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リコリスが咲く時。

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形而上麗慈の詩集。
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記事一覧

夏の日

どれくらいあれから経っただろう?
吹き荒れる真夏の通り雨
息をするのも苦しくて
涙を噛み締めて天を見た

そんな夏の日

いつから私は生きてくだろう?
人生の終わりはどこにある?
息をするのも苦しくて
涙を噛み締めて天を見た

そんな夏の日

夕暮れ空に君を見た
後ろ姿が悲しくて
息をするほど生きてると
涙が止まって天を見た

そんな夏の日

行くれ知れずの君がいた
後ろ髪には惹かれずに
息をする

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Kiss xxxxx

キスしてよ ここに居るから忘れないで
よくあるlove songじゃなくて 私を見つめて

春がきたね 貴方はもう違う景色見てる
さようならじゃなくて 抱きしめてよ

ハイウェイを駆け抜ける車の中のハンドルに全てを賭けていた
いつもなら知らないふりをしてた、貴方がいたから私が居るの

キスしたら 終わらない夜が明ける気がして
よくあるlove songの終わりに 終止符を

春がきたね 貴方はもう

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贖罪の日

春になって行く 最初の日
残酷な事をした 私の罪は消えず…。

この喉を切れば私の罪は消えますか?
どれだけ自分を痛めつければ答えは出るの?
私が生きてるのが償いだって気づいた時、世界は変わった。

突然の出会いが全部変えてしまった。
残酷な事をした私の罪は消える?

この喉は歌うために残しておくべきですか?
カミソリを捨てて、生きていけばいいですか?
わかってるわかってる、気づいてたけどわかって

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フレグランス

君の街へと移り住んで 誰も私を知らないから
辛い思いも消えて行ったよ 誰も私を知らないから

眠りながら君を思い出す いつものフレグランス
短くした髪も何も意味はない コロンで紛らわす

この街は、冷たくて 流行りの歌も聞こえない
この街は、冷たくて いつもの歌も聞こえない

眠りながら君を思い出す いつものフレグランス
短くした髪も何も意味はない コロンで紛らわす

いいんだよ、このまま消えてい

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飴玉

同じ景色を見て育ち 離れていった君
知らなかったよ 君のこと何一つ
いつものようにタバコよりも ボトルガムがいいと言ったね
それだけかな 知ってたことは君の

生きていたいよ 生きていたいよ
消えたくないよ 消えたくないよ

ギターのピックが持てなくなって
コードが押さえれなくなって
乗り越えて見せるからきっと
乗り換えるしかないじゃない

同じ景色を見ているよね? 離れていったけど
いつものよう

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crying

涙が枯れるまで泣いて ずっと貴方しか見えなくて
涙が枯れて ずっとそばで笑っていたくて
声が聞きたい、それだけの為に生きてきて
沢山悲しみを忘れてきたの また逢える日を心の支えにして

crying ただ強く生きてたくて
crying 繋いだ心は多分離れない

生きてることが貴方の支えになれるなら ずっと貴方しか見えなくて
涙することなく 貴方の姿が見えるようになって
辛くて悲しみを忘れてきたの 

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Crushed spider

I was cut a spider's thread and I was sadly stepped on by a passerby and died.
Am I wrong?

I was asked only for my body
Can I live?

In this dirty world, it's hard to breathe and I still have chest

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forget you not

雨が止んで曇り空の街 あなたはもういない
傷つけあって 離れてしまったけど
いつか会えると信じていた

お願いだから嘘だと言って 忘れられない
それを知った人 瞼をはらして泣き続けた

雨が止んで曇り空の街 ひしゃげて落ちている傘
やっと貴方のところに会いに行ったよ
手を合わせた時あなたの笑顔が浮かんだの

明日はきっと晴れてるから初めてあった日の様に
雲が切れて晴れた空、あなたは飛び

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stigma

傷痕を撫でて そのまま引き裂くの
あなたがいればそれでいい 泣きながら
あなたの名を呼ぶ

逢いたいと叫んでは 泣き疲れて眠るの
満月が揺れる夜 泣きながら
あなたの名を呼ぶ

生きているのになんであなたに逢えないの?
生きているのになんで
叫んでは引き裂いて

聖痕(stigma)にナイフ
照れ隠しの愛撫
オートマチックの夜
消えた満月

生きているのになんであなたに逢えないの?
生きているのに

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クエスチョンマーク

辛くて辛くて希望なんてない!
あなたは死のうと思ったことがありますか?
生きて死んで歳を取りたくない!
あなたはビルから飛び降りたことがありますか?

いつも同じことの繰り返しでさ。
堂々巡りみたいな気がしてさ。
だけど振り返ると霧が晴れたみたいに
なる時があるから諦めちゃいけない

辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて
生きて死んで生きて死んで生きて

最後は何が見えますか?
あなたは何を

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Angel

閉ざされた道を歩く 私は、迷える天使
誰にも愛されなくて 孤独だけを知ったの。
棘のある言葉で 全てを壊して生きてきた
でも、愛されることを知ったから戻れなくなった。

生きていくのは苦しいの
冷たい真夜中の雨に打たれて

私を繋ぎ止めるのはあなた
きっとあなたの為に生きていくの
私はあの時天使になった
でも、生きていくのは苦しいの。

いつの間にか道は開かれた 雨は刺さるように痛くて

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絶望の唄。

何も信じられないよ
生きていても仕方ない
私は、ゴミ
生きてても仕方ない

気付くのが遅すぎたよ そこには何も無い
気付いたら何が変わる?それは君次第で

何も分からなくなるよ
生きてても仕方ない
私は、クズ
生きてても仕方ない

それから変わっていくよ そこには何かある
気付いたら何か変わる それは君次第で

いつもより何かが楽しくて
いつもより何かに夢中になり

それから変わっていくよ そこに

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歪んだ空

お父さんの手が 私の首を絞めた
お母さんは帰ってこない 寂しいよ
歪んだ空を見つめて一人で泣いた
孤独しか知らない私にできたのは他人という仲間。

ここには何も無くて、傷ばっかりだったけど
何時か変われる日を信じて生き延びてきた

お父さんを、ある日突然拒絶するようになった。
お母さんを、ある日突然見捨てるように消えた。
歪んだ空が晴れ渡って、光が指してきて
信頼出来る人をやっと信じられるようにな

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君には届かない

誰がなんと言おうと 薄汚れた君が好き
誰が否定しようと この道は終わらないよ

私には、傷とか希望とかあるのよ
馬鹿にしないで

誰がなんと言おうと薄汚れた君が好き
誰が否定しようと この道は終わらないよ

私には、傷とか希望とかあるのよ
馬鹿にしないで

2回繰り返したけど、君には届かない