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南米ベネズエラの田舎メシ

中南米の料理といえばメキシコ、ペルー、ブラジルあたりが有名です。ベネズエラ料理と聞いて「これでしょ!」とピンと来る人はあまりいないでしょう。東京にもベネズエラ料理屋は一軒もありません。

この記事では、知られざるベネズエラ料理を写真とともにご紹介します(だいぶ抜けているので随時更新します)。とりわけベネズエラ東部(南米3位の大河であるオリノコ川や世界最大の落差をもつエンジェルフォールがあるダイナミックなエリア)の田舎メシを中心に!

きょうはセマナサンタ(聖週間)ということで、セマナサンタの食事から。ちなみにキリスト教徒はこの期間、「赤い肉」(豚肉、牛肉)を食べることを避けます。イエス・キリストが人類を救うために磔刑に処されたのに、これ以上の血(赤)を流さないために、というのが理由です。

Pastel de babo(パステル・デ・バボ)。ワニのミートパイです。バボは、オリノコ一帯に生息する小さなワニのこと。鶏肉のような味がします。
Morrocoy guisado con arroz y plátano(モロコイ・ギサード・コン・アロス・イ・プラタノ)。カメとご飯と調理用バナナのプレート。モロコイとはオリノコ一帯に生息する小さなカメのこと。モロコイの肉をトウガラシやニンニク、トマト、タマネギ、クミン、オレガノ、コショウなどで味付けしたもの。オノトという赤い木の実を色付けに使います。

これ以外だと、アルマジロやイグアナなどもセマナサンタの定番料理。

次は日常の料理です。

Pabellón(パベジョン)。ベネズエラを代表する定食といえばこれ。ご飯に、カラオタ(豆。ベネズエラ以外のラテンアメリカ諸国ではフリホールと呼ぶことが多い)、カルネ・メチャダ(割いた肉)、揚げたプラタノ(調理用バナナ)が付く。素朴でやさしい味。毎日でも食べられます。
Pabellón con aguacate(パベジョン・コン・アグアカテ)。パベジョンに、アグアカテ(アボカド)を添えたもの。最高です。
Parrilla(パリージャ)。肉を豪快に焼いた料理。ベネズエラ以外の多くのラテンアメリカ諸国ではアサドと呼ぶのが一般的。肉をたらふく食べたいときにばっちり。
Quesillo(ケシージョ)。プリンみたいなデザート。

次はクリスマス定番の料理。

Pan de jamón(パン・デ・ハモン)。ハム(ハモン)のパン。クリスマスのシーズンには各家庭でこれを焼いて食べます。お手軽。とてもシンプルな味。ちなみにベネズエラ料理はシンプルな味が多くて毎日食べても飽きません(タイ料理のように刺激は強くない。タイ料理は毎日食べるのはけっこう大変ですから)。
パン・デ・ハモンを焼いているところ。
Plato de navidad(プラト・デ・ナビダッド)。クリスマスのプレート。右奥にパン・デ・ハモン、左奥にhallaca(アジャカ)が載っています。アジャカもクリスマスを代表する料理で、トウモロコシ粉の中に肉などの具を入れて茹でたもの。最高においしい!

とりあえずこんな感じです。ほかの料理は写真が入手出来次第、随時足していきます。お楽しみに。

ベネズエラ料理についてもっと知りたい方、料理以外のベネズエラも知りたい方、ベネズエラとかかわりたい方、ベネズエラ人からスペイン語を学びたい方はこちらもぜひ!

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