見出し画像

フリーゲーム初心者の方におすすめしたいフリゲ一覧

#連休にやりたいゲーム
というハッシュタグを見てふと思いつきました。

フリーゲームって、どの程度知られているんだろう?

一般的にゲームと聞いて真っ先に想像されるのは恐らくSwitchやPSなどの据え置きゲームやスマホゲー厶、ちょっとゲームに詳しい人だとSteamゲームなんかじゃないでしょうか。 

それらとは違うフリーゲームとは何ぞや?と言いますと、
商業ゲームではなく、一人ないしは少数のサークルで作られた無料でプレイできるゲームのことです。
ネット上にはフリーゲーム専用のサイトがあり(色々ありますが一番有名なのはふりーむさんhttps://www.freem.ne.jp/じゃないでしょうか)
各々気になったゲームを自由にダウンロードして、無料で遊ぶことができます。
(もちろん、無料とはいえ著作権は作者様にありますので最低限ここまでのルールは守ってね、というガイドラインはちゃんと守りましょう)

そんなフリーゲーム、フリゲの良いところはなんといってもタダで遊べるところ。
フリゲの中にはまじでこれ無料で遊んで良いの?お金取れるレベルじゃない?というとんでもない大傑作もあります。
そんな大作を発掘するというのもフリーゲームの楽しいところでしょう。

そしてもう一点、これは無料である、ということと大きく関係しているのですが、
収益度外視での制作になるため、作者さんのやりたいこと、ゲームを通して伝えたい信念などがド直球で伝わってくる
という点も挙げられます。
いつの世もどうしてもお金というものが絡んでくると、やはり作者のやりたいこと<大衆受けしやすいかどうか、になってきてしまいますからね…。
(もちろん、フリゲ界隈にも流行り廃れはありますし、夏にはホラーゲーム、ハロウィンシーズンにはハロウィンをネタにしたゲームが流行るなどそういった流行はあります)

ここまで書いてきて、フリゲをやったことがない方にも少しはフリゲについて興味を持っていただけたでしょうか。

もし、少しでもやってみようかな、という気になっていただけたようでしたら。
個人的にフリゲ初心者さんにおすすめしたい!と思うゲームをご紹介したいと思います。いずれも比較的短時間(長くても2時間程度)でさっくりと遊べる作品です。
とはいえ人それぞれもちろん好き嫌い、向き不向きはあるでしょうし、あくまで個人の主観と独断と偏見でのチョイスになります。
そこのところだけご容赦下さい。
(フリーゲーム公開サイトはいくつがあるのですが、とりあえず一番知名度の高いふりーむでダウンロードできる作品、に絞ってチョイスさせていただきます)



乙女ゲームをやってみたいという方

乙女ゲームというのは、女性主人公を操作してお目当ての男性キャラと恋愛関係を成立させることを目的としたゲームです。
お目当てのキャラと交流し、選択肢で相手の好感を得やすいような方を選んだりして好感度を上げていく、というのが主な攻略方法です。
そんな乙女ゲームでオススメしたいのがこちら。

「北限のアルバ」というゲームです。
舞台は北海道の美瑛で、主人公は東京からとある事情があって親族のペンションを手伝うことになった…という冒頭から始まり、ストーリーは春夏秋冬とそれぞれの季節に合った男性キャラと交流していくことになります。
(ちなみに、春夏秋冬のストーリーは完全に独立しているため、いわゆる「浮気になるんじゃないか…」と心配する必要はありません笑)

見ていただければお分かりのようにイラストは大変可愛らしく、季節ごとに登場するお相手の男性キャラも皆それぞれ魅力的なキャラクターばかりで、北海道の名産を用いたグルメも楽しめてと日常の疲れをホッと癒やしてくれるような素敵な作品だと思います。
(現在秋の章まで公開中で、冬の章もじきに公開予定とのことで楽しみにしております)

サスペンス系ゲームをやってみたい方

気軽に楽しめるサスペンス系のゲームをやってみたいという方にはこちら。

SHOCK-Last liquorというゲームです。
この作品のなんといっても特徴的なところは、殺人事件の犯人の視点から始まるところ。
いかに警察に見つからず、完全犯罪を成し遂げるかという、いわゆる倒叙モノ(古畑任三郎とか、視聴者や読者が最初から犯人を知っているところから始まるパターンですね)の作品なんですね。

主人公はこれまでごく普通の会社員だったという設定で当然ながら犯罪に関してはドシロウトなため、プレイヤーが一生懸命頼りない(笑)主人公を導いてあげないといけません。
手強い警察を相手にいかに密室トリックを完成させるか。
そして後の事情聴取ではこちらの真意を探ろうと揺さぶりをかけてくる刑事を相手にどう振る舞うか。
日常生活を普通に送っていては絶対に味わえない、殺人を犯した犯人の必死な気持ちが味わえるゲームだと思います。
(もちろん犯罪を助長する目的で作られたゲームではなく、これは少々ネタバレになってしまうのですがラスト、主人公が完全に勝ち逃げできるということはありません。
(少々ネタバレにはなってしまいますが)どんな理由があれど人の命を奪うことは許されない、ということを最後にはしかと突きつけられるラストが待っています。)

ダークファンタジー&切ない系のゲームをやってみたい方

ダークで少し鬱屈とした、切ない系のファンタジーな世界観に浸りたいという方にはこちら。

「霧と太陽の王」というゲームです。
(ゲームのジャンルは定義しづらいのですが、強いて言えば城の中を探索することがメインなので探索ゲームでしょうか)
人類が異形の存在たちに追われ、太陽の光が失われた世界が舞台ということから全編に渡ってモノクロの世界観が特徴ですね。
イラストの美麗さは一目見ていただければお分かりかと思います。

強大な力を秘めた異形の王と、どういうわけか王の居城に迷い込んでしまった一人の少女が出会い、二人の交流から何かが生まれていく…といったストーリーです。
少し仄暗いおとぎ話のような世界観に浸りたい、という方におすすめの作品ですね。

謎解き&脱出系ゲームをやってみたい方

屋敷の中を探索していったり、謎解きや細かいギミックを楽しみたいという方にはこちら。

「真夜中の人形使い」というゲームです。
ひょんなことからとある屋敷に迷い込んでしまった少女と父親、謎の喋るぬいぐるみのマスパーの3人を屋敷から脱出させるというのが主な目的ですが、ストーリーは更に深く掘り下げられ、少女とマスパーの関係やマスパーの謎、主人公たちの背後に動くとある巨大な陰謀についても明かされていくことになります。

こちらはメディアミックス化されており、ゲームの前日譚を描いた小説が出版されるなどなかなか人気の高い作品です。
もしゲームをプレイして楽しんでいただけたようでしたら、是非とも小説も読んでいただければと思います。


以上、個人的にフリーゲーム初心者の方にオススメしたいゲームでした。
(ホラー系のゲームについては、どうやら私はかなりホラー耐性が高い人間のようで、下手に自分の基準でオススメしてしまうとその手のものが苦手な方に申し訳ないな…と思ったので今回は紹介を見送りました汗)
いずれのゲームもプレイ時間は長くても2時間程度と、時間の空いているときにさくっとプレイできるのでちょっとやってみようかな、という気分のときにプレイするのにちょうど良いと思います。

またおすすめのフリーゲームが見つかりましたら、このnoteでもまたご紹介したいと思います。
また、(ネタバレありで)ガッツリ感想を書きたいと思ったゲームに関しては感想ブログ↓に取り上げておりますので、もし宜しければブログの方にもご訪問いただければ嬉しいです。


この記事が参加している募集

連休にやりたいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?