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うつ病患者が、アートに触れてきた。

先日、六甲ミーツアートという現代アートの祭典に行ってきた。昔からアートを見る・触れることはとても好きで毎年行っている作品。秋口に開催されるが、行く時期にいつも悩むのだ。暑いことが苦手である僕。六甲山とはいえ気温が25℃近くあると六甲山周辺を散策する気力すら湧いてこない。しかも今はがっつりうつ病だ。ということで、長袖1枚でちょうどいい、11月4日(木)に行ってきた。

着いたらまず、六甲山のロープウェイの近くで腹ごしらえ。カレーを食した。景色もいい。そりゃ、カップルが夜に六甲山の夜景を観に行くのもうなずける。

今年はコロナ禍の影響もあったのか、作品数も少ない気がした。ただ、それでも芸術に触れることで心が休まったと思っている。また、普段自然と接することもない都会っ子なので、自然に触れることもできてよかったと思っている。7月頃から引きこもってしまい、今年の夏が暑いのはわかっていたものの、視覚から秋を感じることができた。


気がつけば、晩秋が近付いている。街にもハロウィンが終わり、すでにクリスマスソングが流れているショップもある。M-1も徐々に漫才師が絞られてきている。本当なら春夏秋冬でやってくる仕事内容のことを考えるのだろうけれど、自然と考えることは少なくなってきている。これはいいことなのだろうか。

さあ、このうつ病はいつまで続くのだろうか。最近は少し開き直り、傷病手当金の期限までに治ればいいと思うようになりつつある。うつ病経験者ならわかっていただけると思うが、朝起きたら、その日が死にたい衝動に駆られたり、頑張ろうと思える。いわゆるルーレットでその日の1日が決まっているような感じだ。

来週はどのような日を送っているのだろうか。これからどう生きていくか怯えているのか。それとも1日でも楽しい日々を過ごせているのだろうか。六甲山を散歩し、芸術に触れた心の充実感に近い日が1日でもありますように。いくつか作品の写真を載せておこう。関西の方なら是非一度六甲ミーツアートに行ってみてほしい。

このnoteを見て六甲ミーツアートに行こうと思う方は少ないだろうが、緑色の服を着ていくと自然と同化してしまうので要注意である。

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