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妊娠39週目、夫婦2人だけの時間もあと少し #妊娠の記録

出産予定日まであと1週間。日を追うごとに動けなくなる自分を感じつつ、今まで以上に動いてくれる夫のサポートに感謝する毎日を過ごしている。

39週目の健診で、それまで何度か±になっていた尿蛋白が初めて+になってしまった。血圧は今のところ問題なく、先生には「腎臓に負荷がかかってきていてあまり良くないので、来週からは出産させる方向に持っていきましょう」と提案された。次の健診は出産予定日だったけれど、その前にもう1回来てほしいという。

次の健診では、噂の内診グリグリもやるらしい。夫に卵膜剥離について説明したら、ビビったみたいで、お腹に向かって「内診グリグリは痛いから、その前に出ておいで」とお願いし始めたので思わず笑ってしまった。「先に陣痛がきても痛いから変わらないんじゃない?」と突っ込んでおいたけど、どっちが先になるかな。

その2日後は、夫がいちごのショートケーキ作りに挑戦することになっていた。趣味でもないのに、事あるごとにお菓子を作ってくれる夫。できあがった後は、ケーキと一緒に2人で記念撮影して、淹れたてのコーヒー(私はデカフェ)と一緒にペロリ。見た目は少し不格好だけれど、私好みの甘さ控えめなショートケーキだった。

人生で一番うれしおいしい夫のショートケーキ

自由を謳歌していた独り身の頃は、他の誰かに合わせて生活するなんてとても信じられなかったけれど、夫と付き合い始めて以来、2人で過ごす時間が何よりも大切になった。どこに行くにも2人で行くのが楽しいし、2人でいればどこで何をしても幸せだった。

お腹にいるベビーに会うのはもちろん楽しみだけれど、夫婦2人だけの毎日がいよいよ終わろうとしていることに寂しさも感じる。夫との2人の時間を噛み締めながら、そして3人になる家族の景色を想像しながら、残り少ないマタニティライフを過ごしていく。