chatGPTとは高度なAI技術によって、人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスです。2022年11月に公開されるや、無料で利用できる革新的なサービスとしてたちまち注目を集め、生成した文章の見事さや人間味のある回答がSNSなどで大きな話題となりました。
　試しに、今回このAI技術でどのぐらいの精度の文章が作れるのか、三題話の書き方を作成してみました。文章は全てAIによるものです。章タイトルを作り、AIに質問して解答させたものを並べています。ほぼ間違ったことは書かれていないのがすごいところですが、個性はありません。
　2022年３月時点のAIのお手並み・力量を楽しむものとして記録に残しておきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　週刊ドリームライブラリ編集部

三題話創作術　by chatGPT

１、三題話とはなにか
　三題話とは、与えられた3つの単語を使って面白い物語を創作する遊びの一種です。この遊びは、クリエイティブな発想力を鍛えるためにも良い練習法であり、また、物語を作る楽しさを体験できることから、小説家や脚本家などの創作活動にも役立つことがあります。

２、三題話の歴史
　三題話の起源は明確ではありませんが、日本では昔話や落語などの口承文化の一環として、三題噺という形式があります。また、英語圏では「Three Word Story」のように、似たような遊びが存在しています。
　現代でも、創作のトレーニングや、アイデアの発想法として、三題話が活用されることがあります。

３、総論：三題話の書き方のコツ
　三題話を書く際のコツは以下のようなものがあります。
・与えられた単語をできるだけ自由に解釈すること
・ストーリーに起承転結を持たせること
・登場人物に感情や目的を与えること
・余韻を残すような終わり方をすること

　三題話をつくるうえで、よく使われる単語としては、動物や色、季節、食べ物、感情などが挙げられます。ただし、与えられた単語をできるだけ自由に解釈することで、オリジナリティのあるストーリーを創作することができます。
　創作の際には、起承転結を意識し、物語の展開をつなぎ合わせることが重要です。登場人物には感情や目的を与え、読者が物語に共感しやすくすることも大切です。また、終わり方にも工夫をすることで、読者に印象的なストーリーを提供することができます。
　効果的な書き出しとしては、読者の興味を引き付けるような状況設定や、登場人物の印象的な描写、オチに繋がる伏線を仕込むことが挙げられます。また、タイトルにも工夫をすることで、読者の興味を引き付けることができます。

４、効果的な書き出しとは？
　効果的な書き出しとは、読者の興味を引き付けることができるものです。例えば、どこか不思議な世界観を描写したり、登場人物の内面に謎めいた部分があることを示唆することで、読者を物語に引き込むことができます。
　短編小説において効果的な書き出しには、以下のような具体例があります。
●突然の事件や出来事を描写する
　物語が始まった直後に、突然の出来事や事件を描写することで、読者の興味を引きます。例えば、「今日、彼女が失踪した」といったように、読者が物語に引き込まれる出来事を書き出すことが効果的です。
●登場人物の心理状態を描写する
　登場人物の心理状態を描写することで、読者の興味を引くことができます。例えば、「私は彼女の死を知ったとき、心の底から悲しみに包まれた」といったように、登場人物の内面を描写することが効果的です。
●物語の背景や状況を描写する
　物語の背景や状況を描写することで、読者の興味を引くことができます。例えば、「あの日、雨が降り続いていた。私は一人、古いカフェに入った」といったように、物語の背景や状況を描写することが効果的です。
●引用や諺を使う
　引用や諺を使うことで、物語のテーマや雰囲気を表現することができます。例えば、「天は人の上に人を作らず」といった諺を使うことで、読者にテーマや物語の雰囲気を伝えることができます。
●物語の主題を示す
　物語の主題を示すことで、読者の興味を引くことができます。例えば、「彼女がある日突然現れたことで、私の人生が変わった」といったように、物語の主題を示すことが効果的です。

　以上のように、効果的な書き出しには、物語の始まりに突然の事件を描写する、登場人物の心理状態を描写する、物語の背景や状況を描写する、引用や諺を使う、物語の主題を示す、などの方法があります。しかし、いずれの方法も、読者の興味を引くことが重要です。

５、印象的なオチとは？
　印象的なオチとは、読者に衝撃や感動を与えるものです。例えば、予想外の展開や、物語の中で示唆されていたものが最後に明かされることで、読者に強い印象を残すことができます。
　三題話の結末には、さまざまなパターンがありますが、以下にいくつか例を挙げてみます。
●意外性のあるオチ：物語の終わりに、予想外の展開を用意することで、読者に強い印象を与えることができます。例えば、怖い話の中で、最後にオチが明るくユーモラスなものだったり、普通の話の中で、最後に衝撃的な展開が待ち受けていたりすることがあります。
●周回線的な結末：物語の最後に、最初の場面に戻ってくるような構成を取ることで、物語の一体感を高め、読者に余韻を残すことができます。
読者へのメッセージ性：物語の終わりに、読者に対して何かしらのメッセージを残すことで、強い印象を与えることができます。例えば、物語の中で描かれた登場人物の成長や、物語の中で表現された価値観などを、読者に示唆するような結末があります。
●不完全な結末：物語の終わりに、すべての疑問が解決されなかったり、読者に解釈の余地を残すような終わり方をすることで、読者に深い印象を与えることができます。

　以上のように、三題話の結末は様々なパターンがありますが、物語の内容に応じて、読者に強い印象を与えるような終わり方を考えることが重要です。

６、どんでん返しとは
　短編小説において、どんでん返しとは物語の終盤において、予想外の展開が起こり、読者に驚きや衝撃を与えるような展開を指します。以下にいくつかの具体例を挙げます。
●「羊をめぐる冒険」（原題：The Adventure of the Speckled Band）- アーサー・コナン・ドイル
物語の結末で、謎を解き明かすために主人公が考え付いた方法が、読者にとって予想外のものであることがどんでん返しの要素となっています。
●「ある夜の出来事」（原題：An Occurrence at Owl Creek Bridge）- アンブローズ・ビアス
主人公が処刑される直前、彼が見た幻覚が、実際には主人公の死体が描かれた光景であったことがどんでん返しとして描かれています。
●「花嫁の父」（原題：The Father of the Bride）- フランシス・スコット・フィッツジェラルド
物語の中盤で、主人公が娘の結婚式の準備を進めていく中で、自分自身が年を取ったことに気付き、自分の人生に対する見方が変わる展開が描かれています。

　これらの例のように、どんでん返しは、読者に驚きや衝撃を与える展開であり、予想外の要素を含んだものが効果的とされています。

６、よいタイトルのつけ方
　よいタイトルは、物語の内容を端的に表現するものであることが望ましいです。また、読者の好奇心を刺激するような印象的な言葉を使うことで、興味を引き付けることができます。
　短い小説に効果的なタイトルには、以下のようなものがあります。
●シンプルで興味を引くタイトル：例えば、「春の嵐」「猫の目」「赤い靴」など、シンプルで印象的なタイトルは、読者の興味を引くことができます。
●謎めいたタイトル：例えば、「消えた女」「見知らぬ部屋」「黒い森」など、物語の内容を暗示する謎めいたタイトルは、読者に興味や疑問を抱かせることができます。
●意外性のあるタイトル：例えば、「犬の誕生日プレゼント」「赤い帽子の少女」など、意外性のあるタイトルは、読者の好奇心を刺激することができます。
●想像力をかきたてるタイトル：例えば、「月の裏側」「未来の世界」「夢の国」など、想像力をかきたてるタイトルは、読者に物語の世界観を思い描かせることができます。
問いかけのあるタイトル：例えば、「どこへ行くの？」「何を見ていたの？」など、問いかけのあるタイトルは、読者に疑問を投げかけ、物語に引き込むことができます。

　以上のように、短い小説に効果的なタイトルは、シンプルで興味を引くものから、謎めいたもの、意外性のあるもの、想像力をかきたてるもの、問いかけのあるものなど、さまざまなタイプがあります。しかし、いずれのタイトルも、物語の内容を正確に伝え、読者に興味を持たせることが重要です。

７、まとめ
●アイデアを考える
三つの単語を基に、物語のアイデアを考えます。これは、三つの単語がそれぞれどのような役割を持つのかを考え、そのストーリーを作り出すことです。
●ストーリーを構成する
アイデアを基に、物語のストーリーを構成します。最初に、物語の冒頭を決め、それに続くストーリーを展開していきます。ストーリーには、登場人物、設定、展開、緊張感、どんでん返しなどが含まれます。
●効果的な書き出しを考える
物語の冒頭は非常に重要で、読者を引き込むために効果的な書き出しを考えます。例えば、驚きや興味を引く情報を提示する、緊張感を高めるなどの方法があります。
●どんでん返しを用意する
物語の終盤にどんでん返しが必要です。読者に驚きや衝撃を与えるような予想外の展開を考え、ストーリーに盛り込みます。
●タイトルをつける
物語の内容を端的に表現するタイトルをつけます。タイトルは、読者の興味を引くためにも重要です。

　以上が、三題話を書くための基本的な手順となります。しかし、これらの手順はあくまでもガイドラインであり、自由にアレンジしてよいです。最も重要なのは、読者を引き込むストーリーを作り上げることです。

＜DL編集部によるあとがき＞
　いかがでしたでしょうか？　
　タイトル以外、本文には一言も人間の手を入れておりません。AI恐るべしと思いますか、それとも、そうでもないなと思いましたでしょうか^^:
　ちなみにどんでん返し小説の例とあげられているものは、実在のタイトルや作者名をつぎはいで、創作している模様です。なにへの配慮なのかは不明です^^:
　AI技術は、ますます発展していくでしょう。クリエーターにとって、人間にとって、有益なものとなるのか脅威となるのか。今後とも、話題になること必至です。

＜CM＞
週刊ドリームライブラリ『三題話の大研究2023冬春編』
DL作家が３つの単語を使って面白い創作に挑みます。
https://note.com/dreamlibrary/m/m509eef50d638