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アメリカ生活#18 化石大好き!!

 実は化石が大好きです。コレクションと言うほど立派なものは持っていませんが、いくつか紹介したいと思います。

 洗面所には、魚の化石アンモナイトを飾っています。どちらもアメリカに住んでいた時に買ったものです。どこで買ったか忘れましたが、どこかの自然史博物館のミュージアムショップか、ネイチャーショップみたいな店だったと思います。魚の化石は、ディプロミスタス(Diplomystus)の化石です。図は私が持っている実物とは違いますが、ほぼ同じものです。ディプロミスタスは日本では、北九州市などで見つかっています。

 ディプロミスタスあるいはディプロミストゥスは、現在のニシンやイワシの遠い親戚にあたる、ニシン目の淡水魚の絶滅した属にあたります。1877年にエドワード・コープが属を確立して命名しました。コープはいわゆる化石ハンターで、絶滅した脊椎動物の新種の属を1,000以上も報告しています。また、生涯に発表した科学論文の数は1,200を超えています。このコープとオスニエル・マーシュとの間で繰り広げられた化石の新発見競争は、化石戦争として知られています。

 恐竜の骨(?)というのも、一つだけ持っています。如何にも怪しげな”恐竜の骨”は、アメリカのどこかのお土産屋で買ったものですが、パッケージにはトリケラトプスの絵が描かれています。しかし、どの恐竜の、どの部分の骨かについての説明はなく、本当に恐竜の骨かどうかも分かりません。

 買い損ねた化石を思い出すことがあります。それはアメリカのどこかのミュージアムショップで飾られていた三葉虫でした。大型の三葉虫で、30センチくらいはありそうでした。綺麗にスクリーニングされたその三葉虫は、レジの壁の上の方に飾られていました。私の見間違いでなければ、500ドルの値札が付いていました。5,000ドルなら最初から手が出ませんが、500ドルなら無理すれば購入可能です。随分悩みましたが、結局諦めました。

 あの時買っとけばなぁ・・・、と時々思い出します。後悔先に立たずです。


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