見出し画像

【健康寿命激変】腸活でわんこの一生が変わるって知ってた?


腸活って聞いたことありますか?



食事や運動などで腸内環境をよくすることで、


老化の予防や睡眠の改善、肥満やメンタル改善ができるなど、

健康寿命を延ばすために多くの現代人が意識をしている活動です。

実はこの腸活、

わんちゃんや猫ちゃんにとっても健康寿命を延ばすために


非常に重要なんです。


先日Instagramでフォロワー様8400人を対象に行ったアンケートでは


腸活に気を使っている方が67%


腸活は知っているが実際に何をしたらいいのかわからないという方が33%でした。



今回は


★腸内環境を整えるメリット3選

★健康寿命を延ばす腸内環境と免疫の関係性について

★腸内環境を整えるために今日からできること


について、愛犬家の皆さんにわかりやすく


解説していきます!!



ごあいさつ



愛犬ごはん研究所をお読みいただき誠にありがとうございます🌟

愛犬ごはん研究所 所長のりゅうです。

動物看護師としての資格と経験をもとにドッグフードメーカーで

わんちゃん、猫ちゃんの栄養相談をしています。

愛犬ごはん研究所では

「大好きな愛犬にずっと健康でいてほしい」

という想いのもと

愛犬の健康寿命にフォーカスした
愛犬家さんにとって役立つ知識を紹介していきます。



わんこの腸内環境を整えるメリット3選



★免疫が高まり病気や老化を予防できる

★下痢や便秘などの不調が改善される

★太りにくいカラダができる



腸内環境の健康とは腸内細菌のバランスを保つこと



腸活はカンタンに言うと


食事や運動によって腸の中にいる3種類の菌のバランスを整えることで
カラダの栄養の巡りを良くしていく


というものです


腸内にはさまざまな細菌がいてそれぞれの役割を持っています。


大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3つの種類



善、悪の文字を使ってますがどちらも体には必要な菌です。


単に善玉菌が多ければ良いというわけではなく


健康のためには善玉菌が元気で悪玉菌が増えすぎないようにすることが大事なんです


これにより


太りづらく、病気に強く、不調の起きづらい体をつくることができます


どうですか?


この時点で


腸内環境すげー!


って感じですよね!


今回はこの中の「病気の予防ができる」



という部分について深堀していきます。




腸内環境と免疫の関係性



免疫とは


免疫とは

ウイルスや細菌などが体内に入っていた時

それらの異物を排除して体を守ったり


細胞の突然変異で癌になることを予防してくれる働き、システムのことを指します


「そんなん知っとるわ!!」


って聞こえてきそうですが


ではこの免疫って体の中のナニが作用してるか


聞いたことはありますか?



免疫のために働くのは


免疫細胞 : マクロファージ、顆粒球、リンパ球

免疫物資 : インターフェロン

という細胞たちです。



免疫細胞の70%は腸内細菌が作り出す


そして実はこの免疫細胞の70%は腸内細菌が作っているんです

要するに


腸内細菌を増やして腸内環境を整えることで


免疫力が高まり、ウイルスや細菌を退治する力が高まります


さらに

適切に免疫を上げていくことで


アレルギーなどの免疫暴走を食い止めることも可能になるんです

「アレルギー症状に悩んでいる」

というわんちゃんにとって

腸内環境を意識した食事って

とっっても大切なんです


免疫をつかさどるパイエル板


腸管の粘膜にある「腸関連リンパ組織(GALT)」

と呼ばれる腸特有のリンパ組織が腸管の免疫を担っています。


その中でも大腸に近い小腸の一部の回腸にある


「パイエル板」が毒素などの情報を収集し

免疫システムに指示を出します

免疫機能が正常に働いていると、

病原菌を無害化するので、病気になることを予防できるんです。


腸の中にある免疫細胞などの働きによって


病原菌が退治されているわけですが


これらの免疫組織を活性化しているのが腸内細菌で、


多くの種類の腸内細菌がまさに「束になって」闘い、外敵から身を守っているんです。


腸内環境が悪化すると免疫は低下する


では逆に腸内環境をを整えずに悪化させてしまったらどうでしょう?

腸内細菌の数が減ったりバランスが崩れたりすると

腸内で腐敗して発生した毒素や発ガン性物資の排出が滞り

臓器にダメージを及ぼしたり

いろいろな病気の原因を作ってしまいます。


また、腸内環境が悪化してしまうと、

パイエル板の機能が停滞してしまうため


免疫力が低下し病気に罹りやすい体質になってしまうのです。


腸内環境が乱れる原因


腸内環境が乱れる原因は以下の通り

人もわんちゃんも猫ちゃんも

そのほとんどが食習慣やストレスが原因で腸内環境が乱れ

病気や体調不良になってしまうんです

①消化不良

②ストレス

③ウイルス、細菌

腸内環境を整えるために今日からできるアクション



ここまでいかに腸内環境が健康に重要であるかをお伝えしてきましたが

愛犬家のあなたが知りたいのは

じゃあ、腸内環境を整えるのにはどうしたら良いの??


ってことですよね!


わんちゃんの腸内環境を整える方法はいくつかありますが

ストレスのない生活が基本です

適度に運動したり、遊んだりすることでストレスが発散して腸内環境の悪化を防ぐことができます

あまり散歩に行かないわんちゃんたちも無理のない範囲で少しだけ

お外に出て気分転換するだけでもかなり違いが出ます。


腸内環境を整える菌ケア


腸内環境を整えるには

普段の食事が一番大切です。

ではどういった食事を心がけるのが良いのでしょうか


それは「菌を取り入れる」ことです。

一般的に「プロバイオティクス」と呼ばれる考え方で



乳酸菌やビフィズス菌など、体外から生きた菌を取り入れることで

体内に住む菌に良い影響を与えることができます。

ヒトと同様に、犬・猫も個体によって菌バランスは異なります。


いくら菌のエサとなる栄養を与えても、そもそも菌の量や多様性に富んでいないと効果も半減してしまいます。

具体的な取り入れ方としては
ヨーグルトや納豆や、乳酸菌サプリメントなどがおすすめです。

「そんな食材も与えて大丈夫なの?」と驚かれる方も多いですが、

基本的にヒトの腸活で思い浮かぶものは、

愛犬・愛猫にとっても良い食材であることが多いので、家族全員で菌ケアができます。


愛犬・愛猫の好みに合わせて、一口サイズであげてみてください。

ただし一つ注意点としては、ヒトが食べるときのような、

味の濃い調味料は与えないようにしましょう。


ヨーグルトはプレーン味を、納豆はタレなどをかけないままで。


このような「素材そのまま」の食べ方が大切です。


ヨーグルトをあげても大丈夫?



わんちゃんにヨーグルトは上げてOKです!


ただし、ヨーグルトの食べすぎは良くありませんし、体質的に不向きな場合もあります。


犬は牛乳に含まれる乳糖を分解できないので、下痢や消化不良を起こしてしまいます。

しかし、ヨーグルトは作られる発酵過程で乳糖が分解されるので、

犬も安心して食べられます。

ヨーグルトには

たんぱく質やカルシウム、ビタミンA、B、Dなどが含まれ、

どれも犬に与えたい栄養素ばかりです。



体重別の分量


★ 超小型犬(体重4kg未満)

約6g(小さじ1杯分程度)

★ 小型犬(体重10kg以下)

約16g(小さじ1~2杯分程度)

★ 中型犬(体重25kg未満)

約41g(小さじ4~5杯分程度)

★ 大型犬(体重25kg以上)

約41g以上(小さじ5杯分以上)


※上記の量はおおよその目安であり、実際の体格や運動量などによって異なります

ヨーグルトが健康に良いからと言っても、

人と同様に過剰摂取は犬の体に良くありません。犬が一度に大量のヨーグルトを食べると下痢をしてしまうことがあるため注意が必要です。
また、ヨーグルトは牛乳からできているため、乳脂肪の取りすぎによって肥満になる可能性もあります。
やはりヨーグルトはおやつのひとつとしてとらえ、ドッグフードをベースとして、ヨーグルトは一日の必要摂取カロリーの10%程度に抑えておくようにしましょう。



納豆


納豆はもともと人にとって健康価値の高い食品として食べられており、

また、犬にとって危険となる成分は含まれていないことから、

安心して愛犬に食べさせられます。

納豆には犬の健康に有益な栄養素がたっぷり含まれています。

主に「たんぱく質」「ビタミン」「食物繊維」「ミネラル」のほか、

ポリフェノールの一種である「大豆イソフラボン」や「大豆サポニン」など、

原料となる大豆に栄養が豊富に詰まっています。

また、大豆が納豆菌により発酵し、作り出される成分としては、

血液凝固や骨代謝にかかわる「ビタミンK2」、

血糖値の上昇を抑える効果がある「ポリグルタミン酸」、

血栓の主成分に直接働きかけて溶解する「ナットウキナーゼ」があります。


体重別分量


★ 超小型犬(体重4kg未満)

3~5g程度、小さじ1杯程度

★ 小型犬(体重10kg以下)

16g程度まで、大さじ1杯程度

★ 中型犬(体重25kg未満)

27g程度まで、1/2パック程度

★ 大型犬(体重25kg以上)

27g~45g程度、1パック程度

上記の量はおおよその目安であり、実際の体格や運動量などによって異なります。


おわりに


今日が一番若い日


最後まで読んでいただき誠にありがとうございます🍀


今回は腸内環境がわんちゃんの健康寿命に超重要!!

というお話でした。


いかがでしたか??


わんちゃんも人間も今日が一番若い日です。


何かを始めるのに遅すぎるなんてことはありません


今日から行動して


幸せな愛犬ライフを送っていきましょう!!


サポートのお願い



現在フードメーカーや動物病院で培った

わんこの健康のためのノウハウを無料で公開しております

これからも有料級の情報をお届けしていきますので


是非少しでもサポートしてくれたら嬉しいです🙇

ノートの下部にある

「クリエイターをサポート」をクリックすると、

100円、500円、自由に金額を設定することができます。

金額を設定する時に、「メッセージを添える」

の欄がありますので空欄でもいいですし

よければ感想や質問などをいただけると嬉しいです☺️

どうぞよろしくお願いします‼️‼️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?