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ある日、卒乳は突然やってきた。

twinsの卒乳が、ある日突然やってきた。

長女は早々に哺乳瓶拒否を始め、長い間母乳育児だった。
断乳する時は、最後の授乳に涙が溢れた。味わってゆっくり飲む姿が泣けた。
いざtwinsを出産した時は、2人分の完母はさすがに無理でも、細く長く2人に母乳をあげられたら・・・と思っていた。

しかしだ。
想像以上に母乳をあげる時間なんて無い。
twinsのお世話はもちろん、長女のこと、家のこと、やることいっぱい。
「ぐはー!やっと休める!」と思ったらミルクの時間。
寝不足だしヘトヘトだし休みたい・・・。
それでも、新生児の時期は頑張って母乳をあげていた。
今では、授乳クッションに2人を乗せるとズンと沈んでクッションすら機能しない。

育児の中で、ミルクをあげている時間が唯一の可処分時間と言っても過言ではない。
ここ数週間、ミルクばかり頼っていたら、全く胸が張らなくなった。
試しに咥えさせてみても、2.3回吸ったら口から外してしまう。
もう出ていないんだな・・・終わってしまった・・・と思った。

そんなタイミングで長女の誕生日もあり、ずっと楽しみにしていたシャンパンを主人と2人で飲んだ。
思ったより、あっさり卒乳を迎えて、楽になったような、寂しいような。

twinsはケロッとご機嫌にミルクを飲んでいる。
母乳が欲しいと甘えたりしない。

胸も張らずに、もう母乳が出ていないと気づいていても、
それでも、カフェインレスコーヒーを飲んでいたこと。
それでも、刺激物をなるべく食べないようにしていたこと。
それでも、お酒はもちろん飲まず、炭酸水ばかりダース買いしていたこと。もしかしたら、と心のどこかで思っていたこと。

卒業できていなかったのは、私の方だった、きっと。

あー、さみしっ!!!
さて、好きなワイン飲むぞーーーーー!!!


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