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この社会のいろいろなこと

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私たちの暮らす社会への思いを何だかんだ書いています
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光と闇

光と闇

ある一つの仕事を、10人のチームで成し遂げようと、取り組むとする。
その10人は、それぞれ人生の経験をバックボーンにして、別々の考え方があるから
意見や主張はくいちがうだろう。

いろいろな人の考え方があって
「それは受け入れられない」と対立する。

自分の意見が正しいと思ってしまうから。
みんなで一生懸命に取り組めば、より良くしようとすれば、揉めて当然だ。

けれども
「皆が成功させたいと思って

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成人2022

成人2022

今日は駅まで歩くと
スーツや和装の新成人が沢山いた。

出勤の通り道にある成人式会場の、周りの広場や空間が、ロープで閉鎖されているのを初めて見た。

なんでや?
新成人がたむろしないように閉鎖していると、立ち入り禁止の下に書いてる。
行政は警戒しているようだ。

それ以上に驚いたのは、立ち入り禁止とはされていない、会場の出入口前に父兄がたむろしていた事だ。

お母さん達が、沢山いた。
1人きりのお

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幸せになる方法

幸せになる方法

幸せになる方法
それがあるとすれば、私は「理解すること」だと思う。

理解するほど、幸せに近づく。

理解の方法は様々だろう。
経験を通すひとや、読書や見聞を通すひと
人との関わりもあれば
虫との関わりだけで幸せに到達することもあろう。

極めて多くの人が「不幸」に陥るという、人間関係を例にとると
ひとはみな自分のことしか興味がない
という理解は役に立つ。

マンションの階段で、部屋の真下の住人と

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床を肯定する

床を肯定する

私は朝シャッキリとは起きれずに、すぐに重力に負けて床にへたりこんでしまう。

頭を天井に向けることはあきらめ、重力に逆らわず寝たまま体操をして、ゆっくりと血を巡らす。

ヨガや瞑想、入浴が欠かせない朝のルーティンで、自分のコンディションを整えるために毎日かなり時間をとっている。

けれど時間をかけたとしても、その後もふとするとへたりこんでしまうんだ。

重力のままに、どべっと寝っ転がった私は思う。

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8月8日

8月8日

大阪市内から原付バイクで南方へと帰る。
バイクに乗るのは月に一回もないから
背筋も伸びるし運転に集中する。

目の前に続く、広い道路
左右には工場、商業施設
灰色に占められた視界から
4、50分も走ると
アスファルトに東からの強い日差しを遮る影が揺らめきだす。

涼しげな影に心が落ち着くのを感じる。

大きな木々がどんどん近づく。

道路を走る灰色の視界へ、緑色が占められてくる。 

公園と同じよ

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進撃最終巻発売によせて

進撃最終巻発売によせて

進撃の巨人のラストを読んで、満足した。

(まだ読んでいない人はこれから先、内容を伏せておりませんので自己責任でお読み下さい)

せっかく長期間楽しませて頂いたので
ラスト付近では、ネットでリアルタイムに一話ずつ購入しながら、臨場感もって読ませてもらった。

私の『非論理的、感情的』に生きる女性脳に納得できる終わりかたで
つまり、幸福感が味わえたというか
ハッピーエンドと捉えたいうか

苦さや悲し

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40代隠居

40代隠居

江戸時代
40歳は初老と言われ
家業を若者に譲って引退し
自分の好きなことに没入した、という。

当時の商人のあいだでは、40歳で隠居するのは極めてあたりまえの「跡継ぎを育成するための知恵」だったらしい。

えらく賢い生き方だなあ、と40代の私はおもう。

日々の生活におわれて、いま価値のあることにしか関心を持たない生活からの、卒業。

唄でも
絵でも
俳句でも
そうやって文化をどんどん広げていっ

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自由の刑

自由の刑

「公園がすき」が、noteのオススメに記事に載ったらしく、スキとフォローの爆増にビックリしました。

この機会に、自分の好きな事をどちゃっと書きたいと思います。

公園の話とぜんぜんちがうやーん!

人間は自由の刑に処せられている
だから苦しい。

ベーシックインカムのような
富の再分配を議論しているのを聞く。

「ひろゆき」さんが言うように

60代で、ガン治療により莫大な医療費をかけるよりも

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公園がすき

公園がすき

北北西に曇と往け
という北欧アイスランドが舞台のマンガで

日本と同じく、アイスランドは温泉の湧く火山の島国であるのにも関わらず

荒涼とした草原がどこまでも広がる
『色』や『質量』が薄い土地が描かれていた。

景色の描写が印象的なマンガだった。

日本と同じ島国で
火山国であるアイスランドは
けれども
そこは「地」の生まれる場所
つまり地核プレートの発生場所であり

そのプレートの「地」の終着点

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構成はゆるやかに変わる

構成はゆるやかに変わる

いつも使わない駅のトイレで電車の乗り継ぎの合間に用を済まそうとしたら、おばちゃんが先に並んでいて、身ぶりで「満室よ~」と言う。

ああ、とスマホの時計を見て、トイレが空くのを待つかどうか、ホームを振り返って顔を戻すと、おばちゃんがニッコリと「キレイな服ねえ~」と言ってくれ
「有り難うございます。えらい所で誉められましたね」と笑うと
「いやあねえ~!コロナ!どこへ行くにも気をつかう!もういい加減にし

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ビル・ゲイツは言う。ニワトリを飼えと。

ビル・ゲイツは言う。ニワトリを飼えと。

オタキング岡田斗司夫さんが話していた、ビル・ゲイツの貧困層への援助の方法を紹介したい。

これは、ビル・ゲイツが1日2ドルで暮らす貧困層へのアイデアを答えている記事のようだったが、自身で実際に行ってもいるらしい。

支援にはニワトリが良いとビル・ゲイツは答えた。

それは、鶏を育てるのが簡単で、エサも少なく道端のものをつついて食べて育つこと。
メンドリ5羽から3ヶ月で40羽にもなり、1羽5ドルで売

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朝ごはんと国家予算とお父さんへの愛について

朝ごはんと国家予算とお父さんへの愛について

朝ごはんを食べているときに思い付いて、自分で笑っていたのですが

日本政府は、お父さんなんですね。
で、お父さんは借金があるから、苦しいと言うのです。
私たち子供に口酸っぱく言います。
おまえたち、もしもお父さんが働けなくなったり、死んだりしたら、兄妹ひとりあたり800万円の借金になるんだぞ。だから、無駄使いしないでお金を貯めなさい!

私たちは、ゾッとします。

けれども、実は…
お父さんがお金

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豊かさのなかで暮らす作用・反作用

豊かさのなかで暮らす作用・反作用

木は、切って燃やしてもまた成長してくれる、循環エネルギーです。なんだか電気とガスを使う私たちには、うっかり忘れてしまう資源ですが、現在でも発展途上国の多くのエネルギー源は、石油や石炭でもなく木材であると聞きました。

以前私が読んだ本では、ロシアから天然ガスを買っている小国が国民の意思決定により、国の殆どのエネルギー供給を、豊かな森林から賄えるよう仕組みを整え、エネルギーをロシアに頼ることから脱し

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