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「あなたと一緒にやりたい」

誰かとなにかを一緒にやる、ってお互いの
「あなたとやりたい! やりましょう!」
という純粋な気持ちが無い限り、難しいのかもしれないなと思う。

もちろんビジネスの面では、お金を稼ぐという面では、そこまでの思い入れが無くとも一緒になにかをする、ということだらけだ。
でも、そこに思い入れのようなものが無いと、すごく上澄みだけさらった、何か不穏な出来事があったらすぐに壊れてしまうものになる、そんな気がするのだ。

同じ目標、例えば、
「こんなお店を作りたい」
「こんなイベントをしたい」
「こんな商品が作りたい」
そこに向かって、同じ方向を向いて走っていける仲間。
同じくらいの温度で関わってくれる仲間。
そんな人達がいると、すごく心強い。
仲間がいないと、なかなか一人ではうまく回っていかなかったりする。
一人で出来ることって、案外限られている。

でも、その同じ目標に向かって走ることが出来る、というだけではなくて、
「この人と一緒にやりたい」
という思いがあるかどうか。
「あなただから一緒がいい」
という気持ちを相手に抱けるか。
それこそがさらに重要なんじゃないか。

誰だって、嫌いな人と一緒に仕事なんてしたくないから。

仲間探しをするときには、
”似たような目標を持っているか”
を軸にするよりも、
”この人が好きかどうか"
で究極決めてしまっていいと思う。

お互いがお互いの補完できる部分を探して助け合えばいい。
好き同士ならきっと助け合える。
たとえ、向かう先が違ったとしても。
たとえ、直接的な助けにならなくとも。

同じ目標に向かって走っているだけの間柄だったら、途中でなにか起こった時、とたんにその関係は壊れていってしまう。
もしも途中で目標が変わってしまったりしたのなら、最悪その関係は解消されて「以後、会うことはありませんでした」なんて事態もたくさんある。
けれど、 ”この人好きだな” というところから始まった関係は、そもそも目標が変わろうが関係ない。
だって好きだから。
「この人と一緒がいいんだ」って思っているから。
”あなたと一緒にやりたいな” の関係は、だから強いと思う。

仕事仲間でも友達でも、やっぱり根っこにあるのは好きかどうかですよね。

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