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個性と表現と物語と

あんたにもなにか好きなものがあるかい?

俺みたいなオッサンでも結構な偏りをもった好きってのがある。
ガンダムとかヤマトとか宇宙とか進撃の巨人とか。
なんつーんだ?
きっとメランコリックって言葉に集約されるんだろうな。

でありながらも、今は家族とSPY FAMILYを楽しんでいるってのがあるから、一概にそう言うものばっかりに傾倒しているわけでもないんだよな。きっと。

で、ふと思う。
俺の好きって感情は誰かのためのエンタメになりえているんだろうか?

今回は自分の好きって感情について考えてみる回だ。

ちっと、自らの好みって偏りを眺めてみようぜ。

好きなものをストレートに表現する魅力

今回、この「好き」って感情について考えてみようって思ったきっかけのnoteがある。

れーたんさんの身近な幸せについて書いてもらったこの記事を読んでみたわけよ。

Snowmanからの下弦の月(ギリ違う)への好きコンボが描かれている。

このさ。
めっちゃくちゃ他人の中にはあると思えるはずもない「好き」のつながりが表現されている文章を読んでみてだよ。
「あ、あるのかもしれない」って言う感覚。
わかる?

いや、ぶっちゃけよ?
Snowmanと月ってつながりを普通の生活の中で感じることないじゃん。

明らかに作り込まれたエンタメであるSnowmanと明らかにヒトが生物として誕生する前から存在し続けている月につながりを感じるって感覚。

その感覚そのものが個性じゃん。

この個性に若干のジェラシーを感じちまうオッサンがここにいるわけよ。

くっそう。俺の個性はこんなもんじゃないぜ!とかよくわからない戦いを挑みたくなるわけだ。

自分の好きをオモロイと思ってもらえること

まあ、とは言えだ。
俺のnoteも捨てたもんじゃないはずだ。
いや、良いじゃんか。自分で自分を褒めないと前に進めないもんな。

でね。
改めて自分が書いてきたnoteを読み返してみるわけよ。

この投稿とかは、そもそもアクセスが集まらなかった投稿ではあるんだけれどさ。
ワリカシ俺の個性ってのが出ていると思ったりするんだよね。

いや、どんだけSEOへたっぴなのよって話かもしれないけれどさ。

内容的にはドラゴンボールというコンテンツと俺たちの日々の仕事ってのを結びつけるような話を書いている。

何?そんなん結びつくかって?
まあ、読んでみてよ。手前味噌だけれど。

れーたんさんの投稿の魅力を考えてみる

とか、自分の過去記事を取り上げてみたけれど、あらためてれーたんさんの今回紹介したnoteのどこに俺が魅力を感じたのかって話だよな。

きっとだよ。
れーたんさんという存在を感じる事ができる日々の「行動」が散りばめられていたからってことなんじゃないか?

れーたんさんのSnowmanからの月への情景の移行に伴う一つのアイテムが有る。

タバコだ。

モニターの中にあるきらびやかなSnowmanという存在から、タバコという現実を挟んでベランダから眺める月の姿。

な?
ちっとエモくね?

俺自身はタバコは吸わないんだけれど、タバコを吸うという行為にベランダに出るという行為の必然性が伴っているんだよな。

モニターでSnowmanを見る。
タバコを吸う。
ベランダで夜空を見上げる。

その全てが個別の現実としてあり得る状況でありながら、それらのつながりなんてものを俺たちは物語として想像することもない。

でも、それはつながった。
れーたんさんという存在を介在して物語は結実した。

ならさ。
俺たちはその紡がれた物語をどうすれば良いんだ?

楽しむしか無いじゃんか。

モニターの先にあるエンタメと、れーたんさんのタバコを吸うという日常と、その眼の前にあった夜空という世界とがつながるって物語をだ。

虚構と現実と自分をつなぐ物語をだ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは俺たちの周りにある出来事をどうやって物語として伝えていけば良いんだろうな?

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