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京都で美味しいと思ったお店(後半)

後半行きます。後半はお高めの店になっています。また、時間帯やコースによってかなり値幅があったりもするのでその辺りはご留意いただきたい。

前半の記事はこちら↓

京都イベリコ屋

予算:5000円〜

イベリコ豚専門店の「京都イベリコ屋」

イベリコ豚の中でも最高ランクのベジョータとかいうものらしい。種類の事はよくわからんが、確かに美味しいことだけはわかる。京都の繁華街にあるので、旅行中も寄りやすい。雰囲気もオシャレだ。私はいっとき月2回のペースで通っていた。

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おすすめは炙り寿司と生ハムだ。炙り寿司は豚肉の甘い油とさっぱりした酢飯の相性が抜群だ。生ハムは目の前ででっかいやつから削ってくれる。

店長もイケメン(という事にしておこう)で接客も抜群なところもグッドポイント。お酒も種類が豊富なのもいいですね。唯一の欠点は電波が悪いことだ。

寿斗 ふかがわ

予算:5000円〜

京寿司なるものを提供する「寿斗 ふかがわ」

前半でご紹介したろうじなのすぐ隣にお店があります。京寿司というものがあるのかどうかというのは、正直よくわからない。ただ、シャリが鰹と昆布の出汁で炊かれていて他所にない優しい味わいとなっている事は確かだ。普段、江戸前寿司を食べているような人からすると鮨の常識から外れた一品になっている。普通のお寿司が引き算の味付けだとしたら、こちらのお寿司は足し算のお寿司と言えると思う。

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ランチは5000円でネット予約も可能なので非常にコストパフォーマンスが高い。大将が沢山お話ししてくれるタイプの方なので静かにお食事したいという方にはあまり向かないかもしれない。逆に、楽しくおしゃべりしながら食べたいという方にはもってこいだ。

まぐろ美味しかったなぁ。

鉄板焼 結

予算:4000円〜

私たち夫婦が愛してやまないお店がこの「結」だ。妻の好物はえびだ。そして、美味しいお肉だ。このお店はその両方を頂くことができる。伊勢海老丸々1匹とA5ランクの和牛両方を1万円を切る値段で頂くことができるのだ。値段そのものはお気軽ではないが、両方食べれて1万円いかないのは安いと言わざるを得ない。

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さらに、追加料金を支払えばサーロイン、ヒレ、シャトーブリアンへの変更も可能だ。シェアもできるので、友達と行ったりした時は1人がサーロインで1人は赤身を頼んで半分ずつというようなこともできる。それ以外にも〆のガーリック焼きおにぎり出汁茶漬けや最初の肉寿司なども美味しい。

京都駅に近いので旅の締めくくりや移動日初日の夜などにもおすすめだ。テーブル席もあるので複数人のご利用でも安心。人気店なので予約必須だがweb予約可能なので気軽に利用可能だと思います。


熟成肉と肉料理 おか

予算:6000〜

旧店名はプレーゴ藤吉で、店名が変わってからは足を運んでいないのでもしかしたら若干内容が異なっているかもしれません。

「熟成肉と肉料理 おか」は熟成肉のイタリアンのお店です。

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近江牛の熟成肉です。旨味がギュッと詰まっていて肉肉しい感じ。それでいて柔らかくホロホロと解ける食感は熟成肉ならではだと思います。ドリンクメニューも豊富。

夏場は納涼床もやっていますので京都の雰囲気も楽しめていいのではないかと思います。

天ぷら 八坂圓堂

予算:5000円〜

京都の高級天ぷら「八坂圓堂」ですが、ランチは破格の5000円〜となっています。(夜は最低1万円)

前半で紹介した焼肉弘の八坂邸も近くにあります。この八坂通りは高級店が立ち並んでいる通りです。

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京風天ぷらは軽くてサクッとしているのが特徴。揚げたてを1品ずつ提供してもらえるので最高の状態で食べることができます。味付けは塩と抹茶塩と天つゆ。提供時にどれで食べればいいのか教えてくれるので心配はありません。ディナーはちょっと手が届かないという人も観光ついでにプチ贅沢としてランチをいただくというのもいいのではないかと思います。

アドバイスとしては、猫舌には辛いので注意が必要というところでしょうか。揚げたてだからあちぃんだよな。

モリタ屋

予算:5000円〜

すき焼きのお店「モリタ屋」

京都ですき焼きといえばモリタ屋か三嶋亭だと思う。稲吉というお店も捨てがたい。ただ、私はモリタ屋を推していきたい。モリタ屋は、すき焼きに行くまでの前置きがあまり長くない。比較的早めにすき焼きに移行してがっつりとお肉を楽しめるのがお気に入りポイントだ。その分、値段も少し安い。

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どうやら、京都のすき焼きは他と少し違うらしい(というより関西?)。らしいというのは他所のすき焼きをあまり知らないからなのだが、関東ではすき焼きはお鍋のような感じで最初からお肉を煮込むと思う。

しかし、こちらのすき焼きはまずお肉を焼く。

最初に熱した鉄板にザラメを散らす。その上にお肉を乗せる。少し焼いた後割下をひとまわしくらいかけてお肉が焦げ付かないように注意しながらもう片面を焼く。割下がなくなってきたらそのままお肉を卵に潜らせていただくのだ。割下とお砂糖で引き出されたお肉の脂の甘味が卵でまろやかになって非常に美味。関東ですき焼きとかいうわりに焼いてねーじゃんって思ってたら人はこれを食べて答えを知る事になるでしょう。

そのあとは、ザラメと割下を使って野菜とお肉を焼いていき水とかお酒を足して割下を薄めてお鍋の形にしていただく。つまり、必ず焼いたあと最後に煮る事になる。こちらも卵で食べる。

最初のお肉がメインイベントです。

モリタ屋は1番いいコースでも1万円なので、ぜひ1番いいコースを頼んで欲しい。お肉もその日仕入れた中で1番いいものを回してもらえます。すき焼きは目の前でお店の人が調理して取り分けてくれるので大丈夫!

こちらも夏場は納涼床もやってますし京都駅の伊勢丹にも店舗があるのでシーンによって使い分けができるかと思います。めちゃくちゃおすすめです。特に冬は最高。

鮨 まつもと

予算:1万円〜

京都の祇園で味わう江戸前鮨「まつもと」近くには「忠保」や「松田屋」もあり、鮨屋通りと呼ばれている。

毎年ミシュランの星も獲得している。大将は東京の有名店「新橋 しみづ」出身。

私は初めてこの店に訪れてからは一番好きな食べ物を聞かれた時迷いなく「鮨」と答えるようになった。初めて食べた時それくらい衝撃を受けた。

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鮨という料理の完成度が半端ない。ネタとシャリの融合。口に含んだ瞬間感じるその一体感で「鮨とはこういう食べ物なのか」という悟りの境地に至美味しさだった。砂糖不使用の赤酢を使ったシャリは全てのネタの味を一段上に高めてくれる。仕入れ面では東京や海沿いの地域に劣るだろうが、鮨としての完成度はどこよりも高いかもしれない。東京に行った時など鮨に行くこともあるが、ここの鮨に比べると物足りなさがあったりもするくらいだ。

メニューはお任せのみ。ランチは1万円からいただける。大将が握るので、1万円だろうと全く同じクオリティのお鮨を楽しむことができる。

墨いか、まぐろ、うに、車海老、穴子あたりが美味しい。サヨリも美味しい。最後にかんぴょう巻きが出てくる場合があるが、出てこない時は是非追加して注文してほしい。今までかんぴょう巻きなんてハズレ寿司だったが、この店のかんぴょう巻きを食べてからは印象がガラリと変わった。

京都に来てまで江戸前鮨かと思うかもしれないが、祇園の花街の中で頂くお鮨は絶品なので是非足を運んでみて欲しい。江戸前に馴染みのない近隣の方々にもお勧めしたい。

予約は必須。

https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26002579/


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