見出し画像

vol.150/ 雨と頭痛と、日曜日

この4月、やたら体調が優れない。
前半は大丈夫だったのに、半ばに差し掛かって来た頃からよく眠れない日が続いたり、頭痛にも悩むようになり、終いには胃まで痛み出した。そして昨夜もうまく眠れないパターンの夜で、今日は1日頭が痛いしやる気も出ない。

あー折角の日曜日なのに。

私は元々頭痛持ちな方ではなかった。だから頭痛薬も飲んだことが無かったくらい。なのにいつからか頭痛が起きるようになった、天気が悪くなる前に。


それまで意識していなかったのだが、ある時気がついた。私の頭痛は雨が降る前だとか、台風が来る前に起こっていると。実はその前兆として耳の異変に気がついた。耳が山登りをしている時のような裏返る感じ、あるいは詰まった感じになってしまう。こういう時は大抵この後頭が痛くなる。そして天気が悪くなるのだ。


自分の推測なんて大抵あやふやで、だからって病院へ行くこともなく過ごして来てしまったが、この症状が出て数年過ぎたある日、本屋で気象病、天気痛という文字を目にして全てが繋がった感覚があった。

もしかしたらこれかもしれない、
私の症状…!

だからって解決するわけではもちろんないのだが、原因不明だったものが解明されただけでもどこか救われた感覚になるものだ。(その後も病院へは行っていないが)それから気象病や天気痛といったワードを調べてみたら同じように悩んでいる、いた方々のなんと多いことか。そしてどうやらこの気象病、天気痛には自律神経が関係しているらしい。ふむふむなるほど、確かにそれは一理ありすぎる、思い当たりすぎる。



私のウィークポイントは昔から耳と喉。風邪の引き始めは大抵耳が詰まり、そして喉が痛くなる。疲れていたり寝不足の時も同様、そして仕事がぶっ詰まった後も、人間関係で悩みに悩んだ後も、要するにストレス過多な時も、だ。特に耳は天気が悪くなる前にも詰まったりこもったりする訳だから、かなり敏感なのだろう。私自身、こうやって文字にしたから気付けたようなもので、それまではそこまで深く追求しようともしていなかったっけ、少し反省した。“自分と向き合う”と言うことは“こう言うこと”を指すのに。



話がやや大きくなるが、
自分を知っている人はやはり強い。
(飛躍しすぎ!?)



こういう小さな自分の体の症状一つにしても、ちゃんと理解しているかいないか、あるいは気にもしていないかで大きくその人の人生が全く変わってきてしまうような気がするのだ。

自分の機嫌は自分でとる、
とはまさに言い得て妙。

自分と向き合うとは、何も内省ばかりしていればわかるってものでもなく、良いという訳でもない。まず自分を俯瞰すること、そして高い位置から自分を観察して癖に気がつくことだったり、あるいは一定のパターンを察知することでもあるのだ。こういった小さな気づきの積み重ねで自分の機嫌は自分でとれるようになり、そしてその先にある自信ってやつが待っているんだろうとも思うから。



だから私は天気痛と戦いながらも、(まだこれら症状と調和できるほど出来た人間にはなれていない)ウィークポイントである耳をグルグル回し、自分をケアしてあげるんだ、今日から。ちょっとお疲れ気味だったよねーと自分自身に声をかけながら。



それでは皆様の1週間が
愛で溢れたものでありますように…♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?