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夕刊を読んで感じたこと

昨日の夕刊からの続きです。

2023年4月28日 (土)夕刊 3面

①「斜影の森から」  福島申二さんのコラム
『木を殺さず 桜男と坂本龍一さんの遺志』


 この文章がなんとも味があるというか、
しんみりと音楽を聴いたあとのような、
落ち着いた気持ちになりました。
 

 「桜男」
桜を植え続け、水上勉の小説「櫻守」のモデルになった。
 坂本龍一氏が訴えていた「明治神宮外苑」
映画「木を植えた男」は、こちらもひとり黙々と木を植え続けた羊飼いの話。

 昆虫学者ファーブルの話も書いています。
日本の山林で働く人が
「自分たちは木を倒す、切るとは言わない。木を寝かすと言うのです」
と話すのを聞いて、樹木への畏怖と情愛を思うとのこと。

【私の感想】
 木や桜や森や山、公園、街路樹。そこに生きている虫、鳥、動物。
それらがもたらす落ち着きは人を和ませ、
自然に対する畏敬の念を抱かせます。

そして、それがどこかに追いやられたり木が切られたりすると
元には戻らない焦燥感を感じます。

それは仕方がないことなのでしょうか
どこかで止められることなのでしょうか。

やはり人間は大自然の中で「生かされている」のだと思います。


②映画の話をいくつか


 見てみたい映画がありました。

「せかいのおきく」

時代劇だからこそ可能な表現がある。
 監督:阪本順治 出演:池松壮亮、寛一郎、黒木華

「ヴィレッジ」

「膿と闇 日本そのもの」
 プロデューサー:去年亡くなった河村光庸が硬質な社会派作品に果敢に挑戦した。思想や政治を娯楽化してみせる希有なプロデューサーだった。
 監督、脚本:藤井道人 出演:横浜流星、黒木華

【私】
黒木さん両方に出ている。
映画は(わりと)安くて深い。
読書やテレビと同じで、教養か娯楽か。娯楽だけでもOkだけど。
深い思いもしたい。

一度映画館に行くと、予告編をやっていて、
「ああ、見たいな、見にこよう」と思って、なぜか行ったためしがありません。

新聞には載っていないですが、「宮沢賢治の父」が何となく面白そうです。
それと、スラムダンクが、絶対面白いんだって。
 

③鶴竜親方の角界見聞録


 新しく始まりました。
鶴竜は「2001年に初土俵。14年71代横綱 21年引退」だそうです。
【記事から】
 角界では一つの型を持つべきだと言われるが、それは身体が大きい人が言うことで、
自分も含めて身体の小さい人は何でもできないと勝てない。
 入門時70キロなく、DVDに残っている取り組みは全部見た。
でも、参考にはするけど、まねはしない。
自分にできることは何かと考え、合ったものを取り入れた。

【私の感想】

 努力されたのですよね。
力士の、努力や鍛え方とか考えていることとか、
もっと発信しても良いのじゃないでしょうか。

あまり語らないような気がしますが、どうなんでしょう。
けがが多いとか、モンゴルばかりとか言われますが、
相撲は面白いですよね。

あるお年寄りは、場所が終わると大相撲ロスになるそうです。

「昨日の夕刊から」でした。
私はなんでこんなにこだわるのでしょうか。
新聞は鮮度が命。
今日の朝刊もあるのですが、
明日が来ます。
明日の新聞とともに。

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