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今さらシリーズ


そう言えばです。

とっても今さらですが。

ぼく、自分がちゃんと「何やってる人」なのか、書いたことないかもしれません。

と言う訳で、改めて「ごとうはこういうお仕事している人間です」というのをしっかりと書こうかと。
※年末に書く話じゃない気もしますが(笑)

とりあえず今と、名刺に書いてあるのはこんな肩書き。

・NPO法人ファザーリング・ジャパン東北 理事 岩手代表
・いわてライフキャリアラボ 代表
・21世紀職業財団 認定ハラスメント対策専門家
・女性と仕事研究所 認定育休後アドバイザー

この他、学童の理事、県の男女共同参画審議会、市の子ども子育て会議の委員、地元ラジオの火曜パーソナリティ(子育て番組)等を務めています。

が、本業は2児のパパです。上記は全部、副業みたいなもんです(笑)。

NPO法人ファザーリング・ジャパン東北 理事 岩手代表

パパの家事育児参画は既に当たり前化しつつありますが、一方で「週末だけしか…」「もっと関わりたいのに…」と悩んでいるパパもまだ多くいます。そしてそうしたパパの多くには「笑顔」がありません。

パパが笑うと、ママが笑います。ママの笑顔は子供達を笑顔にしてくれます。そんな家庭が沢山の未来を見たくないですか?

それが ぼくらのミッションです。

ファザーリング・ジャパン東北では、「笑っているパパ」をもっと増やすために、パパの家事・育児参加の啓発やライフデザインに係る研修や講演、ママや子どもたちとのコミュニケーションをテーマにしたイベントや講演、パパママ同士のネットワークの形成、そして働き方・働かせ方の改革としてのイクボスの養成事業などを、東北6県のメンバーで進めています。ぼくにとって、メインステージの一つです。

例えば自治体や企業から

・男性の子育て参画意識を高めるイベントをやりたい!
・イクボスについて学んで、我が社の働き方改革を一歩先へ進めたい!
・子育て関連の記事を書いてほしい!
・子供達が喜ぶお祭りをしたい!
・イクボスのコンサルして!

というようなご依頼を頂き、研修やシンポジウム等で講演したり、事業やイベントの企画段階から協働したり、時には原稿書いたりコンサルしたり。

幅広く、皆さんの組織・地域で「一人でも多くのパパが笑ってくれるようになる」ためのお手伝いをしています。

ここ最近は、「イクメン」講座は減っている気がしますが、その分企業からのイクボスに関する講演や研修の依頼が年々増えているような印象です。

セミナーだけでなく、原稿執筆とかもしてます。

岩手のイクボスガイドブック等は僕の方で監修・原稿とフルで関わりました。

年明けにも、滝沢等で割とオープンな講演が予定されていましたので、もしよければ是非いらしてみてくださいね。

育休後アドバイザー

最近は働き方改革の延長で、男性の育休取得等も盛り上がっていますね。

育休って、取るのも一苦労って一方で、取ったら取ったで復帰後に自分も職場も直面する課題というのがあります。

そんな「仕事と育児の両立に悩んでいる知人」「同僚、部下、組織のボス等」に、個人もチームもハッピーになるためにはどうしたらいいのかをアドバイスするのが、ぼくのもう一つの仕事

個別にクライアントからご相談頂くケースの他、関連イベント等での登壇もしております。

あと、ついでに。

男性の育休取得を増やすために、例えば「実績作りで数日」とかありますよね。でも、「取らせろ」だけでは上手くいかないかなぁ…という危機感を持っています。

だって育休取ります!って旦那が、蓋開けてみたら家でゴロゴロ、「飲み行ってくる!」とかなら、全く意味がないですよね。

育休は休みじゃないんですから。家族や自分と向き合って、人生をより豊かにしていくためのインプットと鍛錬の機会です。

ですので、引き続き「男性が子育てするということは?」という話と併せて、発信し続ける必要があるんだと思っています。

だからこそ、ゼッタイに来年どっかでやりたいのは「両親学級」

育児への心構え、産後期のパパの役割、育休取得のメリット、職場復帰後の働き方・ライフワークバランスの取り方や、ワンオペにならない「チーム育児」の方法。それらを熱く伝えていく機会が欲しい!

いわてライフキャリアラボ

先述の「パパの子育て」も、言うなれば個人の選択肢。そしてその選択肢が多い世の中であるにもかかわらず、ぼくらは「生き方や働き方」を縛られています。

・俺だって子供の迎え行きたいのに…⇒今日も残業で行けない
・私だってもっと責任のある仕事がしたい!⇒女というだけで軽作業…etc

自分らしく生きられる・働ける・育てられる・学べる。育児や趣味に限らず、そんな多様な選択をしている人が増えると、ぼくらは来るべき人生100年時代をもっとエンジョイできるのではないだろうか。

そしてその為には

・働く場での選択の多様性を推進
・その対極にあたるハラスメントへの対策支援
・人生100年時代を見据えたキャリア形成の意識醸成
・男女共同参画への更なる理解の推進

が必要。

これまでのぼくの仕事では、まだ深く入っていなかった領域まで踏み込んで、社会を変革していくため、そのいわば前線基地として立ち上げたのが、いわてライフキャリアラボです。

先述の育休取得に係る支援業務に加え、組織で働き方改革を進めていくための支援としてのコンサルテーションを行っています。

コンサルの場では、ぼくがどうこうというよりは、皆さんに考えてもらうことを前提にいつも対応しています。自分の組織の事は自分が一番わかりますからね。クライアントがよりいい方向に行けるよう、色んな選択肢を投げ込むポジションがぼくです。

そして、当ラボの研修やコンサルにおいて、現在主幹事業ともいえるのが、「ハラスメント対策」です。

ハラスメント対策の専門家

働き方改革がメインストリームとなる昨今ですが、成功している事例は実はそんなに多くはありません。

これまで数多くの組織と関わり、上手くいっている組織に共通しているのは何だったか。それは「人対人」の関係性が育てられているという事でした。

逆に言うと、人間関係がギッスギスの場で、幾ら最新ツールとか導入しても、上手くいかないんです。道具も制度も、最後に使うのは「人」だから。

この点にもっとフォーカスしなければ、働き方改革は画餅です。

今年は横手市さんでの継続的な研修の他、企業や労組でのセミナーやコンサル相談などが昨年よりぐっと増えた印象です。

また、組織の対策として最も多いのは「相談室の設置」。ですが、これは実は最も「ハードルの高い対策」でもあります。

なぜか。

その理由は「上司や社内にばれてしまうのではないか…」という不安があることです。その一方で、何らかの対策がとられなければ、「会社は何もしてくれない」という思いを従業員に与えることになります。

それは組織やチームへの信頼感を損なうだけでなく、SNS等で「私の会社はブラック企業です」と流布されるリスクも抱えるということです。

ですのでILCLでは、業務委託の形式をとり、このハラスメント対策相談室業務を代理で行っています。

第3者として、組織と個人をつなぎ、双方にとっての解決を支援しています。

人生100年時代のキャリアとライフ

また、ILCLでは人生100年時代の多様な選択という点において、特に次世代に向けた教育に力を入れています。

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写真は岩手大学生に向けたキャリアの授業の様子。これまで3年間継続しており、およそ500人超の学生達に「人生100年時代の生き方」「本当に”やりたい”仕事に出会うための方法」「企業選びについて」「男女の固定観念に囚われない選択」などをお伝えしてきました。

学生からの反応も一部掲載しましょう。

・自分自身の軸を持って人生をデザインし、大切なものを掴むために工夫や選択できる力を身に付けたいと思いました。

・これからの私のキャリアについて深く考えさせられました。女性として、家事や育児はいずれ自分だけがやる事になると思っていましたが、男女共に取り組むことなんだという事に気付けました。でも中々「男は!女は!」というマインドは変わりにくいと思うので、だからこそ後藤さんが言うように、パパママへの教育も必要なのだと思いましたし、そうして学んでいくことは将来的な教養としても大事に出来るものだと感じました。

・今ある仕事に縛られないことも大切なのだと分かりました。自分がやりたい仕事がなくても、その仕事を作ることだってできるのだとも。自分の信念のようなものを確立し、それを成し遂げられるような事を見つけたり、時には創りだすことが必要だと思いました。

・話の根拠が経験に基づいており、心に響いた。口先だけの人生観ではなく、後藤さんの実体験が伴っているから聞いていて響いた。

・関わるもの全てが僕のキャリア、という言葉が印象に残ったし、奥さんや家族を大事にしているのが伝わって感動した。あんな人になりたいと思った。

若者に僕らオトナが伝えられるのは「生き方を決めること」ではなく「選択肢を提示すること」と思っています。

一人でも多く「自分はこうしたい!」が見えたら嬉しいですね。

こうした出張授業については、今後益々多くの学校で行っていくことが出来れば…と思っています。

また、その他にも、地元大学との共同研究、さらには婚活イベントと様々関わらせてもらっています。

ということで

こうしてみると、色々やってますね。

とは言え僕の柱にあるのは「誰もが笑顔で過ごせる未来を創る」こと。そしてそれを子供たちの世代へ遺していくことです。

そのアプローチが、イクボスなのか、ハラスメントなのか…というくらい。

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世界を守る!という目的のため、このステージではどの武器使おうかな…と一緒ですね。

ということで、来年も沢山の機会を頂戴出来たら幸いです。僕自身も新たな出逢いや機会を楽しみながら、2020年~死ぬまで、と駆け抜けていきたいと思います。

各種のお問い合わせや、講演・研修の相場等は遠慮なくご相談くださいね。

お問い合わせ先リンクは 下記をクリック

ファザーリング・ジャパン東北
いわてライフキャリアラボ



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