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#019 マネジメントの本質1〜イノベーション

大切なことはすべてドラッカーから学んだ
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オープニングトーク

中野:大切なことはすべてドラッカーから学んだ。
ということで、始まりました。
はい、こんにちは。中野秀俊です。

小澤:こんにちは、小澤悠二です。

中野:この番組は公認会計士、税理士でありながら企業に対して組織論のコンサルもしてしまうドラッカー大好きおじさんの小澤悠二と、弁護士であり会社も経営しているにもかかわらずドラッカー素人おじさんの中野秀俊がドラッカーの言葉をヒントに経営組織論などをテーマに語り合う番組です。

小澤:よろしくお願いいたします。

「マネジメント」の8分類と重要な2つこと

中野:はい、ということで19回目というところなんですけど。
前回まで組織について長々と、ダラダラと、与太話も交えながらやってきましたが。

小澤:そうですね。

中野:いったん、組織については一区切りというか?

小澤:そうですね。このままぬるっとしたビジョンを続けても仕方ないのでね。話を続けてもしょうがないので。

中野:笑 ぬるっとしたダラダラした話をですね。ちょっと1回、区切ろうかなと思ってですね。じゃあ、次はどうします?何の話をしましょうか?

小澤:マネジメントを体系的に少し説明していこうかなっていうことですね。

中野:分かりました。マネジメント。
前回もありましたね、マネジメントの話、はい。

小澤:えぇ、そうですね。マネジメントっていうのは、ドラッカーはマネジメントっていうのを8個に分類してるんですよ。

中野:多いな、8個。8個、多いなぁ。

小澤:8個やったっけな?

中野:いや、分かんないです。

小澤:8個の目標ですね。

中野:おぉ。

小澤:8個の目標を作ってて、その中の両輪、2つが絶対大切だって言ってるのがマーケティングとイノベーション

中野:あぁ、聞いたことある。マーケティング、イノベーション。

小澤:うん。
ちょっと今日はイノベーションについて語ってみようと思います。

イノベーション=技術革新?

中野:はい。

小澤:そうですね。どうですか?
イノベーションのざくっとしたイメージ教えてください。

中野:何かすげぇめっちゃ新しいものを作る。

小澤:ですね。

中野:はい。

小澤:えぇ。エジソンですよね。

中野:だって技術革新ですよ、日本語訳すると。

小澤:そうですよね。

中野:レボリューションってね、はい。

小澤:そうですね。先生、わざと間違えてくれてますね。笑
わざとらしい。

中野:笑 でもそういうイメージありますよね。
だってイノベーション、技術革新っていうと、それはそれはすごいものを。
空飛ぶ車とか、そういうものをやっぱりイメージしますよね。

小澤:タイムマシンですよね。

中野:うん、うん

小澤:もうそれぐらいに僕も思ってたんですよ。

中野:うん、うん。

小澤:発明王に俺はなる。

中野:笑 俺はなる。

小澤:エジソンさんですよね。

中野:あぁ、はい、はい、はい。

小澤:えぇ。
そういうふうになるって思ったんですけど、これダメだって言ってるんですよ。ドラッカーは僕らが子どもとか生まれる前ぐらいに、もう。

中野:あぁ、その新しいものを作るみたいな考え方がってこと?

小澤:うん、ダメ言うて。イノベーションの大切な要素を7個並べてるんですよ、ドラッカー先生は。

中野:また7個。そこで7個、なるほど。

小澤:8個の目標のうち、1個はイノベーションでイノベーションを7個並べてるんですよ。

中野:笑 マズいなぁ。ドラッカー先生、すごいなぁ。イノベーションが…えっと、イノベーションが7個あるわけですよね?

小澤:
イノベーションが7個、マネジメントは8個。
体系的に考えるとそういうことですね。

中野:なるほど、なるほど。はい。

小澤:その発明王に俺はなるっていうのは7番目なんですよ。

中野:おぉー、下ですね。1番下?

小澤:えぇ。もうみんながイメージしちゃうから、わざわざとってつけたようなもので。これいらんって言ってるぐらいのレベルなんですね。
なので、6個なんですよ、現実的には。

中野:うーん。

小澤:これドラッカーの言葉があって、「天才的なひらめきをあてにする経営者は、ひらめきのように消えていった」っていう。

中野:なるほどぉ。

小澤:「私は40年、起業家と仕事をしてきた。天才的なひらめきをあてにする経営者は、ひらめきのように消えていった。」

中野:なるほどぉ。

小澤:えぇ。生き残る人、ジョブズだけとか。もう本当に僕たちが知ってるような名前の人以外はみんなダメだった…ってことはないか。
そこまで極端ではないですね。。

中野:うん、うん。

Amazonのビジネスってできない?

小澤:まぁ、十分に成功されてる人もいますけど、ビル・ゲイツやジョブスさんとかになりたいとかっていうことではないですよね。簡単にいうと、Amazonさんのビジネスってできないですか?って話ですよね。

中野:うん、うん、うん。

小澤:できますよね、Amazonのビジネスって。先生、どう思います?
Appleの真似はできなくても、Amazonの真似はできそうじゃないですか?

中野:そうですよね。そういうと、例えばFacebookなんかもそうじゃないですか。いわゆるSNSって先発のものがあって、Facebookって別に新しい発明でも何でもなくて。
元々あったものを改良しておっきくなったというか。Amazonも小売店をそのECとかの技術的な点であってっていうところなので、それは本当おっしゃる通りですよね。

小澤:そうなんです。
なので、イノベーションって日本でいう改善と似てるんですよね。

中野:改善、はい。

小澤:えぇ。TOYOTAが世界に誇る言葉ですよね。カイゼン

中野:はい。

小澤:大切な順にいうと、まず、気づくポイント。
予期せぬものに気づいてくださいってことです。

中野:予期せぬものに気づく、はい。

小澤:えぇ。
えっ?っていう成功。
えっ?っていう失敗。

えっ?っていうものに気づいてくれっていうことですね。

中野:うん。

小澤:僕のところにも予期せぬお願いとかあるんですよね。

中野:はい。

小澤:「こんなことできませんか?」っていう。

中野:うん、うん、うん、うん。

小澤:あと、予期してないお客さん

中野:うん。

小澤:えっ?って。「あなたから仕事を受けるようなことやってなかったけども」っていうようなものを大切にしてくださいってドラッカーは言いますね。
それって相手はニーズを感じてるわけですよね。
あとひらめきだったり。ひらめきっていうか、そこに気づいてないだけでそれだけのものがあったってことなんですよね。
何かそれが当たり前に予期してないだけで、本当はそういうふうになるべくしてなってるわけですよ。それに気づいてくださいってことですよね。

中野:うん、うん。

小澤:それが改善や新しいビジネスにつながっていきますっていうことですね。

中野:うーん。

小澤:うーん。予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ要望、予期せぬお客様、そんなところですね。こういうのに気づいてくださいっていうことですね。

中野:うーん。

イノベーション2番目は、ギャップ

小澤:2番目がギャップって言ってますね。

中野:ギャップ?

小澤:えぇ。お客さんたちとか、生活している人たちが欲しいものと自社が提供しているサービスとの差を把握してくださいっていう。

中野:うん、うん。

小澤:こんなもの欲しがってるのに、うちはこんなものを売ってるってことに気づいてくださいってことですね。分析してください。

中野:うん。

イノベーション3番目は、ニーズ

小澤:次は、当たり前ですけどニーズですね。

中野:ニーズ、はい。

小澤:求めてないものを作らないでください

中野:うん。まぁ、そりゃそうですよね。

小澤:えぇ。これが3つ目。

中野:うん。

イノベーション4番目は、産業構造の変化

小澤:4つ目が、こっからはあんまりもう、ちょっと大きくなってくるんですけど。時間的にも長い時間をかけるものになるんですけど、産業構造の変化ってありますね?

中野:うん、うん、うん。

小澤:コロナ禍で起きましたよね。
こうやって今Zoomで録音してますけど、コロナ前はあんまりZoomってまだそんなに使ってなかったこともあったり。色々起きる、そういった時代の構造の変化を掴んでくださいっていうことです。

中野:うん、なるほど。

イノベーション5番目は、人口

小澤:えぇ。5番目が人口を考えてください

中野:うん。

小澤:例えば、日本だったらアフリカとは同じビジネスはできないですよね。

中野:うん。

小澤:日本って子どもが少なくて高齢者が多い。
そこにもチャンスあるんですよ。

中野:うん、うん。

イノベーション6番目は、意識の変化

小澤:まぁ、あと意識の変化ですよね。6番目。

中野:うん。

小澤:僕らが大切に思うもの。何か急にみんなジムに行き始めたよとか。

中野:うん。

小澤:そういうものを掴みとってください。これが6個ですね。

中野:なるほど。

小澤:えぇ。これを常に考えていなさいってことですよね。

中野:うーん、なるほどね。

小澤:だからマネジメントって言ってるわけですからね、ドラッカー先生は。イノベーションは勝手に起きないわけですからね。

中野:うーん。

小澤:イノベーションを起こすことはマネジメントなんですよ。

中野:うーん。

小澤:まぁ、日々の改善ですよね。
だから大切なことって思ってますけどね。

中野:何か確かにその6つを聞くと、いやそんなに…。
いや、もちろんハードル高いしあれなんですけど、ただできないことはないなと思いますよね。

小澤:そうなんですよ。できないことはないことを言ってるんですよね。

中野:うん。だから日々のディープだったり、注意深く観察したりとか、こういうポイントで見るっていうふうにすれば、僕みたいな凡人でもできそうだっていうのはありますよね。

小澤:いや、そんなぁー。謙遜されないでください。
もう100万年に1人の天才ですからね。

中野:笑 そうですね。

小澤:天才からすると発明でいけちゃうのかもしれないですけど。
そこの後ろに木生えてますもんね。

中野:笑

小澤:家に木を生やすなんてイノベーションですよね。笑

中野:ラジオなんで分からんちゅうに。

小澤:笑 そうなんです。例えば国が何を求めてるんだって普通にネットで見れますもんね。こんなことに国が力を入れていきたいよっていうのって国、発表してますよね。

中野:うん、うん、うん、うん、うん。

小澤:それ、国がそういう方向にもっていこうとしている。
そこに乗っかろうとかっていうのでも別にいいんですよね。

中野:なるほど、なるほど。

小澤:えぇ。それが産業構造の変化っていうんですかね。

中野:うーん、そうですね。何か僕の知り合いで、その白書とか読んで、そこにお金が集まるっていうのでビジネスしてるって人もいますしね。

小澤:そうなんですよ。そういうのをしっかりと掴む。
「本業に忙しくてそんなもの見れないよ」って言ってるんじゃ、それってダメなんですよね。マネジメントに入ってるんで。

中野:うーん。

小澤:ドラッカー先生の理屈の中で話しますよ。

中野:なるほど、なるほど。
だからこのマネジメントの中のイノベーションに必要な7つ。
まぁ、実質6つみたいな?

小澤:うん。

中野:のご紹介というところで。
これをちょっとどんどん深掘りして組みたいな感じですかね?次回以降。

小澤:そうですね。これ深掘りするか、体系的に他のところもパッと話すかはちょっと…。今日の収録はこれで終わりということなんで、1週間、2週間考えてみますね。

中野:あぁ、分かりました。了解ですというところで、じゃあ。
いいですね、イノベーション。皆さんも人生にイノベーションを起こしてみませんか?というといころで。

小澤:えっ?

中野:笑

小澤:それでいいですか?

中野:ダメ?終わり、ダメ?これ。
ものすごい今ちょっと、人生にイノベーションをみたいな。

小澤:分かりました。人生にイノベーションを起こしていきましょう!

中野:起こしていきましょう。
ということで、皆さん、ありがとうございました。

小澤:ありがとうございました。

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