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耳鳴り潰し27

 昨日の続きのノリで、朝家事をしながら友成空「鬼ノ宴」をリピートして歌う。子どもらも好きな曲のためか苦情なし。続いて踊ってばかりの国「光の中に」に移行。

 この日は朝一で頭が痛かった。天気が悪い日なら低気圧の影響で、と分かるのだが、この日は晴天である。起床直後に痛み止めを服用。昼前に公園に行く前にも念のため。

 紐でこめかみのあたりを縛られているイメージの、締め付け頭痛の場合はあまり痛み止めは効果がない。こちらは常態となっているのでむしろ痛みという認識もない。

「昼前からお腹が減るまで」の公園第1ラウンドは、知った顔とも会えず消化不良気味の息子。当然のように夕方第2ラウンド。すると、
・同じ幼稚園だった一つ下の女の子
・隣のクラスの女の子
・同じクラスの男の子とその友だち
・上記とは別の同じクラスの男の子とその妹さん(先日妹さん&ママさんとは遊んだ)
 と出会う。

 それぞれとそれぞれの遊び方をしていた。鬼ごっこが始まっても私は全力では走れないので参加せず(走れないわけではないが、その後に響く)。息子は隙あらば「鬼ノ宴」を歌い出すので私も一緒に歌う。「この歌二番目に好きかも」という。「一番は?」「ブリンバンバン」とのこと。

 先日も会った同じクラスの男の子とその妹さんのママさんに「この間カナちゃんと遊んでいた時、『けんちゃん今日こないのかな』って言ってましたよ」と言われる。水曜日はデイ・サービスなので公園に行かなかった日のことだ。愛だなあ、と思う。

 私たちの帰宅予定時間の15分前にカナちゃん登場。私に頻繁に時刻を訊ねる息子が「あと〇分遊べる」と一生懸命計算をしている。

 帰り道「最後にカナちゃんと会えてよかったね」と話しかけると、
「会えんかったら、『……』やった」と、言葉にならない言葉でカナちゃんに会えなかった際の寂しさを表していた。あれだけいろんな子と会えていたのに。愛だなあ、と思う。

 踊ってばかりの国「光の中に」を繰り返し聴きながら書いているこの文章、最後の最後で、歌詞の中に「耳鳴り」が入っていたことに今更気が付く。

 マヒトゥ・ザ・ピーポー「ひかりぼっち」読了。素晴らしかった。

坂口恭平「現実脱出論」を読み始める。



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