法律って”難しい”ですね。被害者であるのにもかかわらず、言わば「泣き寝入り」など、不利益を受けたままで終わってしまうのはやり切れません。
　たとえ第三者的な事例であっても、感情的でなく冷静に本質思考したとしても、腑に落ちない展開は少なからずあるようです。

　👇の長寿番組はお馴染みかもしれませんが、この中で紹介されがちな事例がネット記事になっているのを見掛けたので、その興味深い内容について読み進めてみました。　

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『私有地への無断駐車に腹を立て、鎖で出られなくしたらどうなるのか』 --- 下記リンク先の具体的内容をご覧頂く必要はないのですが、このnoteページ画面上で見えている表題の内容の通りで、懸案についてはパッと見で掴みやすいですね。

　で、本稿の掲題からも推測されやすい通り、

無断駐車で迷惑を被った方がむしろ悪者になりかねない

という法律的説明が展開されています。

《2021年7月9日に掲載されたもの～
いずれリンク切れになるかもですが載せておきます》

「どうなるのか」以降の概要を引用しますと

◆「自動車が出られないようにされたと訴える」と逆ギレされた
◆無断駐車することは土地所有権の侵害なので自動車の撤去を請求できる
※もし無断駐車で損害を被っていればその賠償も請求できるが、実際には損害がいくらになるかの証明は難しい
◆ただし、自動車の移動を禁じる権利はない
※他人の自動車を占有することになり、自動車所有者の権利を侵害する不法行為になる
◆出したいのに鎖で塞いで自動車を出させないという妨害行為になるので、自動車が私有地を違法に侵害していることになるか疑問～相手に賠償の請求はできなくなる
◆逆に、自動車の持ち主が代替手段で移動して費用がかかったら賠償請求され得る

・・・　ね？泣き寝入りでしょ？　

　ただ、当該「法的見解」を示してくれた弁護士の方は、最後に上手く括っています。

自動車が自由に出られない鎖の設置ができるのですから、これからは、その鎖で無断駐車を防止してはいかが？

　この例から学び得ることはやはり、
【法律によって守られる】のではなくて、
【論理性の深さ】でもなくて、
結局は【世渡りの上手さ】になってしまうのかな…
　という、なんだか後味の悪いものでした。

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　昔住んでいた所の話。
　元・農耕地を整地しただけの月極駐車場を借りていました。

　それが、神社へと続く道路に（駐車場の敷地がではなくて個別駐車枠が）面していて、鳥居の場所から数十メートル手前なのですが、出入口のところの公道上に違法駐車されがちなのです。つまり、出庫もできなければ、帰還時に入庫も出来なくなるように「塞がれる」という停められ方。

　田舎の小さな神社だからこそ、なのですが、然るべき駐車場も無く、手前の方の、道路が少し広めになっている所…心理的にそうなってしまうのでしょうか、悉く”ターゲット”にされるという場所。
　ただ、参拝等の用事はすぐに済むので駐車時間が短いことがほとんどで、少し待っていると戻ってきて移動されます。

　むしろ神社以外の来訪者に停められた場合には非常に困惑します。
　どかされるのがいつか、見通しが立てられるはず無く…

　想像してください。自分が何かの用事で急いで車で出掛けなきゃならない時に塞がれていたら…
　あるいは帰還時。入庫できないからと言って自分の車を路上駐車して警察に取り締まられたら…

　なので、「やられたら」警察に通報するしか手立てが無いんです。
　でも、

時間の浪費は大きいです。

　ちなみに、警察に、「（上記の事情で）困っているから、どかすべくレッカー車手配して！」には応じてくれません。何度も通報したのですがその対応方針は例外なく、でした。
　ナンバープレートから所有者を調べ、電話を掛け、呼び出す…それしかされない。もし連絡がつかなければ延々と待たされる😱

つまり、

どのような展開であっても泣き寝入り

①『この道端は駐車場だから駐車禁止』ともっと目立つように書け、という警官ばかりですが、書いていても構わず停める輩だからこうなるのだ、という認知が無い👮

②迷惑駐車両の前側に、（前述記事のような鎖ではなく）カラーコーンを置いていたところ、逃走的に発進した者がその存在に気付かず破壊されたという副次的被害も受けたことあり…

昔の、身近な事例を思い出しました😓

⇒さらに明日の《後編》連想展開へと続きます🙋

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