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プロから作詞作曲を学び、高校生による高校生のための応援ソングを作る!

先日、大阪の府立高校で、高校生向けの応援ソングを自作しようとしている生徒たちから相談を受け、プロのアーティストから助言を受ける機会をセッティングしました。

(ご協力:アソビネクスト-りみみらいらさん)

生徒たちなりに自分たちの考えてきたことをぶつけつつ、今回は特に作詞について、プロからの視点で詳しく学びました。

・特に近年の歌は短い時間での「サビ消費」が増えているので、サビの中だけでも起承転結があることが重要
・歌は小説とは違ってメロディーがあるので、文字数やことばの音感を考えることで「詩を歌に変える」ことが大切

りみみらいらさんからいただいた助言の一部要約です

今回のテーマは作詞作曲ではありましたが、歌というのは「限られた制約の中で誰かにメッセージを伝えること」と考えると、あらゆる創作活動に通じる大切な考え方を子どもたちは学べたのではと筆者は思っています。

また、高校生と年の近い立場でありながら自身の「好き」をキャリアにしているりみみらいらさんからのお話は、探究学習に収まらず自身のキャリアを考える上で生徒たちにとって大変刺激になったようです。

以下では、生徒からの感想を一部紹介します。

「作詞や作曲の方法はわかりやすく、人によってそれぞれとおっしゃっていたので他の方法も気になった。進路に関してやりたいことをやるべきという言葉を実際に実現している方からいただけてすごく勇気になった
やりたいことと出来ることは違うとどこか諦めてしまっている部分があったけれど、考え直そうと思う。また、高校生の自分たちがこのような機会を頂けたことは、積極的に行動すればいろいろな可能性が広がることがわかってこれからの何かを始める一歩を踏み出す勇気と自信になった。新しいことをたくさん知れて楽しかった。」

「作詞は感覚やそのときの気持ちで作るものだと思っていたけど、文字数や言葉の使い方などいろいろな技法が使われていることを知ってとても学びになった。
また、将来のことを伺った時に、自分の好きなことを仕事にできるといいとおっしゃっていたのを聞いて、何の仕事につくかとても迷っていたので、とてもいいアドバイスを頂けたと感謝すると同時に、普段では関わることのない人からのお話を聞けて自分の視野が広がったと思いました。」


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