純利益は企業が1年間に得た利益であり、株主資本は企業が株主から調達した資本全体を指します。ROEが高いほど、企業は株主から受け取った資本を効率的に運用して利益を上げていると言えます。

3.ROEの重要性

なぜROEが投資家にとって重要なのでしょうか?それは、ROEが企業の収益性や効率性を示す重要な指標だからです。

・収益性の指標: ROEが高い企業は、同じ収益を上げるために必要な資本が少ないため、利益率が高くなります。投資家は、利益率が高い企業に投資することで、より多くの利益を期待することができます。

・成長性の指標: ROEが高い企業は、収益を効率的に再投資することができるため、成長性が高いと言えます。投資家は、成長性が高い企業に投資することで、将来的なリターンを期待することができます。

・競争力の指標: ROEが高い企業は、同業他社と比較して競争力があると言えます。投資家は、競争力のある企業に投資することで、安定した収益を期待することができます。

4.ROEはどこを見ればわかる?

サイトによって位置はまちまちですが、ベーシックな指標なので代替載ってます。
SBI証券のホームページを例にご紹介します。
(7974任天堂で検索しています。)

引用:SBI証券ホームページ

黄色でハイライトした箇所が任天堂の23年3月期のROEになります。
18%の予想に対して20%という結果でした。

5.さいごに

余談ですが、私は中長期投資の場合、ROEは15%以上の企業を選ぶようにしています。
何故かって?
いろんな本にそう書いてあったから。(右にならえです。。。)

ただROEを参考にするときに組み合わせ技で参考にしている指標があります。
それが内部留保率です。

ROEと内部留保率の関係性については次回お話ししようかと思いますので、お楽しみに!



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