映画「人生フルーツ」http://life-is-fruity.com/ を観た。
しかも奈良の大好きなカフェ「工場跡事務室」http://kojoato.jp/wp/cafe/ で。

最近ダンケルクやらエイリアンやら関ヶ原やら…毎週と言っていいほど映画を観ているが、その中でも群を抜いてよかったし泣けたし印象深かった。
お二人の人柄はもちろん、樹木希林のナレーションもさらに色を添えいていて抜群に良かった。何ならあと3回ぐらい観に行きたい！

団地開発に携わるような優秀でエリートな修一さんとその奥様の英子さんご夫婦のお話なのだが、なんと素敵でなんとかわいくなんと穏やかでなんと楽しそうなことか！
丁寧な暮らしをご自分達の思うように、納得いくようにされているだけなんだろうけど、いろんな事が温かく目から鱗で何かいろんな場面で泣けた。今も思い出すだけで鼻の奥がツーンとするぐらい。
自然体で穏やかなんだけど、これは譲らないというブレない芯とこだわりがあるからこそ、観る人の心に響くのだろう。
自分自身こんな生活はできないだろうけど、こういう丁寧な生き方はほんと大事だと思うし、年齢重ねてきたからこそ見える良さ深さをものすごく感じた。

めちゃめちゃ共鳴を受けたので、会場で販売されていた本も購入。
「ときをためる」というワードがテーマなのだが、なんと美しい言葉なのだろうか。
お二人のセンスの良さが随所に詰まっていて、本当に素敵だしほっこりします。

インタビューされたのを書き起こされたもののようだけど、文面から優しさが溢れ、日常の写真も温かく優しくて。お二人の人柄生き様がきちんと凝縮されているような印象だ。
まだ読み終えてないけど、読み終えたら新たに何か気づきがあるかなと楽しみ。

普段SNSやらネットに溺れているけど、お二人の生き方を見ると、それって本当に必要？もっとシンプルに生きられるんじゃないのか、と疑問に思えてくる
もちろん便利だし世話になっているし、今更完全には離れられないのだけど、もっと賢い付き合い方があるんじゃないの、ネットに毒された生活を少し改ようという気になっている（といいつつここで書いてますけど）。

話は変わって。
今回上映会があった「工場跡事務室」
今年で8周年だそうで、周年イベントとして上映会が行われたのだけど、どの回も満席で追加上映が決まったほどで、やっぱり関心が高いんだなぁ。
工場跡好きな人なら、もれなく好きそうだけど(笑)。

店主さんが1月に京都でこの映画を鑑賞、自分たちのポリシーと同じだしぜひ皆さんにも観てもらいたいと企画されたそうで、工場跡で観るからまたさらによかったんだろうなぁという感じがすごくした。
そして事前予約で、上映後にランチがいただける事になっていたのでカフェへ移動。

用意されたのは「パストラミサンドイッチセット」で、通常メニューと同じみたいだけど、映画観たあとの豊かな気持ちのまま丁寧に作られたランチがいただだけて、つばた夫妻と工場跡がリンクされたとても満たされた素晴らしい時間が過ごせた。何という幸せ！こういうのが本当に幸せなんだろうなぁとしみじみ。
台風直撃で開催が危ぶまれていたけど、まさかの晴れ間。神様も味方してくれたに違いない！
でも翌日はmaho-robaのお弁当が用意されたようで、それも食べたかったと悔やまれますが(笑)。

ネットで情報収集も大事だけど、これからもこういう時間を持てたらいいなぁ
丁寧な暮らしを考えるきっかけが持てたらいいなぁ
いろんな意味でブレない生き方が模索できたらいいなぁと思うのでした。

たまたまと思うけど奈良はそういう事を感じさせる場面が多い！
やっぱり奈良は魅力的だし奥深いしめっちゃ好き♡
もっと奈良と深く関わっていきたいです。