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「心臓が大きい」と言われました




健診で胸のレントゲンを撮影することがありますね。レントゲンで、「心臓が大きい」と言われた経験がある方はいませんでしょうか?心配で受診される方もいますよね。

心臓が大きいというのは、胸部レントゲンでみた際に

心臓と胸郭の、横幅の比率が大きい

(心胸郭比が大きい)

ことを指します。

具体的には、図にあるように心臓の横幅を胸郭の横幅で割り、50%をこえていれば心拡大、50%以下を正常とします。普通は45%前後であることが多いです。

50%を超えているからといって必ずしも心臓が悪いとは限りませんが、指標の一つにはなりますね。

注意として、肥満の方は心臓が脂肪によって押し上げられやや横向きになるため、参考値程度にしかならないことがあります。

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