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日本の政府はなぜ国葬をするのか?

コロナ禍で国を挙げての行事がなかったので今回の国葬は2019年11月9日の天皇陛下の即位を祝う国民祭典以来三年ぶりの国家行事だと思います。2022年9月27日は賛否両論のまま特別な日になると思います。日本が空洞化していくようで言葉が見つかりません。意見を書きました。

安倍晋三氏国葬への意見

 自分の反対することに対してどんなに怒りをぶつけても対立を生むだけだ。それよりも対話を進め建設的に未来をつくることが必要だ。
 今回の安倍晋三氏の国葬は国会ではなく総理の判断に基づいて決定された。重要な政治判断はまず世論の合意形成を求め各党の国会議員との誠実な話し合いの上で為されるべきではなかったか。残念なことに岸田文雄首相は自民党一党独裁の風潮を加速させた。
 安倍晋三氏は安全保障関連法や特定秘密保護法、核シェアリングの議論など日本を軍事化させるような危うい政治を繰り返してきた。
 歴代最長の首相在任期間、オリンピック、暴力に屈しない、この三つを岸田文雄首相は繰り返し述べ丁寧な説明をすると言い続けてきたが、大英帝国で行われたエリザベス女王に対する国葬に比べて実績として陳腐に見えてしまうのは私の見方が間違っているからだろうか。確かに日本における安倍晋三氏の存在感は良くも悪くも大きく様々なシーンで批判を浴びながらも独自の方向性を打ち出し政策を実行していったし、「美しい国へ」はベストセラーになった。しかしこの国葬は違和感を拭い去ることができない。
 この勢いのまま自民党が活性化され党是である憲法改正、そして最悪の場合戦争のできる国になって右傾化しないか注視しなければならない。
 

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