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鍋で「ごはん」と「おかゆ」を作る方法をご紹介

今回の記事では、鍋を使って生米から「ごはん」と「おかゆ」を作る方法を紹介しています。とても簡単なので、よかったら参考にしてみてください。

はじめに

以前書いた、「料理」に関するおすすめ本をご紹介という記事のなかで、「男子厨房学入門」という本を紹介しました。こちらの本です。

男子厨房学入門

この本では、料理の手始めとして「鍋でごはんを炊いてみよう」とおすすめされていました。

記事を書くにあたり読み直した後、自分でも久しぶりに、鍋でごはんを作ってみようかと思ったのです。それから頻繁に作るようになり、今では鍋で作る事にはまってしまいました。

とても簡単で楽しいので、未経験の方にも一度試して欲しいと思い、紹介記事を書いてみた次第です。

私の道具

まずはじめに、私がお米を炊く時に使っている道具を紹介します。

ホーロー鍋

鍋は透明なガラスの蓋がついた、「ホーロー鍋」を使っています。中の状態が見えるので作りやすいです。もちろん土鍋でもステンレス鍋でも、なんでもOKです。

IH調理器

こちらは、卓上型のIH調理器です。確か、5千円もしなかったと思います。台所に行かなくても、好きな場所に置いて調理できるので便利です。

ごはんを炊く

それでは、ごはんの炊き方から紹介します。

まずお米と水の量についてですが、お米に対して1.2倍の水を入れるのが基本だそうです。つまり、お米の2割増しの水を入れる計算になります。

ここでちょっと面倒ですが、分量や単位のことを少し。

お米の1合150gです。「ml」または「cc」で表すと、180ml・ccになります(mlとccは同じ)。つまり「1合=150g=180ml・cc」です。

1合のお米を炊く場合、水の量は「180ml×1.2倍=216ml」になりますが、私は「200ml」の水で炊いています。好みに応じて、水を20mlずつくらい足したり引いたりするといいようです。

ちなみに私の方法でいくと「米:水」は、1合:200ml、2合:400ml、3合:600mlとなり、計算がしやすいと思います。

それでは、ごはんの炊き方です。

ごはん①

今回は、30分くらい浸水させた1合の無洗米を、200mlの水で炊きました。また「ヒガシマル」のうどんスープの素を半袋入れて、炊き込みご飯風にして炊いてみました。

うどんスープの素

まずは強火にして、泡がぶくぶくとなるくらいまで沸騰させます。

ごはん②

ここで10秒くらいそのままにしたあと、火を一気に弱火にします。

ごはん③

多少、ぐつぐつしている程度でしょうか。私のIH調理器では「2」に設定しています。

ごはん④

しばらくは表面がぐつぐつしていますが、だんだん表面の気泡が少なくなってきます。そして気泡があらかたなくなり、水がお米に完全に吸われた状態になるのを待ちます。

鍋底から「チリチリ」という音がしはじめたら、少しおこげが出来始めた合図です。そして頃良いところで火を止めます。私の場合は、7~8分くらいです。

そして、そのまま10分ほど蒸らせば出来上がりです。

ごはん⑤

お米は30分~1時間くらい浸水させた方が、ふっくらと炊き上がりますが、浸水させなくても炊けます。

ちなみに米1合にスープの素が半袋だと、味が薄かったです。

おかゆを炊く

次は、おかゆの作り方です。

まずお米の量ですが、私は生米50gくらいで作っています。1合が150gなので、3分の1の量ですね。はじめは半合でおかゆを作っていたのですが、ちょっと量が多かったです。

水の量ですが、おかゆは何倍の水で作るかによって、名称が変わります。

米に対して5倍の水で作ったものは「全がゆ」と呼ばれます。ホテルなどで出てくる、比較的水分が少ないおかゆのイメージでしょうか。7倍の水だと「七分がゆ」10倍の水だと「五分がゆ」と呼ばれます。今回は、いつも作る「七分がゆ」を紹介したいと思います。

さて水の量ですが、米1合(150g)は180mlなので、1食分の50gは、3分の1の60mlになります。60ml×7倍の水で、約400mlの水を使う計算です。

ちなみに半合で作る場合は、90ml×7倍の水で、約600mlの水の量になります。

それでは、作り方です。

おかゆ①

こちらが無洗米50gに対して、水の量が400mlの状態です。今回は、米を浸水させずに作ってみました。

おかゆ②

蓋をして、中火で沸騰させます。強火でなくても、大丈夫です。

おかゆ③

沸騰したら弱火にします。この時、鍋底にお米がひっついてしまう事が多いので、しゃもじなどで混ぜておきます。

ここからは蓋を少しずらして、弱火で炊いていきます。

おかゆ④

12~13分ほど、経ったところです。だいぶ、おかゆらしくなってきました。途中で状態を確認するために、少し混ぜてみても問題ないです。

おかゆ⑤

そして、約25分ほどで出来上がりました。

今回はお米を浸水させていないので、蓋を使ってじっくり炊きましたが、浸水させていれば、蓋なしで約20分で出来上がります。もちろん、蓋を使ってゆっくり作っても大丈夫です。

赤しそなど

私は、「ゆかり」や「黒ごま」をかけて食べたり、

味噌汁の素など

味に飽きたら、「お茶漬けの素」や「出汁入り味噌」を途中で入れて炊き、おじやのようにして食べたりしています。

もちろん梅干しや佃煮、塩こんぶなどで食べるのもいいですし、鶏がらスープの素などを入れれば、「中華がゆ」にもなるようです。

鍋で作る「ごはん」と「おかゆ」の紹介でした

ごはんを炊く時の注意点としては、あまり少ない量で炊かない方が良いと思います。ある程度お米の量がないと、鍋底にひっついたりするので、1合以上で作るのがおすすめです。

おかゆは、子供の頃、あまり好きではなかったのですが、最近は美味しいと感じるようになりました。おかゆにするとお米の甘みがより感じられ、また胃腸にも優しいので個人的にはまっています。

またネットで検索すると、作り方のページがいろいろ出てくるので、そちらも参考にしてみてください。

ちなみにおかゆの作り方は、こちらのページなどを参考にしました。

作り方を文章で読むと大変そうに感じるかもしれませんが、実際はとても簡単にできます。

もし興味がありましたら、是非一度試してみてください!


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