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視点の自由研究No.107「視点_思考で行動を変えるより、行動で思考を変える。」

広告業は兎角アイデア勝負。考えることから始まるとも言える業種かもしれません。コンサルやコーチングなど広告業に近しい仕事をする方もいますが、思考を変えることで行動へと移すという流れかなと感じています。

今回はそうした思考が先か?行動が先か?のお話です。

「行動が先」

ここは広告業らしく、まずは結論から言ってみましょう。自身の経験を踏まえると「行動が先」が優先です。

これは、ここ最近の経験に基づく教訓で得たこと。今年仲間が増えたこともあり営業への向き合い方を変えていくことを意識していました。まさに思考を変えていくという流れ。新たに人が加わることで人流が変わり、新たな仕事への展開を目論む。文章で書くとかっこいいですが、ほぼ他力本願です。自身の行動を変えるというよりは、新たなメンバーへの期待でした。

ここに無理ゲーがあります。自身がやるわけではないですし、こちらの思惑をしっかりと理解するには仲間になるメンバーの思惑とも相違がある。最初の意思統一の時間を如何に有効に使うか?今になって改めて感じていることです。

「行動を変える」

そうした経験を経ることで、今は新メンバーに期待していたことを自身の行動を変えるという視点で行っています。具体的には、もう一度、お客様をはじめ、多くの人たちに会っていくという行動。

幸いにもコロナが5類になり、人に会うということへのハードルは下がりました。人に会う中で新たな方との巡り合わせもおきます。そこから新しい人流の流れを生むこともできる。

新メンバーへの期待は、実は自分ができることだったのです。ここは自戒も込めていますが、人への期待は、実は自分への期待でもあります。人を頼り、仕事を任せていくことはプロデュースの仕事上、よくわかります。が、よくよく紐解いていくとそれは、自身のキャパを超えていたり、専門性が高い箇所をお願いしていたことだったと今痛感しています。

「まずはやってみる」

自己啓発との向き合い方でも書かせて頂きましたが、自分の行動を変えるのはかなり億劫ですが、確実性があります。

人への期待値もそのまま自分に向けられる。さらに期待値に見合う行動をとることで、当然ながら結果も出てくる。結果もついてくるなら、自分の行動を常に保つこともできる。行動が伴うから、そこから派生する思考も変わる。

「思考で行動を変えるより、行動で思考を変える」

ことは実は、最も簡単で、最も効率的なことだったのだと思います。
もし皆さんの中でいいお話や自分を変えてみたいという気持ちが湧き上がったなら、まずはやってみることをおすすめしたいと思います。


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