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「インターネットほど便利な物は無い、けれどもインターネットは万能では無い」

今、世界中の人達に「あなたはインターネットを使用していますか」と聞いたら多くの人がはいと答えると思う。
大昔、人が情報を伝える手段は人力しか存在していなかった。
そして初めて電気を利用した通信手段である電話が日本で使われたのは今から110年位前からになる。
そしてインターネットという存在が生まれたのが今から30年くらい前になる。
今では当たり前のように誰もが利用しているインターネットではあるけどその歴史は浅い、学生の時にはまだ存在していなかったという人も多いはずだ。

そんなインターネットではあるけれども便利なのは事実である。
誕生したばかりの時ならいざ知らず今のインターネットでなら大抵のことはできてしまう。
そのため誰もが利用して頼ってしまったりする。
映画が見たいな、インターネットで見られる。
勉強がしたい、インターネットで問題を解いたりして勉強できる。
お金の振り込みがしたい、インターネットで振り込みができる。
買い物がしたい、インターネットで買うことができる。

このように「データのやりとりで行える事柄」であれば大抵のことが可能なのがインターネットだ。
だから私は「万能に近い道具」と思っている。

私自身色々な情報を調べたり買い物をする時に利用している、便利で手放すことのできない道具だ。

最近などは自分に掛かってきた身に覚えの無い電話番号を検索したりしている。
キャンペーンの誘いの電話、詐欺の電話などであれば大抵はネット上に書かれているため検索すれば見つけることができる、そのため面倒ごとを回避することができる。

このように自身の身を守ることにも使えたりすることもある。


ただし、どこまでいっても「万能に近い道具」であり「万能な道具」にはならないと思っている。

データのやりとりでは学べないことや経験できないことがあるからだ。

例えば美味しいラーメンのことについて検索してみたとする。

麺の太さ、スープの味、具材についてなど、詳しく書いてあり味の評価についても詳しく書いてあるとする。
それを読めば大体の味は想像ができるという位くわしく書かれているものもあるから大抵の人はそれで満足すると思う。
けれどもどこまでいっても完全に理解できることはない、本当に味を理解するにはやはり自分で食べるしかない。

データのやりとりでは経験は伝えきれない。
やはり直接見聞きして触れなければ分からない事もあるのだ。
そうでなければわざわざ長い距離を移動して素晴らしい景色を眺めたりはしない。

とはいえインターネットが素晴らしい物というのは変わらない。
私が言いたいのはインターネットでもできないことは存在している、理解しきれないことはあるということだ。

それを勘違いしたために酷い目に合う人も多いのでそういうことが減って欲しいと思っている。

ネット上でやりとりをして信用できる人だと思い信用したら詐欺師だった、などという話は数え切れないほどある。

便利な道具はすぐに悪用されやすい、その代表がインターネットだと私は思う。

正しい情報が存在していれば間違った情報もある。
プラスになる物、マイナスになる物、世界中の大抵のデータが存在していて関わりよう使い方次第では簡単に破滅する怖い面もあるのがインターネットだ。

ここまでなんでもできることからただの道具というだけでなく一つの世界とも言えると私は考えている。

かつて私自身インターネットという世界で痛い目にあったことを今でも憶えている、なので迂闊にインターネットという物を過信したりしないように言い続けているのだ。

実体験によるものだから間違いない。

インターネットはその怖ささえ理解していれば問題ないと思うのでどんどん利用していって貰いたい。

これからますます発展していく世界だと思われるし当分廃れると言うことは無いはずだ。

私なりにインターネットの最大の問題について考えてみた。

その1 現実感が少ないため他者のことを考えずに好き勝手な行動をする人間が出てくる

インターネットの世界は現実では無い、そのため何をしても許されるし問題にはならないと思い込んでしまう人がいて他人に迷惑を掛けるという出来事がよく起きる。

これは半分正解で半分間違いと言える。

確かにインターネットの世界で物を壊したりしても基本的には罪にはならない。
けれどもその行動が名誉毀損、個人情報の流出、金銭的損害などの「現実の世界において被害、損害をもたらす行為」の場合は違法となり罰せられる。

どのような場所であって他者に明確な被害を与えてはならない、そういうことだ。

その2 なんでもできるという自由さのせいで悪事も簡単にできる

意図的に誰かを攻撃する、詐欺を働いてお金を巻き上げる、などなど。

悪用する人間も沢山いるのがインターネットの世界だ。

興味本位で色々な所を見たり覗いたりしていたらウイルスを拾ってしまったなどと言うのもその一つと言える。

だからこそ他人の行動にもインターネットの世界自身にも気をつけないとならない。

自分の身は自分で守る、そうしないといけない場所と言える。

その3 なんでもかんでもデータでのやりとりをする場所なのでデータが全てと言える場所である、ただしそのデータでのやりとりこそがくせ者である。

データはどうとでも扱うことができるものです、遠くへの送信、コピーして増やす、いじることで変化させる、ネット上に保存してあるデータをダウンロードできる、など。

このようにデータを好きに扱うことができるので便利ではあるけど、自分以外の人もデータにそれができるので何をされるか分からないというわけです。

これら3つの事についてなんとかなるならインターネットの世界は完璧な世界と言えるでしょう、でもそう簡単にはいきません。

なので利用する私達が気をつけていくしか有りません

被害を与えること無く、逆に受けることも無くインターネットを活用していってほしいものです。

そして最後に一言

インターネットの世界はどんどん変化をしていっているので今日常識だったことが明日は非常識になっている、という場合もあります。

そのような変化にも気をつけていくことにしよう、自分達自身のためにも

以上。







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