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個性とは

頭が割れるように痛い。
本当に割れるんじゃないかと思って[頭痛 頭蓋骨 割れる]で検索してみたのだけど、今のところ頭痛で頭蓋骨が割れたという例はないようだ。安心した。
昨日書いた詩を読む限り(自己弁論)、痛みは昨日から続いている。
たぶん気圧のせい。 

パソコンの液晶画面が眩しくて見ていられないので、電車に乗りあわせた可愛い女の子をちらちら盗み見るくらいの間隔で画面を見ながら文章を書いている(約10秒に1回)。 

・・・

むっつりなのであまり公言しないけど、可愛い女の子が好きだ。でも可愛い男の子も等しく好きだ。最近、若いカップルがディズニーリゾートではしゃいでいる写真を見るのが好きになった。10代のころは何の感情も湧かなかったのに「あら可愛いわねぇ」と心の底から思うようになった。堪らない気持ちになる。

いま、おじさんとおばさんの中間にいる。 

・・・ 

文章での一人称は「わたし」を使っている。少し前までは「私」だった。もっと前は「僕」か「ぼく」だった。正直、どれもしっくりはきていない。 

スガシカオさんは歌詞を書くときは一貫して「ぼく」を使っている(たまに「おれ」)。なので「ぼく」と書くと脳裏にスガシカオさんの色々な曲が浮かぶ。 

「ぼくの家は13階」
「ぼくの母親でさえ」
「ぼくの涙はいつか」 

ずっと昔に書いた「月とアパート」と「パスワード」いう曲は「ぼく」を使っている。

この当時は真面目にスガシカオさんのようなSSWになりたいと思って、自分の少ない抽斗の中からスガシカオさんが書きそうなテーマだけを選んで歌詞にしていた。結果、見事な"劣化版"スガシカオが出来上がった。 

"劣化版"としてはなかなかうまく書けている。わたしはなかなか模倣が上手だ。個性とは? 

歌も模倣から始まった。
人生で最初に買ったCDは河村隆一さんの「LOVE」というアルバムなのだけど、犬の散歩をしながら真似して毎日歌っていた。なかなか上手かったと思う。 

専門学校に入学したころは堂本剛さんの歌い方を模倣していたが、入学したわずか数日後に先生から「君は堂本剛のそっくりさんになりたくて学校にきたの?」と言われて腰砕けになった。 

そうだった…おれは堂本剛じゃない…(人生で2回目の同じミス) 

・・・ 

自分の個性とは…?と考えるには年を取りすぎているのだけど、わりと真剣に悩んでいる。 

◯◯◯な詩を書いています。
◯◯◯なエッセイを書いています。

と迷わず言える人は強いと思う。
強いて言うならば、吹けば消えてしまうようなものがいいのだけど。それがどういう意味を持つのか自分でもよく分かっていない。


#エッセイ  #一人称 #大人になったものだ #スガシカオ

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