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全部バレてしまうねん(;´Д`)

うりもさんの企画が面白そうだったので参加させていただこう。

ちょっぴり趣旨とはズレている、ということを最初にお伝えするとともに、先に謝らせていただく。どうかお許しを。

趣旨がズレている、というのはタイトルの通り、最終的に全部バレているので全く隠し通せてもないし、時効も何もすでに刑期は終えている話しである。

ただ、「パートナーに隠れて、コソコソと」って意味でのエピソードをいくつか挙げていこうと思う。

では始めていこう。

✽✽✽

大前提として妻の基本スタンスは、
「嘘と隠し事はしないで!」
である。

これはお付き合いをした頃から一貫して言っている言葉。

とは言え、「束縛が厳しい」とかそういったことは全くない。
むしろ、よく「相手(僕)を信じてくれている」と思う。

なのにだ!

僕はこの「嘘と隠し事」が嫌いな妻に対し、隠し事を散々して、何度も嘘をついて、最終的には全部バレた。

ちなみに、どのエピソードも
「止めて!」
と言われたのではなく、
僕自身が自分から
「止める!」
と宣言したものばかり。

そのみっともない数々の悪行と裏切りを晒していこうと思う。


まずは「パチスロ」から。

①パチスロ

僕らはまだお付き合いをする前はパチンコやスロットに興じていた。妻とお付き合いをし始めた頃もまだやっていて、たま〜に連れていくこともあった。

しかし、やっぱりギャンブルって勝つことはあっても、トータルでは絶対にマイナスが多く、お金を減らす行為である。

結婚を前提にお付き合いをしていたこともあり、自ら「パチスロ止めるわ〜宣言」をしたわけだが・・・

その頃は同棲を始めた頃で、お互い仕事が夜勤、早番や遅番等があり、割と一人になる時間も多かった。

すると、宣言をしたにも関わらず、僕が夜勤明けで、妻(当時は彼女)が日勤や遅番の時は日中は一人時間。

そんな時にパチスロのイベントがある、と知ると妻がいないことをいいことに、そそくさと店に直行する日々。

そして、妻が帰るまでには愛の巣(笑)に戻り、タバコの匂いが染み付いた服を洗濯し、シレッと妻が帰る頃に「おかえり」と出迎える。

僕が夜勤明け、妻が日勤の時には、いつも洗濯が確実にされていることを不審に思っていた様子。

でも、僕はいつもしらばっくれていた。
「いや、早く洗いたいやん。」

とか言って。

そんなことを繰り返しているといつかはボロが出るもの。

ポケットから余ったパチスロのメダルがふいにポロッと出てきて・・・

「これ何!?」と。

あとはご想像通りでございます。

「自分で『止める!』って言っておいてそれはあかんやろ。なんでコソコソいく必要あるん!?」

はい、仰る通りですね。しかも、その後も、懲りずに何度も隠れてパチスロに行ってはバレて、同じ過ちを繰り返したんですよねぇ。トホホ、情けなし。

でも、そんな妻への裏切りを繰り返しながら、その後(結婚するまでには)ちゃんと止めれて、行きたいとも思わなくなった。今は一切行っておりませぬ。

では次は「タバコ」なり。

②タバコ

タバコは大学生の頃に覚えて、以降社会人になってからもずっと吸っていた。

妻も付き合った当初は、お酒を飲んだタイミングにたま〜に吸っていた。

が、妻はいつの間にやらお酒を飲むタイミングでも完全に吸わなくなった。

すごいなぁ、と思いつつ、僕はその後も吸い続けて、別に「止めて!」と言われることはなかった。

その後、同棲生活を終え、晴れて新婚生活を送ることとなる。結婚式を終えた少し後に妊娠したことが判明する。

ありきたりであるが、このタイミング(だったと思う)に例によって「タバコ止めるわ宣言」をする。

いや、本当にこの時は「絶対に止める!!」って意気込んで宣言をしている。

が、まぁその後はお察しの通りでして・・・

ふとしたきっかけで吸い始めてしまうわけで。かと言って宣言をした手前、妻には「吸ってしまった」ということが言えずに。

何とかタバコを吸っているのがバレぬように、ありとあらゆる隠蔽工作に勤しむのである。

まぁ、詳細までは述べないが、一般的によく行われる対策を講じてきた。

が、そんなことは長くは続かないもの。というか、バレずにイケると思っていた自分があまりにも軽率で軽薄である。

隠蔽工作がずっと上手くいくと段々と自分の警戒心が緩くなってきて、なぜかギリギリを攻めるようになり。仕事帰りの家の近くで吸ってみたり、義父のタバコをこっそりいただいたり、友人との飲み会の席では「酒飲んだときだけ」と友人にも嘘をついて・・・

で、なんやかんやでやっぱり匂いでバレるんよね。ちょっとした隙をついてタバコを吸って戻ってきたタイミングに妻が待っていて、「はい、どこ行ってたんかな?ハァーってしてみて」と。

一発KO。

「わかっとるよね。私の嫌いなこと。嘘と隠し事は止めてって何回言わせるん?吸いたいならそう言えばええやん。なんで隠れてするん!?」と。

もうその通り過ぎて返す言葉がありませぬ。

さらに「バレてないと思ってたん!?」とも。

マジかよっ!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
知ってたのに、見守ってたの??いつかちゃんと止めるのを信じてたのか・・・情けなし。

まぁ、そういう衝撃を食らってしばらくは本当に止めるんやけど、また熱りが冷めた頃にはまた吸っちまうんよね。で、また嘘ついて、裏切って、バレて、振り出しに。

ってことを繰り返していくうちに、どっかのタイミングで本当に止めることができた。あまりにしつこい僕の裏切りに妻を泣かしてしまったからやろなぁ。

止めてしまった今となっては、「なんであんなに囚われてたんやろ〜」って感じ。無事に完全断煙に成功した。

最後は「お酒」

③お酒

と言っても、こちらは止めたわけではない(コロナ禍に2年は断酒していた)が、こちらも散々失敗をやらかしてきた。

というのも僕はめちゃくちゃ酒癖が悪かった(今は大丈夫なはず。それは妻が言ってくれてるから保証する。)のだ。

というのも、以前はとにかくとことん酔うまで飲まないと気がすまないタイプ。

それは多分お酒を覚えた頃、友人に「だるまは普段おもんないけど、飲んだらおもろいなぁ」と言われた。

「そうか、飲んだらおもろいんや!!」

学生時代「お前、おもんないねん!」って散々言われてきた僕には最上級の褒め言葉である。

それからは飲んで、みんなと楽しい時間を過ごすのが大好きになった。独身の頃はありとあらゆる飲み会に参加していた。

そんな飲み会好きな僕も結婚してからはそこまで参加することはなくなった。その代わりに家で飲む機会が増えた。

家で飲むようになると、なるべく安く且つすぐに酔える「ストロング缶(アルコール度数9%)」にハマった。

しかもコイツを空腹の状態で、一気に飲み干すのである。すると、それこそ気持ちの良いところまで一発でキメられるのだ。

マジでヤバい飲み方。そんなことを繰り返していると、少しずつその飲み方にも耐性ができてきて、2本3本必要になる。

そうなると、やっぱり家族としてはその異常な飲み方を心配するようになる。当然のことだ。

でも、僕はそんなことを言われるのが面倒になる。ましてや、心配して止める妻に「酒くらい好きなように飲ましてくれ」と。

心配しているからこそ言ってくれている言葉なのに、「飲みすぎよ」と言われるのが面倒で、表向き1本だけ飲んでいるように見せかけて、実はトイレの棚の中や家具の見えない場所に忍ばせておいて、こっそり飲んでいた。

そんなことを続けようもんなら、そりゃあいつかはバレるもん。
続けているうちに、何かがおかしいと思われていたのだろう。

「今トイレで何しよったん?」

「えっ、あっ、いや・・・何もしてないよ。。。」

とか、しらばっくれていても、嘘なんていうもんはすぐに分かるのだろう。特にこれまでの前科が多すぎる僕の嘘なんかは妻にはお見通し。

「ホンマに嘘ついてないんやね。分かってるんやで!!」と。

その後は、上の棚に置いてあるお酒を出してきて自分で白状した。
「ホンマ、一体何がしたいん!?いい加減にしいや。誰も飲んだらあかん、なんて言ってないやん。そんなしょうもない嘘ついて、そこまでして酒飲みたいのは悲しいわ。」

そりゃそうだ。でも、お酒がないと楽しく過ごせんのよ・・・

今回もほとぼりが冷めるとやっぱりまた同じことを繰り返す。そして、またバレて妻を悲しませて。ましてや、子どもも生まれていたのに、嘘つきの飲んだくれの情けない旦那であり、父親である。

相変わらずお酒を飲んでしまう日々が続いていた。内心「お酒を止められたらなぁ」と思いながら、それでもストロング缶を飲んでしまう。

そんな時、のみすけさんの「断酒ブログ」

アレン・カー著の「禁酒セラピー」という本

これらと出会い、2020年1月4日から2年以上は断酒に成功した。

ちょうど新型コロナの影響で、飲み会等がなくなったのが僕にとって功を奏した形だ。割とこの時期に、やることがなくなってアルコール量が増えた、という人が多かったが、僕は逆にこの時期を活かして、お酒の呪縛から解き放たれた。

という記事を今ビールを飲みながら書いているわけだが(笑)

(いつお酒を解禁したんやろ?多分、子どもの習い事の先生との食事会で『久しぶりに飲んでみます』みたいな感じで、飲んだ気がする)

以降は時々お酒を嗜むようになり、今ではアルコールをコントロールできるようになった。無いなら無いでへっちゃらだし、飲み会に行っても程よく飲めるようになった。ましてや、以前はお世話になりっぱなしだった「ストロング缶」はもう無理。

妻と飲むときは「ほろよい(アルコール度数3%)」でも十分ほろ酔えるほどになった。
(ちなみにストロング缶を飲んでいた頃は3%のお酒なんて弱すぎて飲めたもんではなかった。)

と、まぁとにもかくにも妻と結婚してから嘘をつきまくってきた、こんなワタシを大いに笑って欲しい。(いや、全く笑えんか。むしろドン引きか。)

今となっては、妻と「ホンマあんたは嘘ばっかりついてたよな」と『笑って昇華(笑華( ´艸`))できるようになった』っていう話し。

基本スタンスは『嘘と隠し事はしない』なので、何かあったら話すことがほとんどなので、今は特にないかなぁ。多分w
(こんな嘘でまみれていた僕の言葉は信用ならないと思うが・・・)

そして、こんな嘘と隠し事にまみれた僕と未だに一緒にいてくれている妻には感謝しかないね♪

以上!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

楽しい企画を考えていただき、便乗させていただきありがとうございます^^



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