島の「基幹」産業、サトウキビ
南の島は農地面積が狭く、一面に広がる農作物の畑の風景はあまり目にしない。それでも奄美市内から空港に向かう途中(龍郷/笠利)にサトウキビ畑が道の両側に見える。奄美大島は毎年幾度も台風に直撃されるため、農作物の生産が難しいという地理的特徴がある。サトウキビは温帯で育つ作物であり、強風に対して比較的耐える力がある。そいう意味では、サトウキビは奄美大島にとって重要な作物と言えるかもしれない。
私たちは、サトウキビをそのまま口にすることはあまりないのだが、サトウキビからつくられる砂糖(