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【基礎ゼミレポート】ラ・ボエシ『自発的隷従論』#06 閑話休題的に、ほとんど映画の話をしていました。【ソトのガクエン】

こんにちは、ソトのガクエンの小林です。

前回、7月4日(火)基礎ゼミは、『自発的隷従論』の33ページ「習慣としての隷従」から読み進めました。が、1パラグラフだけ読んで、あとは映画の話を中心に、雑談し続けてしまいました。一応、話に出た話題についてお伝えします。

以前、僕が最近みて面白かった映画として、「ロブスター」を参加者のMさんとともに紹介したところ、参加者のYさんが興味を持たれ「観てみます!」と仰っていたんですが、どうもロブスターとザリガニを間違って、まったく別の映画である「ザリガニの鳴くところ」を見ながら、聞いてた話と全然違うと思いながら最後まで観たという話をされていて、爆笑しました。

Yさんは、いつになったらザリガニに変身するんだろうと思いながら「ザリガニの鳴くところ」をずっと見続けていたそうです。(ちなみに、その後、「ロブスター」も見られたようで、こちらも「いつロブスターになるんだろう」と思いながら見ていたそうです…。たぶん裏切られましたね。)

ちょうど僕も「ザリガニ~」をみたところだったので、映画の内容的にけっこう端折っているというか、あわただしく終わる感じがするという話をしたら、参加者のOさんが、この映画の元になった小説も読まれていたそうで、小説版の方はもっと緻密に描かれていて、もっと感動的、映画ではちょこっとしか出てこない論点が、けっこう重要なものとして出てくることについて教えてくださいました。小説版の方がはるかに面白いそうです。映画版は、ただひたすら男たちが酷いという感じばかりが目立っていましたが、小説も読んでみたいですね。

この話題から、原作よりひどい映画作品の話(デイヴィット・リンチ版の「DUNE」)、児童文学の映画化の話(「ネバーエンディングストーリー」)、80年代のちゃちいCGの映画ほど臨場感があり面白かった話(「グーニーズ」「グレムリン」)等々、皆さんと大盛り上がりで話しているうちに時間が来てしまいました。
……次回は頑張ってラ・ボエシのテキストを読みましょう!

次回は、7月11日(火)22時から、『自発的隷従論』33ページ「というのも、どんな人間でも~」から読んでいきます。

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