結果が出た後で「だから言ったじゃん」みたいな批判だけはしないようにしたい、と常々思っている。「だから言ったじゃん」と言ったところで、何も生まれないし、もし何かを過去に言って、それで結果的にその相手を変えることができずに自分が思い描いていた結果になったのだとしたら、それをちゃんと伝えきれなかった自分の実力不足を反省すべきで、「だから言ったじゃん」などと他人に責任を押し付けている場合ではないからだ。

もちろん、反省は大事、ふりかえりも大事。ただ、それをやるのは、「未来に何かを活かせないか」という視点を持って、感情的になり過ぎることなく冷静に過去の出来事をふりかえるようにしたいと思っている。

けれど、どれだけ過去を振り返ったところで、未来の全てを予測できるわけではない。だから、未来に対する最大の備えというのは、「『未来を完全に予測できることなどあり得ない』ということを肝に銘じること」なのではないかと思っているのです。

#エッセイ  #ポエム #思想 #哲学 #のようなもの