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アメリカで自衛はあたりまえ。

アメリカ最近、ぶっそうになった。
なんだかんだで、30年近く、この国に住んでいるが、サンフランシスコは今が一番危ない気がする。
ほぼ毎日、何かしらの事件がニュースになっている。

そんなわけで、外に出る時はもちろん、住処に戻ってきても、何時、どこで変な、やからが来ても良いように、迎える準備をしっかりしようと思っている。
普段は、なるべく軽く、威力のあるものを持ち歩いているが、自宅内だったら、少々事情が違う。

ここカリフォルニア州は、全米でも一番、銃規制が厳しいので、銃携帯免許も簡単には取れない。

でもやっぱり、拳銃買うかと思っているが、室内だったら、他の武器でも、いいかもしれない。

抜刀道をやっていたので、日本刀の使い方は多少覚えているが、室内では、幕末のいろいろな騒動でも見られるように、長すぎて、いろいろな場所にぶつけてしまい、役に立たない。

もっと短くて、威嚇的なものはないかと探していたら、このニュースを見てぴん、ときた。

ニュースを要約すると、押し入ってきた犯罪者を斧を使って、撃退したという話。

この彼、普段はレストランチェーンで働いているが、趣味は武器を使った殺陣。

その中でも彼が特に気に入ってる、戦斧で使って、Scumbug を追い返した。
ファンタジーオタクの、見かけなのにやるじゃないか、と思った。

手斧がこんな状況で、結構使えるということを、彼が証明してくれた。
コンバットアックスとか、アパッチ族が使っていた、トマホークなんかでも良い。
そう考えると、なかなか楽しくなってきた。

ここでは、拳銃を突きつけられた、又、そういったことを目撃した、というのは特に珍しいことではない。(考えたら、異常だけれど)

それにこの2年ほどで、サンフランシスコ近辺では、犯罪にあう可能性がとても増えた。
自分の住んでいる所から、すぐ近くのテンダローイン地区なんかでは、しょっちゅう殺人が起きている。

そんなわけで、この国では、いつ、どこでも、
自衛は常に頭に入れておかなければならないと思う。


いろいろな武器で、侵入者を迎撃したというニュースは、よく聞く。
つい最近も、コンビニで働いていた80才の老人が、犯罪者を迎撃していた。


多分、歳からして、ベトナム戦争経験者かもしれないが、それにしても凄い
セキュリティカメラに映った犯罪者が、店の中に入ってくる様子を見て、武器を取って待ち構えていたのだ。
撃たれて、逃げ惑う馬鹿野郎どもが笑える。


12歳の女の子も例外ではない。

この子も、自ら銃をとって、犯罪者に立ち向かっている。
アメリカの現実がここにある。
警察が来てからでは、遅いのだ。


アサルトライフルその他を使った、大量殺人の数も年々増加傾向にあり、
今年2022年では、ほぼ一日一件の割合で、事件が発生している。
場所も様々。映画館、教会、学校、スーパーなど。
安全な場所って、この国にあるのかと考えさせられる。


このグラフの上から6番目が銃を使った、無差別殺人だが、統計は毎年増加しているのがわかる。

ちなみに今年、2022年も600件近くの事件がおきている。
ほぼ毎日どこかで、銃を使った大量殺人がおきている事になる。

このサイトで銃による犯罪の数がわかる。

https://www.gunviolencearchive.org/


自分の知人、友人の中にも、拳銃を使った強盗にあったのが、何人かいる。
昔、働いていたレストランも、ピストル強盗が2回来たが、(2回目は未遂で終わった。)営業中だった。
幸い、仲の良い人間で、実際撃たれた者はいないが、以前通っていた、
ジムのオーナーが、亡くなっている。
元ムエタイの世界チャンピオンも、銃の前では油断出来ない。



今朝も、通勤中のウーバドライバーとの会話で、こんなことを聞いた。
彼は、グアテマラから来たのだが、サンフランシスコに住んで20年になる。

彼の働いていたレストランでも、拳銃強盗が営業中に入ってきて、(黒人の二人組)彼は銃のハンドルの部分で頭を殴られ、トイレに閉じ込められたらしい。その後、まだ食事中だった数組の客から、財布、携帯などを巻き上げ、逃走したのだが、全てにかかった時間は5分もかかっていなかった。

その後も彼は、拳銃強盗にあったようだが、今度はBAYVIEWという場所にある、セブンイレブンで。
彼がたまたま、買い物をしていた時に又、拳銃を持った強盗が来たという。
ちなみに、同じセブンイレブンで、73歳の老人が撲殺されたのは、つい最近だった。

https://www.youtube.com/watch?v=4KM00iZ4Smw


アメリカ、都市部のほとんどは、治安面で不安が残る。

日本のように、夜、呑みに出て、一人で歩いて帰ることなどは、場所にもよるが、なるべくしない方がいい。

面白いことに、金持ちが多く住んでいる地区、のすぐ隣が、無茶苦茶に、危険な場所だったりする事も、よくある。
スタンフォード大学で有名な、パロアルトという町もその一例だ。
隣のイーストパロアルトは、結構危ない。
サンフランシスコの隣の、オークランドもそうだ。
場所によっては、ミリオネアがごろごろいるのだが、ダウンタウン、西区、東区などは、一時期、殺人件数でアメリカでもトップクラスだった。

友人、知人の犯罪に巻き込まれた経験は、そのうち少しずつ書いて行こうと思う。





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