最近、「腐植酸」というキーワードをよく耳にしますよね！

実は50年以上農家さんにご活用されている”アヅミン”こちらの資材について触れていこうと思います。

腐植酸苦土肥料「アヅミン」

地力増進法に基づく”腐植酸質資材”と肥料取締法に基づく”腐植酸苦土肥料”としての認定を受けた資材

先日、道南地区での展示会に参加させていただいたのですが、

”もちろん知っている！”　”袋の色ですぐわかる！”

などおっしゃっていただきました！

👇👇　展示会の様子　👇👇

会場では、より多くの農家さんが資材に触れていただけるようにアヅミン、アヅ・リキッド413のサンプルを配布させていただきました。

また、来場された方に楽しんでいただくために・・・

アヅミン”１０００ｇ”ぴったりチャレンジ！

と題して、スコップで肥料をすくってどれだけ１０００ｇに近い重さにできるかというゲームも実施しました！（感染対策を講じた上、実施しております！）

ためしに私がやってみたところ・・・

なんと！！

９６４ｇ！！

意外と好記録でした！笑

楽勝じゃ～ん！

と思っていましたが・・・

参加された農家さんがたたき出したのは！

なんと！！

１００２ｇ！！

ニアピン！！笑

１５～２０粒取り除いてみたら１０００ｇになりました。

農家さん、さすがです・・・

完敗でした！！

といった感じで、1000ｇに近いほど景品が良くなるという感じで行いましたが、来場された農家さんの多くが手に汗握る（ほんとか？）熱い戦いの場になりました！

2021/11/30

さて、本題ですが！

”腐植酸”と一口に言っても、様々な土づくりや健全な作物づくりに欠かせない効果をもたらします！

腐植・腐植酸とは簡単に、枯葉や枯草などの有機物が小動物や微生物などにどんどんと分解されていったものの総称を腐植物質といいます。

腐植にも、その特性によって　”フミン酸”や”フルボ酸”など分類されていくのですが、その話は次回以降触れていこうと思います。

アヅミンの原料となる”亜炭”を硝酸で酸化分解し生成しているため、水溶性が高く、作物に素早く効果をもたらします。

腐植酸苦土肥料　”アヅミン”　を施用することで以下のような効果が期待されます！

①土壌中に固定されたリン酸を可溶化

土壌中を大きく移動しないリン酸は金属類と結合したり、土壌中で過剰となりがちで、実は作物が吸えているリン酸はその一部なんです。そんなリン酸分を可溶化し、土壌中に堆積するリン酸を吸収を促します！

②土壌のリン酸固定を軽減

主に金属類と結合することでリン酸は土壌に固定されてしまいます。そのため、肥料を施用する際はリン酸を多めにいれる傾向がありますが、腐植酸が鉄やアルミニウムとキレート結合することで新しく投入するリン酸が土壌に固定されづらくなり、作物に活用され易くなります。

③根の活性を高める（発根促進）

腐植酸が根を刺激して発根を促進します。根張りが良くなることで養分・水分吸収が良くなり安定的な生育が期待できます。また近年、高温・干ばつなど気象条件へのストレスが多くかかり収量を落としてしまうことが起きていますが、根張りが良いことで作物へかかる非生物的ストレスへの抵抗性を高め、収量減を食い止める効果も期待できます。

④肥効を高める

土壌はその性質や降雨の影響により、肥料分が流亡していきます。作物が養分を吸う前に流亡してしまい肥料ロスや欠乏症などの発生の原因となってしまいますが、「アヅミン」には肥料分をつかまえておく力があり、作物の生育に寄与します。

⑤腐植酸補給の面でとても優れており省力化が図れる

アヅミンには腐植酸が50%含まれているので一般的な堆肥１ｔに含まれる腐植酸量を30～40kgで補うことができます。

腐植酸は作物の根を刺激し、微生物の活性を高め、土壌環境をより良いものに変えてくれます！

土づくりにおいて”堆肥”はとても大切な資材です。
もちろん、堆肥の持つ効果はこれらだけではなく、物理性も改善したり、微生物のエサという点では土壌の多様性を高める一つの重要なものですので、アヅミンは堆肥との併用がお勧めです！

良質な堆肥が手に入らない、作業的に堆肥を施用する時間がない、堆肥を畑にまくための作業機がない、住宅に近いまたはハウスの中に堆肥を入れるはちょっと・・・

でも土づくりはしたい。

という方にはうってつけの資材です！

デンカのアヅ・シリーズ！最強なのは”アヅミン”ですが、コスト面でなかなか・・・という方もいらっしゃいますよね。

作物な健全な生育の為の”根張り！”の効果を期待するなら液肥タイプの”アヅ・リキッド413”をご活用ください！

購入されるところで前後しますが、500倍希釈時では200円程度のコストになります！（１０aあたり）

”発根促進”の効果ということで、春のスターターとして育苗期又は萌芽後すぐの施用が多くの生産者に効果を実感をいただいているところです！

アヅミンもアヅ・リキッド413も圃場の一部区画などで比較してみたい！試してみたい！というご要望があればお応えできます。

コメントでも”Ｆａｃｅｂｏｏｋページ”からのDMでもいつでも大歓迎です！（北海道在住の生産者さん限定となります）

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今回の記事は、営業の日野西（ヒノニシ）が担当しました！

デンカ株式会社札幌支店では、Ｆａｃｅｂｏｏｋページで道内での生育調査等の様子をお伝えしています！ぜひフォロー・イイネお願いします！

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■プロフィール

日野西（ヒノニシ）３1歳

担当地区：オホーツク、胆振、日高、函館方面

〇略歴

道内ＪＡ職員として、農業資材の販売・営農指導経験後、共済事業へ異動し計６年間勤務。退職し、広告代理店業に２年従事した後、デンカに転籍し現在に至る。