家族みんながトーストを食べるようになってから大活躍だったトースターの天板から、錆びた欠片のようなものがボロボロ落ちてくるようになった。近所のリサイクルショップで新品同様なのを購入。どれも十年選手の家電たちから脱落者が出始めた。

　この日まで家庭訪問期間の短縮授業。娘は帰宅後すぐに友だちの家へ。息子は宿題後おやつを食べて、やはり公園。雨上がりでの滑り台の乾き具合が気になるものの、とにかく公園という場に居たいという感じか。先客は少ないが、少し年上の男女と何となく遊び始める息子。アリがズボンについて悲鳴をあげている女の子からアリを取り除いてあげていた。「虫怖くないの？」と聞かれ「ダンゴムシとアリとテントウムシとチョウチョは怖くないよ」と答える息子。ハチやムカデは怖いらしい。

　鞄から水筒を取り出していると階段の上から「やっほー」とカナちゃん登場。そこから帰る時間までずっと遊ぶ。蚊が増えてきたので、息子、カナちゃん、弟君の周囲をタオルではたいて虫を追い払いながら。縄跳びをするとカナちゃんは交差飛びもできる。地面に漢数字も書く。息子は時々友成空「鬼ノ宴」を口ずさむ。結局人影は増えなかったので、広い公園を贅沢に使う。二人で向かい合ってジャンプし合ってどちらが高いか競争していた。

　帰宅後久しぶりに息子とチェンソーマンごっこをする。「パパは『コン』の人が銃の悪魔に操られてる役やって（要約）」とのことなので、「デンジ、雪合戦しようぜ」と名場面を再現しようとしてみる。アキは雪合戦のつもりで実際は銃撃戦となっている。デンジはアキを正気に戻そうとする。トイレは流さない主義のパワーの残していたうんこの臭いにより、アキは記憶を取り戻す。原作と違う流れになる。

　　高島俊男「中国の大盗賊・完全版」を読み終える。
　　伊坂幸太郎「死神の精度」がKindle Unlimited入りしていたので読み始める。