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理想的な子育てとは?思い込みを捨てて全ての親に楽になって欲しい

【事前のご注意】
今回は私自身悩みながら書いております。
そのため、まどろっこしいです。
また、私の記事全般に言える事ですが、「正解」を示せるほど私はおこがましくありません。
あくまで、こんな考え方もあるんだと、気付いて貰って読んでくれた方の気持ちが楽になってくれれば幸いです。

我が家では子育てを北風と太陽に良く例えます。
太陽のように、うまくその気にさせてあげるか、
北風のように、言い聞かせて従わせるか。

ほとんどの人は、そりゃ太陽が理想だよねと言うと思います。
でもそれ、童話の結果を知ってるからじゃありませんか?

今回は理想の子育てに悩んでしまったり、
我が子が言う事を聞いてくれず、ストレスを抱えている親御さんに向けて。
少しでも読んで心が楽になってくれれば嬉しいです。

①北風と太陽、どっちが我が子に向いているかが大事

北風と太陽の例に限らず、世の中には色んな教育本が溢れています。
他にも子育てでは言ってはいけないワードとかも
検索するだけで一杯出てきますよね。
それは一つの方法としてその通りだと思うし、
私も参考にしています。

ただ、否定的に聞こえるかもしれないので、
あえてリンクや具体例は出しませんが、例えば子育ての成功例の教育本。
それはお子さんが合格や成功したという結果が分かっているから、この教育法が良かったと言える事です。

別に否定したいのでは無く、それはそれで非常に参考に出来ると思います。
ただ、肝心なのは我が子とその方の子は、そもそも別人であり、
同じ方法で同じ結果になるかは誰にも分からないと言う事です。

北風と太陽の童話も同じです。
結果を知っているから、
自主性を重んじて本人から動くようにした方が良いと、思い込みがちです。
(もちろん、それで動いてくれたら言う事無しです)
でもいつまで経ってもその気にならなかったら?

スパッと言って貰えた方が楽という子もいると思います。

毒舌バイオリニストで有名な高嶋ちさ子さんは、
バラエティーでの子育てエピソードを聴く限り、
たぶん北風タイプです。
勝手な憶測で大変失礼ですが、北風クイーンでしょう(笑)
でもあくまでテレビで拝見する限り、
だからといって子育てに失敗しているようには見えません。
親子仲も良さそうに見えます。

理想の子育てというのは、
子供が成長した後にアレが良かったと思えるだけで、子育ての真っ最中には親自身にも誰にも分からない
と思います。

②実際、全部が太陽でいられる訳が無い。

先に言ってしまうと、私は割と太陽タイプです。

私自身がその方が良いと思い込んでる節もあるし、
自分が人から指図されるの苦手なので、我が子にそうしたくないと言うのもあります。

が!
全部が太陽方式で、我が子を常にその気にできる親なんていないと思います!

いたらほんまやり方教えて欲しい…

例えば宿題一つ取っても、
好きな教科や気分がノッてる時に、上手くその気になってくれれば良いです。
褒めたり、軽いご褒美を用意する事もあります。

でも全然やってくれなかったら…
子供も人間ですから、そういう心境じゃない時だってあります。
時間や期限を決めて、やるように指示するしかありません。
それでもやってくれれば良いんですが、
ダラダラしてやらないと親子ゲンカです(笑)

③親として感じるジレンマ、ギャップ

この時、どうしても思っちゃうんですよねえ。

・どうして私は上手くやる気を引き出してやれないんだろう?
・どうして言う事を聞いてくれないんだろう?
・このままで我が子は大丈夫だろうか?

大概の親御さんは思う事じゃないですかね?
それは子供の将来を想うからこそなんですが、
正直ストレスですよねえ。
親ってほんと大変です。

さて、ここで読んでくれた方が
どこまでのストレスに耐えられるか質問です。

休み期間中、片親がずっと入院したとして。
(これ実は今のウチの事です)
子供は親が心配で、宿題が手につけられません。
あなたなら何日までしゃあないなと許せますか?
・1日?
・一週間?
・休みが終わった以降も?(やらずじまい)

…大概は休みが終わる前には、やらせないとダメと思うんじゃ無いでしょうかね?

じゃあなぜ、そう思うか?
期限、ノルマを達成出来なくなるからであり、
親はそこに強いギャップを感じるからだと思います。

さあここで、タイトルの思い込みを断捨離する時間です。
そのギャップ(上手くいかない教育法、間に合わない宿題、ルールとか)は、誰のためのものですか?
ギャップが達成出来ないと、子供の将来にどれだけ影響しますか?

上の質問で言えば、子供は宿題をやらずに怒られるかもしれません。
でもそれだけです。
それだけで子供の人生が失敗する訳も無く、
「あの時は親が死にかけて宿題どころじゃ無かった」ってエピソードになるくらいです。

大事な事は、
「〜させなきゃいけない」と思い込んでいた事が、本当にそうなのか、出来なかった後の事を想像してみる事だと思います。

すると、そこまでせんでもええかなあ
という気になってきませんか?

〆 親の心子知らず。でも親も子の結果は知らない。

子育てに悩んでいる親御さんほど、
真っ直ぐに子供に向き合ってるからだと思います。
その苦労を子は分かってくれません。
ほんと親の心子知らずですよねえ。

でも親もまた、子供がこれからどう成長してくれるか未だ知らないんです。
結果が分からないから、理想の子育てなんて
計りようがない。

だから無理に太陽みたいにいつもやる気スイッチを押せなくても、北風のように指示してもいいんです。

ただ、その時々の子供の気分もあり、どう言うと分かってくれるかは、その都度の我が子に合わせて、子供と相談するしかありません。

友人とも良く話しますが、親が教えてるつもりが、子から教えられる事もあるんだと思います。

その時、どうしても子供と衝突します。
言うこと聞いて欲しい親!
聞きたく無い子!
そこで、親も子も両方がストレスを感じてしまいます。

そんな時こそ、じゃあ出来なかったらどうなるのか?
想像して思い込みを減らしましょう。

もし、子供の将来に影響するなら踏ん張り所です。子供にも、その理由を話して分かって貰いましょう。(この時、子供の言い分も聴きましょうね)

影響しないなら、「まあいっか!」と
子供だけでなく自分も許してあげましょう。
きっと今より楽になれると信じています。

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