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#307 ノースライトを読み終えて

久々に1冊を読み終えました。

今回読んだのは「ノースライト」。

ネタバレはないのでご安心を。

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建築家の主人公のもとに訪れた吉野が「あなたが住みたい家を建ててください」と頼み、長野県の信濃追分に建てたのですが、吉野一家が蒸発?

雑誌にも掲載されるような家を建築したのに、肝心の吉野一家が住んでいない・・・。

そんなことからこの話が始まります。


小説の良さ

小説を読んでいると、新しい言葉、表現を得られることが一番楽しいです。

「元いた場所にもう一度戻ることにした」を「踵を返した」と表現したり、ボキャブラリーを吸収できます。

見たことない読み方もあります。

壁付灯

これ、なんと読みますか?

調べると、「ミュルテル」「リュストル」と読むんだとか。

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ブラケットと呼んだりもしますかね。

今度からどや顔で「ミュルテル」って言えそう。


映像化するなら誰?

僕はよく、この作品を映画化するとしたら、この登場人物は誰だろう、と読みながらイメージをします。

と、そんなことを以前に書いていました。

主役は西島秀俊っぽいな、ボスは吉田鋼太郎っぽいなとか。

そしたらこの作品、映像化されてたんですね・・・。

しかも。

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主役、どんぴしゃだ。

読んだ作品が映像化されるのは嬉しくて、過去にはダイナ―とか、流星の絆が読んでいたので、ワクワクしていました。

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小説を読みながらその世界をイメージするための想像力と、新しい表現を吸収できることに、改めて小説の良さを感じることができました。



さて、気になっていた「地面師たち」を読み出しました。

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