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夢を実現した保育士から電脳交通へ~異業種からのチャレンジ~【徳島で働く人たち vol.2】

2023年度、電脳交通にはおよそ32名の正社員が新しく仲間に加わりました。様々なバックグランドを持つ彼らの中でも、ひと際目立つ キャリアチェンジを遂げたメンバーに、電脳交通との出会いや目指すキャリアついて話を聞きました。


プロフィール

Communication Center事業部 PCC推進セクション
板東 千香(ばんどう・ちか)

2015年、新卒で徳島県内の私立保育園に入社。「記憶に残る保育士になる」という思いから、リトミック指導者、離乳食アドバイザーといった資格を活かしたユニークな保育スタイルを確立。2023年4月、電脳交通に入社。Communication Center事業部 PCC推進セクション所属。

「記憶に残る保育士」という夢を抱いて

「幼稚園の担任の先生が大好きで、その楽しかった時代のことを今も全部覚えています。『記憶に残る先生になりたい』というのが幼い頃からの夢でした」

徳島県内の保育園に入社後は、趣味でもある音楽を活かしたリトミック指導や、手作りおもちゃの保育など、子どもたちに日々全力で向き合っていました。「生の楽器に触れる」をテーマに、ギターを取り入れた保育は、参観日で取り入れることもありました。一方で、同じクラスの同僚の中で一人だけ独身ということもあり、保護者が担任である自分を飛び越えて、子育て中の先輩保育士に離乳食について相談する…という悔しい経験から、離乳食アドバイザーの資格を取得するなど自己研鑽を重ねていきました。

意外なスキルが電脳交通で花咲く

理想の保育士像を追いかけて8年、「保育士としてやりたいこと、やれることはやりきった」。そんな思いで、次のチャレンジの場を探しはじめた板東の目に留まったのが電脳交通です。「日経ビジネスに連載されていた電脳交通の記事を読んで、近藤社長の人柄に惹かれました。経営者というのは、どんなときでも方向性を変えないイメージがありましたが、近藤社長は常識にとらわれず、素直な方だと感じました」。

当初応募したポジションは購買事務でしたが、2度目の面接で提案されたのが、「コールセンター事業部 PCC推進セクション」でした。
PCCとはPartner Call Centerの頭文字をとった造語で、電脳交通に委託を希望するタクシー事業者様の配車業務を、電脳交通のシステムを導入している他のタクシー事業者様やコールセンター業務を専門とする企業(以下パートナー)様にて受託いただく(再委託)ビジネスモデルです。2023年11月現在、全国各地6拠点にてPCCが稼働しています。

コールセンターの様子

「面接でPCCの概念を図で説明していただいても、実際の仕事のイメージが湧かなかったのが正直なところでした。『PCC』とネット検索しても出てきませんし(笑)。面接では後に同じ部署で働くことになる大村さんから、『元保育士と聞いた時点で一緒に働きたいと思っていた。まだ言葉が話せない子どもたちとコミュニケーション取ってきた経験は、電脳交通のサービスを知らないお客様に説明するPCC推進セクションの業務に通じるものがある』と伝えてくださったのが印象的でした。その言葉に、私にもできることがあるのかもしれないと思えました」。

右:板東さんの採用面接を担当した大村さん

パートナー企業と共に成長するために

板東が担当する主な業務の一つが「パートナーの管理と指導」です。パートナー企業に所属するオペレーターへの研修では、配車システムの使い方指導や蓄積してきたノウハウの提供のみならず、電脳交通のコールセンターが大切にしてきた「お客様の真の要望に応える」、および「要望に応えるだけではなく真の成功を提案する」という行動指針を丁寧に伝えます。

「オペレーター用のマニュアルづくりや研修においては『素人目線』を大事にして、私自身が入社研修を受けていたときに『理解しやすかった』『深い理解につながった』と感じた部分を取り入れるようにしています。
電脳交通には、年齢や社歴に関わらずに発言しやすい、意見しやすい環境があります。経験が少ない私のアイデアを『それいいね』と取り入れてもらえることもあり、やりがいを感じます」。

持ち前の明るいキャラクターで板東のまわりはいつも笑顔で溢れています。同じチームのメンバーからも「パートナーやタクシー事業者との関係づくりが上手い」と評価されています。
「自分からボケたりツッコんだりしているうちに距離が縮まっている感はあります。幼少期から母に『オチのない話をするな』言われていた英才教育が活きているのかもしれません(笑)」。

そんな板東が今挑んでいるのが、パートナーに向けて「こんな研修をしてこのレベルまでいったら一人前のオペレーターであるといえる指標」を策定して提供することだと話します。「明確な指針があれば、オペレーターのクオリティコントロールがやりやすくなりますし、研修の型がある程度決まると、管理者の負担も減らせます。また、6拠点ある電脳PCCそれぞれの成功事例を他拠点に共有することで、PCC事業全体が安定して成長させていけたらと思います。さらに、PCCで挑戦して成功したことを直営のコールセンターにも横展開することで、自社サービスの向上にも寄与したいです」。

入社後思い出の1枚

コミュニケーションセンター各拠点(徳島・福岡・岡山)のユニットリーダーが全員徳島に集結して、私的にはアベンジャーズな写真だと思っています!♡ 貴重なショットです!!


最後までお読み頂きありがとうございました。
電脳交通は、事業拡大と今後の徳島における正社員・アルバイト採用強化のため、本社オフィスを徳島駅前・アミコ東館6階へと移転しました。電脳交通でのお仕事に興味を持った方は、ぜひサイト採用サイトもご覧ください。

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