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鶏もも肉の味噌漬け焼き

この春くらいから、意識的に休みの日をつくるようにした。いつの間にやら30歳目前、学生時代の体力はもう無いと痛感しているからというのはもちろん、仕事を詰め込んだところで別にいいことないな…と思ったからである。

去年後半からのスケジュールを見ると、2週間働き詰め→1日休み→2週間働き詰めなんて月が平気であったりして恐ろしい気持ちになった。あれ、わたし「のんびり行き先を決める」とかでフリーやってるんじゃなかったっけ。これでは行き先を決めるも何も、その支度すらできやしない。

今月までは、意識的に週休2日。来月からは3日。とは言いつつも、内1~2日は何かしらの細々した仕事はする。少なくとも外へ出稼ぎに行く日は減らしたい。好きにお昼寝しながらできる仕事をする、これが大事。

仕事とはなぜか短期間に集中して押し寄せてくるものだ。すごい勢いで大量の締切が迫ってくる週もあれば、なーんにも無くて(なーんにも無くはないのだが)だらけ続けている週もある。ある意味では、毎日ぬるりと忙しい生活よりもメリハリがあっていいのかもしれない。

休みの日はエアコンの効いた部屋でごろごろステイホーム。こう見えてわたしは今、ちょっとだけ世界を救っている。だが、ふと見ると同居人は死にそうな顔で猛烈に仕事をしていたりして、すこし申し訳ない気持ちになる。せめてもの励ましになればと、できるだけおいしいご飯をつくる。

この前は鶏もも肉を味噌漬けにしてトースターで焼いてみた。同居人のリアクションは「うめぇ」「うまい」「おいしい」の順においしさ度合いが高いらしい。うめぇ…と言っていたので、お気に召したようである。小さくガッツポーズ。料理は褒められると伸びる。

味噌は糀がたっぷり入ったやつ。トップバリュの安い味噌から変えてみたら、これがおいしくてすごくよかった。ちょっといいやつ、と頭の隅に置きながらおいしくいただく、これがいいのだと思う。わたしのQOLはこんな小さなところから爆上がりするのだ。


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