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我が家の山菜まつり2024

こんかいの投稿は写真が多めです。
私はPCを持っていなくてスマホで投稿しているので、PCから読んでくださる場合、写真がどーん!と出てきてしまうかもしれません…。
写真がおおきすぎてビックリさせてしまったら、ごめんなさい。

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今年もやってきました。
我が家の山菜まつり。

実家からとどく春のたより。
母が毎年、地元の産直で山菜を買って送ってくれるのです。

段ボールにギュウギュウに詰まった荷物。
いくつになっても、胸がキュッとなるものです。

「今年もおいしくいただいたよ」って伝えたいから、きょうは15時から張り切って準備しました。

料理する傍らには、水上勉氏の『土を喰う日々』を置いて。
春の山の幸でお弁当をつくる水上氏のお父さまの話や、厳しい冬を堪えて芽吹いた春の山菜への切実な想いを綴った話を思いだしながら、台所仕事をすすめます。

包丁を入れた瞬間にひろがる緑の濃い匂い。
山菜の深い山の色が、沸騰したお湯に放った瞬間、鮮やかに輝きだすのを目撃したとき。

ああ。しあわせ。
この春の恵みがもたらしてくれる幸福を真っ先に味わえるのは、台所に立つものの特権ですね。

こごみと味噌大根と胡桃を和えたふりかけ

毎年うこぎで作るふりかけですが、今年はこごみをもらったので、湯がいたこごみを刻んでふりかけにしました。

茗荷の甘酢漬け・菜花・三ツ葉ともってのほか(紫菊)の胡麻味噌和え

きょうの副菜候補たちです。
もってのほかは湯がいて冷凍していたのを(保存期間はたぶんギリギリセーフ!)使いました。
箸休めにと思っていた茗荷は、漬かりがあまかったので、あした以降に持越しです。

三品つくったうち、本日の食卓に並んだのは、菜花でした。
からし醤油和えでいただきました。

たらぼとこしあぶらは天ぷらにしたのですが、天ぷら一回きりで油を捨ててしまうのは忍びないので、大学いもを作りました。
大学いもは、お弁当要員にもなってくれるので、朝のつよい味方です。

たらぼの天ぷら
こしあぶらと椎茸の天ぷら

たらぼは、ほろりとした苦味がおいしくて、ほくっとした素朴な食感もしあわせで、今年もほんとうに口福でした。

立派な椎茸も送ってもらったので、天ぷらにして、こしあぶらの天ぷらといっしょに盛りつけしました。
椎茸も肉厚ジューシーで、とてもおいしかったです。

あとは、豚汁、うるいの酢味噌がけ、焼きアスパラ、スライストマトを食卓へ。

山の幸。
父母の愛。

乾杯。
きょうもありがとう。
あしたからも、どうぞよろしくね。

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