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例外運用を許容するデザイン

 〔規定〕〔規格〕〔慣習〕〔ルール〕…類義語や連想語はいくつかありますが、ここでは「スタンダードな取り決め」のことを指して、以下続けます。

 何かしらの「事情があるから」ということで「取り計らい配慮」を施すと、それはつまり「〔例外〕として許容する」ということになります。事案によっては「ルールを逸脱する」との表現に近くなることもあるでしょうか。

 商取引相手に対して頑なに〔決まり〕を貫くと、「融通が利かない」と信頼を失いかねないため、バランスを保ちつつ”落としどころ”を探ったりしますよね。
 これは同じ社内の別の部署間においても、それがもし、妙な”甘え”に基づくものであったり、”立場”の違いに基づく発言力等の行使が絡んできたりすれば、全体として迷走しかねません。関わるのは”人”なので、ギクシャクしてモチベーションや創造性の低下をもたらしがち…という副次的シナリオは少なからず起こり、さらに困ったことに【潜在的で察知されない】という特徴も孕んでいるので厄介です。
 なので、そのような場面では適切な本質思考が必須となります。

 『三権分立』ではないですがそれに似た概念を適用し、互いの”暴走”に歯止めをかけるために監査的な部署を設けたりするのはありがちな施策。
 でも、常に中軸に置くことを意識すべき必須要件とは、
・コンプライアンス遵守
・顧客の信頼確保
・品質維持
・生産性向上
・サステナブルな成長
・ES(従業員満足度)確保 ※順不同🤣

であるわけです。

 何も”折れた”(≒他部署の提起に寛容的になった)からといって、そこの管理者の評価が落とされるとかではないため、保身的に拒絶するような態度は本質を外しているわけです。総合的に評価をし、成長要素を見い出して持続可能な進化が”企業の存続”には必要。
※月並みな語句を使ってしまうなら「やらない理由を並べるばかり」

 

 革新的アイデアや新たな工夫デザインを踏み潰す/他部署の努力成果を頭打ちする ような〔固執〕マインドに寄ってしまっていませんか?

◆パンデミックを経験し、仕事ぶり・体制/体系等や働き方は充分に進化しましたか?結局、平成期のようなマインドに帰結して”元の木阿弥”な仕事レベルになっていませんか?
◆そのままで同業他社との競争に太刀打ちできますか?
 いや、AIの世の中ではもはや、相手は”同業”ばかりではなくなりましたよ?

 その【〔知識〕のみでこなす業務】の有意性が、令和の時代も確保されるとまだお思いですか?世間を見ましょう。その思考スタイルやスキルで凌げてきた時勢がまだ続くとでも?
 【”身内”が生み出した新たな着想への批判】が得意(第三者の共感を惹く展開も)で立派👏かもしれませんが、せめて、先進している人たちがもたらし得る《成長ブレイクスルー》を阻害するような”邪魔”はしない方がよい、のでは…

権力や発言力の鍛錬よりも本質思考力を💪


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