玉ねぎが無い時に作るタルタルソース2種
皆はタルタルソースはお好きだろうか？
私はそこまで愛してる訳ではないが普通に好きくらいのレベルだ。勘違いするなよ？
しかし年に2回くらい無性に作って食べたくなる。
頻度的にはバッティングセンターと同じくらいだ。
今回は久しぶりにタルタル欲が出てきたので
早速作ろうと思う。
しかしココで私のおっちょこちょいな部分が炸裂してしまい、一番重要と言ってもいい玉ねぎを買い忘れるという失態を犯してしまった。
蕎麦屋でカレーしか食べなかった事を後から知った時のような何とも言えない後悔が身体中を駆け巡ったが、過剰に乗ってる脂肪のおかげですぐに治まった。ありがとう贅肉。ありがとう今までの摂取カロリー。
兎にも角にも
もう一度スーパーに玉ねぎだけ買いに行くのが
誇張なしで死ぬほどめんどくさいので
今回は玉ねぎの代わりになるものでタルタルソースを作っていこうと思う。ん？ピクルス？あんなの幻影に過ぎない。
ちなみに昔からよく玉ねぎ以外を使ってタルって(タルタルを作る俗称の意)いたため、初挑戦という訳ではない。なんかごめん。
その代替品というのを2つ準備した。
それが
・らっきょう
・ガリ
この2名だ。
2人ともメインを張れるほどの実力は無いに等しいが
そつなく仕事をこなす事で有名だ。
つまりは縁の下の力持ち的なポジション。
そういう存在がステージ上にいざ登ると
時として縁の上にいる貧弱野郎より目立ってしまい
フロアが熱狂のつるぼに様変わりしてしまう事もある。バイブスが急上昇って事よ。
普段目立たないゴールキーパーが直接相手のゴールまでドリブルしてシュートを決めたら何か盛り上がるだろ？それと同じだ。
もちろん、らっきょうもガリも自らがタルタルソースの具材になる事を目的に作られた製品じゃない。そんな事は百も承知だ。2人とも困惑しながらも理解はしてくれている。
だが意外にも玉ねぎより美味しいタルタルソースになる。これは個人の意見だが普通に美味しくいただける代物になるのだ。信じてくれ。嘘じゃない。
ではやっていこう。
まずはらっきょう、ガリ 両選手の入場だ。
別にピリ辛じゃなくても大丈夫だ。問題ない。
何か疑われた時の根拠になりそうだからだ。
普段はカレーの脇にコバンザメみたいな感じにひっそりくっついているらっきょう。私は普通によく買ってポリポリ食べている。そしてものすごく喉が渇く。
あえてピンク色のガリを使わない所に
己のプライドを感じる。
有事の際に役に立つかもしれないからだ。
ガリは色んなのがあるがどれを買っても大差ない。
最近の女子高生の髪型くらい皆同じだ。安心しろ。
そして各自が思う茹で卵を精製してみよう。
私は半熟から少し固まったかな？くらいの加減が一番好みだ。少しピークを過ぎた後の妖艶さというのは凄まじいのだ。
まずはらっきょうとガリをみじん切りにしていこう。話はそこからだ。
こんな感じで適当にみじん切りをしてしまおう。
ここまで出来たら完成も同然よ。
次は茹で卵を潰して細かくする。
やり方は何パターンかある。
上記のようにフォークを使って紳士的かつエレガントに潰す方法もある。しかしそんな心に余裕のない非紳士的な私は…
こうだ。
こんな感じでやるのが一番手っ取り早くて簡単だ。
実際こんな初歩的な工程なんかでつまづいていられないだろ？しっかり手を洗えばそれでいいのだ。
ビニール手袋？
そんなシャレたものウチにはない！出てけ！
全て潰し終えた。
私に逆らったら最終的にこうなりますから
皆さんは安易に近づかないでくださいね。
そうしたら具材とドッキングさせる。
どのくらいの量かは各々の思うがままだ。
簡単に言うと適当。どうやったって美味くなるんだこんなもの。
このまま食べたくなる人もいると思うが我慢だ。
マヨネーズが無ければタルタルとはいえない。
これは義務教育で習ってもおかしくない常識だ。
好きでは無い私にはどれも同じ味に感じる
今回はカロリー80%カットを採用。
もうこれ実質ゼロカロリーだろ。
逆になんであと20%残したんだ。
あとは混ぜて完成！
といきたいが忘れてはいけないものがある。
これだ。(本日2回目)
これを入れる事によって凄い事になる。
黒胡椒がないタルタルソースは
横に犬を連れていない西郷隆盛と同じだ。
何の面白みもない。
ちなみに関係ないが私はサモエド犬が一番好きだ。
食べる人がいてもおかしくないくらいフワフワ
そんなこんなでタルタルは完成だ。
どうだ？パッと見てガリとらっきょうとは思えないだろ？人はこれを詐欺と呼ぶのだよ。
早速実食といきたいが
何にかけても美味しいタルタルソース。
今回は鶏の唐揚げにトッピングしてテンションと血糖値を爆発させようと思う。
まな板が汚いのは私が一番気にしている。皆まで言うな。
このくらいの大きさが鶏肉に対するリスペクトを感じれる。
醤油、みりん、砂糖、ニンニク、生姜、ナツメグ、塩コショウ…何を入れたって唐揚げになるんだよどうせ。
向けられていれば私も今頃幸せになっていたのかもしれない
外に置くとカラス等に持っていかれるので屋内で放置しよう
これが出来ないといずれ社会からの信用を失う事になる。
基本的に私は片栗粉オンリーで勝負に出る。文句は言わせない。
鶏皮を表面に張らせて威厳を保つ。
二度揚げなんかしなくても火は通る。自分を信じろ。
サトシとピカチュウと言っていいだろう。
ただ生姜特有の苦味もあるためかなりの玄人向けだ。
ちなみに食べた後の写真を撮り忘れたため
ガリタルと同じ写真を使い回した。申し訳ねぇ。
こんな感じに料理研究家みたいな事を私はたまにしている。味の感想はどちらも食べれるクオリティではあるが、やはり玉ねぎやピクルスを使った本家には敵わない感がある。
ただらっきょうやガリを使うことで油っこい食事をサッパリさせてくれる感覚はあった。
私は10代の頃から油っこいものからくる胃もたれを常々感じているベテランのおっさん(25)なのだが、こういうサッパリさせてくれるものは積極的に採用している。
ただ、本当にサッパリしたい時はタルタルにせず普通にガリやらっきょう、紅しょうがやクーリッシュを食べた方が胃もたれしないで済む。小4の昼休みに体育館でドッヂボールしかしていないような男の子でも分かる簡単な話だ。
皆さんもぜひ試してみてほしい。
めんどくさいならマヨネーズみたいな容器でタルタルソースが売っている。結局はアレが一番美味いと思っているのは内密で頼む。この通りだ。
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