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北海道でワーケーションしてみた話

Manebi開発部のPM、Tと申します。
Manebiに入社して3年目、主な担当業務は保守チームのスケジュール管理、追加機能の仕様策定、技術的な質問の窓口などです。
さて、この記事でご紹介するのは、技術とは全く関係のない「ワーケーション」についてです。

Jさんの記事でご紹介頂いた通り、自分はmanebiに入社して以降、7月〜9月の上旬くらいまで北海道に滞在してリモートワークしています。
北海道に滞在する理由は主に

  1. 関東と比較すると遥かに過ごしやすい。

  2. 食の楽しみがある。

  3. 休日に自分の趣味を満喫できる。

の3点です。

1. 北海道の気候について

近年、北海道も夏に30度を超えることが多くなりましたが、それでも関東と比べると平均5度〜10度低いうえ、蒸し暑さがあまりないです。
夏の日中でも日陰にいればそれほど暑さを感じません。よほど暑い日でなければ、風力弱めで扇風機かけたり窓を開ける程度で十分でした。

小樽行きフェリーから撮影した日の出。7月の朝ですが気温は15〜16度くらいでした。

なお、曇りや雨の日は8月でも最高気温15度(!)という事もさほど珍しくないので、服装には注意が必要です。
夜はたいてい20度前後まで気温が下がるので、寝苦しい夜は滅多にない(むしろ寒く感じることもある)、というのが夏の北海道の気候です。
仕事・生活環境として快適、というのが北海道に滞在する理由の一つです。

2. 食の楽しみについて

食べものに関して、言うことが無いくらい充実していました。
帯広に滞在してましたが、名物の豚丼や六花亭・柳月といった菓子屋など、そこにしかない名店が多数あります。

帯広の名店「ぶたいち」さんの豚丼。ボリューミーです。
北見のクリシュナさんの名物「流氷カレー」。青いですが味はカレーです。

関東や東京と比べると、飲食店もスーパーもお値段は1割〜2割程度安い印象です。
なお、平均的にボリュームが多いので、少食の人は注文時に気を付ける方が良さそうです。

3. 休日について

オートバイツーリングが趣味の自分には、夏の北海道は最高の場所です。
家から1時間くらい走るだけで有名なツーリングスポットや、美味しいと評判のお店に行けたり。

夏休みだけでは回りきれなかった場所や店にも足を運べるので、自宅では考えられないくらいの休日の充実っぷりです。
車などの移動手段があると、格段に楽しみが広がります。

ナイタイ高原牧場からの眺望。晴れると最高です。
北竜町のひまわり畑。歩いて一周すると20〜30分くらいかかる広さです。

なお、朝夕は結構な頻度で鹿が道路に飛び出してくるのでご注意を。タイトル写真の鹿は森の中で遭遇 (数メートルまで近づいても逃げませんでした) しましたが、鹿に車やバイクがぶつかった、という話はよく耳にします。

実際ワーケーションしてみてどうだったか

自宅以外からリモートワークを行ってみて、とても困ったな…ということは全くありませんでした。普段は出社が必要な用事が発生しない、という仕事の特性もあります。
平日の営業時間は仕事して土日祝に休む、という自宅と同じ生活をしていたので、変わったのは働く場所だけ。結局短期間引っ越したようなものです。
自分の場合、自宅で生活しているよりもむしろ生活リズムが整い、運動量も増える、という好循環でした。
仕事仲間と直接顔を合わせられないのが唯一の欠点でしょうか。

日本一敷地面積が大きいパン屋「麦音」さんの庭。時々リスが出てきます。

manebiでワーケーションする場合、セキュリティを担保するため、鍵のかかる個室で作業する事とモバイルwi-fiの利用が必須条件です。
宿泊施設にはたいていフリーの共用wi-fiがありますが、セキュリティ面を考えるとプライベートでないwi-fiが利用できないのはやむなしですね。

自分の場合、モバイルwi-fiの通信量は1ヶ月でおおよそ50GB前後でした。同じようにモバイルwi-fiを利用する前提なら、それなりの通信費負担を覚悟する必要があります。
長時間のオンラインMTGが複数件入っている日は1日で通信量が10GB近くになったので、オンラインMTGの多い人は通信量に注意が必要かも知れません。
なお、GoogleMeetは単位時間当たりの通信量がZoomよりも多いという話もあるので、可能ならZoomを利用する方が良さそうです。

最後に

一般的にワーケーションするには会社の許可と滞在費という2つの条件をクリアすることが一番難しい、と思われます。
manebiの開発部の場合は積極的に自由な働き方を推奨しているので、非常にすんなりと許可が下り、是非行ってきてください、というお話まで頂きました。
仕事環境さえ整えば場所は問わない、というスタンスです。
年末年始は関東から離れた実家からリモートワークしていた社員もおりますし、海外出身の社員の皆さんは、今年の夏は里帰りして仕事する、というお話もちらほら出てきています。

気分も変わる、気候的に体への負担が少ないので仕事しやすい、食も充実、休日に自分の趣味を満喫できる。自分にとってワーケーションは大きなプラスでした。
環境を変えて仕事すると普段とは違う刺激が得られるので、結果的に色々な好循環が生まれた、というのがワーケーションした結果です。

これで今年の夏も北海道で仕事するための十分な言い訳ができたと思うので、今年も5月あたりから準備に取り掛かりたいと思います(笑)

熊はめったに出くわさない…はず。

お知らせ

2023年3月現在、manebiではエンジニアを積極的に募集中です!
本社の遠隔地で仕事をする、という事はmanebiの開発部ではごく当たり前に行われています。現在も海外にお住まいの方にお仕事をお願いしています。
遠隔地にお住まいなら基本リモートワークです。出社を要請される事はありません。
東京近郊に住んでないから仕事はちょっとなあ、とお思いの方、もしmanebiの開発のお仕事に興味をお持ちでしたら、ぜひ弊社採用宛にご連絡ください。
https://www.wantedly.com/companies/manebi

宿泊してる部屋から撮った夕焼け。


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