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週刊ごとう Vol24

勝手に気になったニュースを見ていく「週刊ごとう」です。
さて今週の気になるニュースは…

子どもがいる年収910万円以上の世帯は「実質手取り」が削られる ?
「勝手に妊娠」「このバカ」上司マタハラで早産
嫌いな人でも、わかろうと悩む僕の姿を見せたい
「ギグ・エコノミーでの働き方」を教えるアメリカの大学が増加中

そんな中、今週気になったニュースは…

嫌いな人でも、わかろうと悩む僕の姿を見せたい

タレントの「りゅうちぇる」さんの子育てに関する記事でした。

これからの子供に必要な視点

といえば、まぁ色々思い浮かぶとは思いますが、ごとう的に、絶対に欠かせないと思っているのは「多様性」です。簡単に言えば「色んな人がいるよね」ってこと。

多様性を持つこと自体はもう既に教育の場でも語られていますし、アニメとか(今年のプリキュアはこれがテーマみたいですね)そうした場でも広く周知されています。

でも子供達に伝えたい本質は、むしろその先。

”多様性を超えてからの他者理解”にあると、ごとうは思っています。

「色んな人がいるよね」。じゃあ自分とは「価値観も思考も違う」人と、どうやって生きていくの?っていう。そっちの方が大事なんではないかなと。

教育の功罪?

学校ではよく、不審者に気を付けよう!って話をします。そりゃそうですよね。

でもね、最近この「気を付けよう」が先行しすぎて、それは結果的に「親、そして子どもの思考力やダイバーシティなコミュニケーション能力」を奪っている気もしています。

まずね、不審者ってどうやって判断するんでしょ。

それが分からないから、普段と違う行動をしている方を見ると「あの人怪しくない?」と。で、それをお母さんたちがまた子供に伝えるわけです。すると子供達まで「あぁ、ああやってるひとはみんなあやしいんだ!」と。

子供を守りたいゆえの行動なのでしょうが、その時守れてもこれからは?とも思うんです。

だって話してみなきゃ怪しい人かどうかなんて、分からないじゃないですか。それをこっちの主観で勝手に「あやしい!」ってレッテル貼る訳でしょ。

大体にして「普段と違う」の「普段」って、全員にとっての「普段」ではないわけですから。

なんかそれって、可能性を全て奪ってしまう事にもなりかねないんじゃなかろうか…といつも思います。ご近所づきあいが少なくなって…とかよく言いますが、それってこうした良く分からないバリアをみんなで張り合ってることの方が原因なんじゃない?と。

うちのママ

うちのママも、正直そうした傾向はあります。ただ、これはママが悪いのではなく、その受けてきた教育が原因かなと。

※地方でよくあるのですが「あそこの家は〇〇だからあまり関わるな!」「男の子なんだし〇〇しなさい!」みたいな教育をされてきたからこそ、相手を知ろうとせずに決めつけてしまうところがあるのかな…とは思います

先日、とある集まりで飲んだ際、珍しくママと子供達も連れて行ったときのこ。

するとそこで、ママと僕の知りあいが会う訳ですが、この知りあいに対し、うちのママはあまりよく思ってなかったんです。もちろん、一度も会ったことはなし。
※なんで?というのはあまりにナイーブな案件なので言及は避けます

僕は彼女のことをよく知っているし、実際仕事でも助けられているから、うちのママが「この人って〇〇だよね」「なんか幻滅…」「この人って多分〇〇だよね!」とかいう言葉に、悪いけど共感できませんでしたので、「ふーん、そう?」くらいしか思えなかった。
※ママに寄りそいなさい!とよく言われますが、全部寄り添うのは違うと思ってます。

で、この時初めて会って、その後家に戻ってきてから、「〇〇さん(よく思ってなかった人のこと)、どうだった?やっぱり嫌そう?」と聞いてみたら

「全然!そんなことなかったよ~」って。

やっぱり、話して人となりを知ってからでないと、「あいつはああだ、あのひとはどうだ」なんてジャッジは出来ないんですよ。これは上司と部下でも同じ。

だからこそ、不審者対策とかは「怪しい人は避けましょう!」と簡単に終わらせてほしくないですし、子育ても「あのお家の人は〇〇だから!」とか、そうした親の主観を世の常識のように語ってほしくないんですよね。

一方で不審者対策は必要だとは思うけど、これも結局ハラスメント対策と同じく、そもそもそうした人が発生しないように、じゃあ地域として、県や市として、国としてどうしていくのかを考えた方が良さげな気がします。

多様性は大事。じゃあ、どうやってそれを実現していくのか。やっぱり最後は僕たち一人一人が、少しでも意識を持つことなのかなと。

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